本日は土曜日ですが、興味深い記事が出ていました。

 

ヘッジファンドがいくら仕掛けても「日本国債売り」が失敗する理由

むしろ怖いのは円安放置の後の反動円高

 

タイトルが2つに分かれているように、記事の内容も2つに分かれています。

自分が注目したのは後半のむしろ怖いのは円安放置の後の反動円高

https://gendai.media/articles/-/99611?page=8以降です。

 

1998年、アジア通貨危機と重なった日本の銀行不良債権危機の前後

1ドル147円台まで円安→1ドル111円台まで円高

2008年、リーマンショックの前後

1ドル124円台まで円安→1ドル80円台まで円高

という過去から極端な円安に振れた後の急激な円高への戻りに警戒すべきとしています。

具体的には

現在のドル金利の引き上げは、遅かれ早かれ米国の景気後退をもたらすと考えられ

その場合には再びドル金利は引き下げられ

円売り持高の巻き戻しによる円高への揺れ戻しが起こるだろう

としています。

 

同様な見解は7月のプロの予測と現実:本日2本目でも紹介していますが、その後の展開は

2023年に利上げから利下げに転じるシナリオがより強く意識されれば

という条件が満たされず現在もなお円安が続いています。

 

ドルが利下げに転じれば円安は是正される、もしくは、急激な円高になる

ということは誰もが予測していることだと思いますが、問題は

ドルが利下げに転じるのは具体的にいつか?

これが今のところ見通しがつかないことでしょう。

換言すれば、いつまで海外取引を控えるようにすべきか?、これを知りたいのです!