ゴミ問題のビジネスチャンス(別の技術の転用2)
ゴミ問題について、
転用できるもうひとつの別の技術を説明します。
それは、熱融解です。
ゴミは、元々一つの製品でして、まさにいろいろな物質の
組み合わせで構成されています。
例えば、病院の注射針は、針の部分と、プラスチックの部分を
分けずにそのまま捨てられます。
分ける作業で、注射針が自分の手に刺さったら感染しますから。
さて、不燃物を例にあげると、
まず、ゴミを小さくするために、まず分解、粉砕します。
そこから、磁石などで、鉄分とプラスチックにわけ、
それらをそれぞれ熱融解しましょう。
その熱の温度で溶ける(液体化する)ものと、液体化しないものが
あるはずなので、そこから、液体化しなかったものを取り出せます。
それらを温度差で何度も繰り返し、物質を極力分けていきましょう。
なお、最終的に埋め立てるものは、冷やして固形化して
持って行かなければならないので、所定の大きさで固形化して
トラックに入れればいいでしょう。
熱融解は、すべてを燃やし尽くしす(化学反応させる)ほどの
超高温の火力熱ではなく、物質の融点の差で分離させるだけの
ものでいいので、太陽エネルギーなどの自然エネルギー発電
でできると思います。
また、融点の差で、ものを溶かす際に、煙がでますので
その中間処理場内は、防護服を着るか、
もしくは、ロボットに作業をさせるべきです(人が吸ったら危険です)。
また、溶かしたゴミを冷やすのは、水が一番です。
ちなみに、水はものを溶かす性質もあるので、
各処理ででた煙を溶かして吸収することもできます。
このようにして、融解したゴミならば、埋め立て地に埋めた後
将来掘り起こした際に、資源として、再利用できるかもしれません。
少なくとも、注射針をそのまま埋めるよりかは自然に帰ると思います。
このように、埋め立て地→資源(採集)地→また埋め立て地 と
していけば、埋め立て地の無限拡大を防げるかもしれません。
すごい自分勝手な妄想ですが、そうできるなら
世界中でかなりのビジネスチャンスがあります。
次回は、そのビジネスチャンスと市場規模を説明します。
ゴミ問題のビジネスチャンス(別の技術の転用1)
ゴミ問題のビジネスチャンスを説明する前に
別の技術を転用できることを前提で書きます。
(これは、自分勝手な妄想ですが、実現できると思っています)
では、別の技術とは、
CO2を液体化して地中に埋める技術です。
排出権取引で有名なのはCO2ですが、実はCO2以外に
5種類ほど温暖化の原因となる有害物質も対象となっています。
(CO2の排出量が圧倒的に多く、他の有害物質は一般家庭では
あまり関係ないため、あまり知られていませんが・・)
ゴミの中間処理では燃焼させて煙も出しますので、
その煙を液体化して地中に埋められればベストです。
ここで、石炭を燃やした火力発電所では、
そのCO2を液体化して地中に埋める技術を使うときに
1つ大きな問題があります。
その問題は、地盤の陥没が起こる可能性です。
ゴミの中間処理に関しては、その液体化した有害物資は
ゴミの埋め立て地(最終処理場)に埋めればいいでしょう。
理由は、埋め立て地は元々強度不足により、
高い建物は建てられないからです。
さらに理想としては、埋め立て地にその有害物質も液体化して
埋め続けていけば、その埋め立て地は遠い将来ですが
ゴミ→資源になるかもしれません。
鉄や希少価値の金属は、地中深く長年地盤の圧力がかかって
その地層が出来ると言われていますので、どんどん圧力をかけて、
ゴミ→資源としてまたいつか掘り起こしましょう。
埋め立て地は高いビルを建てられないので、森林にしておけばよく
いつか掘り起こすときも掘り起こし易いでしょう。
このためには、もう少し埋め立てるべき物質の純度をあげたり
そのためにリサイクル化や、いろいろな物資を混在した
ゴミを分解する技術も必要ですが、それは今後も追っていくでしょう。
次回も引き続き、別の技術の転用を紹介します(自分の妄想ですが・・)。
ゴミ問題のビジネスチャンス(日本の現状)
日本に限らず、先進国では
経済発展に伴い、ゴミも増加してきました。
昔は、ゴミは、
可燃物は、燃やして、その燃え残りは埋め立ていて
不燃物は、そのまま埋め立てていました。
最近ですが、リサイクルにより、ゴミとせずに
再利用できるものは極力再利用しようという動きがあります。
これにより、年々埋め立てる量が増えてきたところ
最近、埋め立てる量が減少傾向にあります(朗報です)。
しかし、埋め立てる量を完全にゼロにしない限り
埋め立て地(最終処理場といいます)にも限りがあります。
産業廃棄物は、あと7年分しかスペースがないようです。
一般廃棄物は、15.5年しかスペースがないようです。
※産業廃棄物=工場、建設現場、農業施設から出るもの
※一般廃棄物=家庭、飲食店、オフィッスから出るもの です。
出したゴミのうち、ゴミの容積を小さくしたり、
なるべく再利用できるものを採取しようというのを、まとめて
中間処理といいます。
例をあげると、不燃物ゴミを粉々に粉砕して、磁石で金属を
採取したり、可燃物ゴミを圧縮して固形燃料としたりします。
これからも中間処理をどんどん効率化していき、
どうしても最終的に埋め立て地に埋めなければならないものだけ
埋めてしまって、その埋め立て地を有効利用できればOKではないか
という意見もありますが、その埋め立て地には土地の強度不足により
高層ビルは建てられないようです。
では、問題をまとめます。
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【ゴミ問題の問題点】
(1)埋め立て地とする土地に限りがある。
(2)ゴミを燃やす際に燃料が必要であり、CO2も出る。
(3)世の中の資源を地中に埋めてしまい消費してしまう。
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これらの問題を解決することで、大きなビジネスチャンスが生まれます。
それでは、次回からこれらのビジネスチャンスを説明していきます。
排出権取引のビジネスチャンス(参入が決まる業界に注目)
森林吸収が排出権取引に仮に認められたとしても
すぐには結果が出ません。
なぜなら、木はすぐには育たないからです。
ただ、今から行動すれば、5年後、10年後に大きく
CO2吸収に貢献できます。
では、すぐ結果が出るCO2を出さないエネルギーの利用ですが、
みなさんもご存じのとおり太陽光発電や風力発電があります。
ここで、電気を供給するために
その土地に合わせた発電方法を簡単に書きます。
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【毎日太陽が照らし続ける砂漠 (中東やアフリカなど)】
→太陽熱発電(鏡で光を集め、その熱で発電する方法)
【膨大に広い草原 (インドや中国など)】
→風力発電(ただし回りにビルがない場合)
【ビルが建ち並ぶ大都市 (東京やニューヨークなど)】
→部分的にまばらに設置した太陽光発電
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ただ、24時間電気を安定して供給するには
やはり、今のところ、火力発電は欠かせません。
太陽熱発電以外は、安定して電力を供給できないため、
火力発電とコラボで、風力発電や太陽光発電(や水力発電)が
生かされます。では、そのコラボに必要な技術は、ご存じのとおり
電力の供給を制御するスマートグリッドです。
オバマ大統領も力を入れている
このスマートグリッドがなければ火力発電+自然エネルギーの
コラボはできませんが、技術自体はもうできているので、
後は、法制度や人を動かすだけです。
しかし、ご存じのとおり、個人が購入するには
太陽光パネルはまだまだ高いので、法人から進めましょう。
CO2の排出の上限を設けられる業界は年々増えていきます。
最初は、電力やセメントなどのエネルギー・鉄鋼業界でしたが、
次回は航空・船舶の運輸業界です。
つまり、新しく上限を設けられた業界(法人)に
太陽光パネルの整備を営業した方が効率がよく、
将来的に個人にも展開できていくでしょう。
新しく追加(参入)が決まる業界はチェックしていきましょう。
スマートグリッドと太陽光パネルだけでも市場規模は
50兆円くらいあると言われています。
<終わりに>
2008年の金融危機前では、
EUで排出権取引がうまくいきませんでした。
しかし、今回は、金融危機によって全業界で大不況になり、
皆、環境ビジネスに期待しています。
また、政権も自民党から民主党に代わりました。
今度こそ、散ることのない希望の花であって欲しいと願います。