こんばんは。ゆうづるです。
直流機のEF66 27号機と並んで「国宝級?」の交直流機EF81 303号機。
今年3月に全検を通し、恐らく九州で最後まで残るEF81になりそうな予感です。
(EF66 27号機はどうなるのでしょうか…こちらも全検を通せばよいなぁと思っていますが。)
そんな303号機ですが、新製当時は関門トンネル区間でブルートレインや一部の客車列車・荷物列車の運用に限定されていました。
その後EF30の代替で貨物列車も牽引することとなり、重連総括制御ができるように1986年に改造されました。
以来現在まで活躍しているのは皆さんご承知の通りです。
昔の写真でもスキャンしようかと思い立ち、いろいろ物色していたら改造前の原型303号機の写真が出てきましたので現在の姿と共にご紹介します。
改造前 1981年9月 門司機関区にて(許可を得て撮影)
改造後 2021年5月 鹿児島にて
前面:スカート左側のジャンパ栓増設・連結器左にブレーキコック1個増設・九州型ヘッドマーク取付座増設
側面:改造銘板取付(下記写真参照ください)・運転台落し窓点検口増設・JR化に伴いJRマークおよび運転台下にJR貨物所属銘板取付
などが外観上の変化かと思います。
ちなみに区名票と製造銘板の塗色が赤2号→赤13号に変更されています。いつ頃変更されたかは不明ですが平成の最初の頃はまだ赤2号でした。
かなりマニアックな記事になりすみません…
それではまた。