あまのじゃく とめじろう 253~256
若菜と約したとおり、留次郎は再び倉敷を訪れます。約1年後の再戦!1年前には2局とも惨敗してしまった政史郎ですが、留次郎と再び戦う事になります。手合いは留次郎の左香落としです。①留次郎は左香落で良く指される振り飛車、政四郎は居飛車の戦型です。②政四郎は香車の守りが無い1筋からの制圧に成功しますが、留次郎は9筋からの反攻に出ます。③政四郎の玉を右側では飛車と歩が、左側はこの香車打ちで囲い込む情勢です・・・④この香車を相手にせず、この桂馬打ちで一機の逆転に賭けます!⑤その後、政四郎は窮地から逃げおせ、留次郎の玉も入玉を図りますが・・。十一手詰みとなっています!この対局は、どうなるのか・・・。続きます!国立公文書館に行って来ました!(その2)前回に続き、江戸時代の大変貴重な棋書をご紹介します!将軍 徳川家治 献上棋書徳川家治は将軍自ら将棋愛好家であった事は有名で、将軍に献上する棋書も大変豪華な棋書が数多くあった様です。(関連作品)今回はその中で以下の2冊を紹介致します。将棋作物 著者: 二代 伊藤宗看(いとう そうかん) 将棋界の家元である伊藤家の当主であり、実力制・世襲制を通じて最強と謳われた「名人」の一人です。 成立時期: 享保年間(1716年〜1736年) 通称: 『将棋無双(しょうぎむそう)』 現在では一般的に『将棋無双』という名で知られていますが、献上時の正式な外題が『将棋作物』でした。 江戸時代の歴代家元(大橋家・伊藤家)は、名人に就任する際や重要な節目に、自らの技術の粋を集めた「詰将棋百題」を幕府に献上する慣習がありました。これを「献上図式(けんじょうずしき)」と呼びます。『将棋作物(無双)』は、この献上図式の中でも、後に「図式の絶唱」と称えられるほど完成度が高いものとして知られています。御撰象棊攻格江戸幕府第10代将軍・徳川家治が天明年間(1781-89)に著したとされている百局の詰将棋作品集です。公家風の淡白で素朴な作風と評されています。何れも当時の写本との事ですが、金泥の美しさが今にも感じる事が出来、江戸時代のこの時代における将棋の隆盛を感じる事ができました。将棋ですので、時代を超えて内容がそのまま理解できる事も大変嬉しかったです。この機会を与えて頂いた歴史将棋愛好家の皆様に御礼申しあげます!作品リストはこちらから!にほんブログ村