あまのじゃく とめじろう 247~249
ようやく倉敷の香川栄松と出会いましたが、その栄松は、留次郎に頼みがある様で・・・前話からの続きです。倉敷で留次郎は10局以上の棋譜を残しており、その対戦相手は栄松と今回の有城政四郎です。本シリーズでは、この二人について描いて行きます。追悼・加藤一二三先生去る1月22日、加藤一二三先生が御帰天なされました。私は小さい頃から将棋が好きでしたので加藤先生のご活躍は昔から知っておりましたが、現在の将棋に関心の無い方にも「ひふみん」の愛称でご存知の方も多く居られます。現在の棋界の覇者、藤井聡太 竜王・名人の加藤先生とのデビュー戦は、将棋の歴史において不滅の出来事として残る事は間違いありませんが、それは名人経験者である加藤先生が最下位のC2クラスまでプロ棋士として在籍されていた事が一因となっています。これまで名人経験者となれば、C2クラスまで落ち、しかもそのクラスでも落とされて引退の引導を渡されるまでの事態を、名誉を重んじてその前に自らの決断で引退されるのがこれまでの歴史です。しかし、加藤先生はNHKの特集番組『加藤一二三という男、ありけり』で次の言葉を残されています。普通に考えたら、笑われると思いますよ。だけども、神様がお考えになっていることの先回りをするという考えは全くありません。私は最後の一息まで、自分のすべきことをすべきと思っています。敬虔なクリスチャンでもあった加藤先生は、世間体よりも『己が生命の目的』をブレる事無く、神に祈り、そして邁進し、それを全うされた様に思えます。加藤先生との藤井聡太さんのデビュー戦のYouTubeがありましたので掲載しておきます。加藤先生は、NHK杯将棋トーナメントを7回も優勝されていますが、そのルール(現在では1分単位の考慮時間。詳細は略。)について、ご認識がどの程度まであったのか疑惑が持たれています。・・・もし、ルールを完全にご理解されずに優勝されていたのでしたら・・・それは真の天才(世のルールを超越した才能)と思っています。いずれにせよ、先生のご活躍で本当に楽しませて頂きました。ありがとうございました。作品リストはこちらから!にほんブログ村