Netflixで配信中の「火垂るの墓」を見ましたよ。
野坂昭如さん原作の、このアニメ映画。
有名だから、知ってる人も多いでしょう。
スタジオジブリが作っています。
「火垂るの墓」も見たことないなんて、恥ずかしいよ、
という連れの言葉に、確かにその通りだなと、
夏のうちに見ようと思いました。
まだ、一応夏ってことで
!。
(この記事9月12日に書いてます。)
小説は未読、戦争がテーマで、小さな女の子と少年が出てくる、
ぐらいしか知りませんでした。
タイトル画を見たことがあるぐらいだったので。
さて、見終わって、しばらく言葉が出なかった。
戦争をテーマにした映画はたくさんありますが、
ここには派手なドンパチや、
ドラマティックな感動シーンなどは、
ほぼありません。
涙の別れもありません。
ただ、死はそこらじゅうにある。
そして、主人公達を取り巻く人間の、
ずるく、悪く、嫌らしいこと。
戦争になるとこんなになるんですよ。
コレが、この映画を作った側の、
メッセージであるように思うのです。
戦争で両親を失った兄妹が、戦争中と戦後を、
ただ生き抜くという映画です。
生き抜く中で、身を寄せた親戚の家庭に、
疫病神扱いされて、そこを飛び出し、
横穴に住み着いて、食べ物がなくなり、
盗みをしながら食べ繋ぐ。
確かにあるのは、兄の妹への愛情と、
純粋な妹の存在だけ。
戦争はこういうものだ、という野坂昭如と、
脚本・監督の高畑勲の考えが、
そこには反映されていると、思います。
だから見終わっても、感動の涙はない。
ただ沈黙あるのみなのです。
なんの罪もないのに、日常が蝕まれ、死に至る。
戦争は、やっぱり絶対ダメだよ。
蛍を見て、キレイだねと喜ぶ兄妹が、
ただただ切なく哀れで、なんとも言えない気持ちになります。
戦争はダメだよ。
そう心底思った今日という日でした。
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