今年も昨年2025年までの地金価格推移をレポートします。
徳力本店が2月2日に更新した資料に基づきグラフや表を作成しました。
参考:https://www.tokuriki-kanda.co.jp/goldetc/market/past.php
金地金売値(円/g)の各年における最大値・平均値・最小値

銀地金売値(円/g)の各年における最大値・平均値・最小値

プラチナ地金売値(円/g)の各年における最大値・平均値・最小値

2025年で特筆すべきは金・銀・プラチナいずれも国内最高値を更新したこと
金は2022~2024年に続き4年連続
プラチナは2008年から17年ぶり
参照:プラチナ地金価格1g8000円突破&最高値更新!
銀に至っては1980年から45年ぶりの最高値更新です。
参照:銀地金価格の最高値、海外と国内・45年ぶりに国内銀地金価格が最高値を更新
特に12月、あまりにも最高値更新が続くため
参照:金1g2万5000円突破!プラチナ1g1万3000円突破!銀1g400円突破!
最高値更新のみならず切りの良い価格を突破した時にレポート作成としました。
平均値を2025年、2024年、2018年購入価格で比較し上昇率を計算すると
金が最も大きいのですが
最大値を2025年、2024年、2018年購入価格で比較し上昇率を計算すると
銀が最も大きく
2025年と2024年の比較ではプラチナさえ金を超えています。
これは12月の急騰が金よりも銀・プラチナの方が顕著だったためですが
1月を基準とした各月平均値の上昇率を見ると12月の急騰がよく分かります。
金・銀・プラチナ
一方、銀・プラチナの価格は5月まで停滞していたため
平均値を押し下げ最大値~平均値の幅がかなり大きくなりました。
金・銀・プラチナの総量は最新の情報によると:人類が採掘したゴールドの総量
28万トン:227万トン:8万トン≒3.5:28:1
銀が圧倒的に多いため、もはや、銀は貴金属ではないという意見もあります。
銀は硫黄などと反応しやすく色調変化により輝きを失うため個人的な好みにも合いません。
参照:銀地金のトーン 2018→2022→2024
ゆえに、購入した銀地金を売却したいという衝動に駆られていましたが
2025年にこんなにも高騰するとは・・・売却せずに本当に良かったと思っています。
逆に、プラチナは圧倒的に少ないにもかかわらず評価が低い状況が続いています。
歴史的にプラチナは金や銀と異なり一般的な流通貨幣の素材にならなかったこともあり
未だ資産として認知が低いと言え今後に期待です。
最後に、地金を購入した2018年から2025年にかけて物価の上昇率を
2019年から2025年の消費者物価指数を掛け算することで推測すると
1.00x1.00x1.00x1.02x1.06x1.08x1.12≒1.31倍。
参照:https://ecodb.net/exec/trans_country.php?d=PCPI&c1=JP
2018年から2025年にかけて地金価格の上昇率は上記のごとく
金3.70倍・銀3.04倍・プラチナ2.08倍、いずれも物価の上昇率を超えています。
2018年から資産保全を始めて本当に良かったと先見の明を妻に自慢するようになりました。
次回は、いよいよ、かねてから予告していた「資産保全に最も有用な地金は何か?」です。