四宮金吾との初戦の激闘を制した留次郎。ニコニコ

続く2局目の開始です!

 

 

 

将棋金吾のプライドが現れた一戦?将棋

第一局目で、金吾が編み出した鳥刺し戦法に対して、9筋端攻めから逆襲して勝利した留次郎でしたが、本局では9筋の香車を落としている為、その時の同じ対策は使えません。

 

前局の参考図(本局では赤枠の香車が無い。)

 

で、あれば金吾は前と同じ鳥刺し戦法を使えば良いと思うのですが、金吾はそうはせずに相掛かりの戦いを挑みます。

 

私はこの姿勢に、金吾のプライドを感じました!びっくり

 

①本局では、相中すまいの相掛かりとなります。

 

②金吾は飛車交換を挑み、留次郎がそれに応じて互いに飛車の打ち合いになります!

 

③先着した留次郎の攻めに対して、受けを選択した金吾ですが・・・

 

 

 

 

④留次郎の攻めがその受けを弾き飛ばします!

 

⑤金吾の受けに使った香車も攻められる駒になってしまいます!びっくり

 

⑥これが金吾の投了局面です!ウインク

 

 

 

 

 

 

本後年の金吾の評価につて本

 

後年、留次郎が将棋棋士の番付を発行した時、四宮金吾の名前が載っています。

(赤枠内、とめじろうの名前は青枠内)

 

(「天野宗歩がもっと好きになる本」より)

 

金吾の番付は前頭となっていますが、それは以前に対戦して留次郎を負かした事のある、久米可六や米村利兵衛と大差の無い序列であることから、いかに留次郎が金吾の事を評価したかがわかります。ウインク

 

四宮金吾は、その生涯で「無段」を通したと伝えられています。

 

 

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