9月最初のアトリエでは
「夏のおもいで」をテーマに
子どもたちが絵を描きました。
写真は年中~年長さんの作品です。
「おもいで」をテーマにするとき、
いつも話すのは5W1Hです。
- いつ?
- どこで?
- だれが?
- なにを?
- なぜ?
- どのように?
ただ夏休み明けの恒例行事として
「おもいで」を描かせているのではなく、
小さいときから順序だてて
「ふりかえる」
そこから作文を書くとなると、
ハードルが高いですが、
頭の中で少し「ふりかえる」だけなので
園児さんでも簡単です。
あとは、絵を描きながら
イメージが膨らんでいきます。
今回、海を先にぬってしまったので、
「人は描くところがないよ」というので
別の紙に描いて、切って貼った子も。
絵は正解やゴールが決まっている訳ではなく、
- まちがえちゃった
- しっぱいしちゃった
と思っても、手をとめなければ、
何かしらうまいこと乗り越えるすべが
どこかにあります。
こんな方法はどうかな
こんなやり方もできるよ
あきらめなければ、失敗なんてない
失敗は成功のもとだね!
小さいうちから、子どもたちが自分なりの
落としどころをみつけるお手伝いをしています。
こちらは、花火の絵です。
花火をたくさん描くよりも、
「夜の色」に、ものすごいこだわりをもって、
気に入るまで色混ぜを繰り返しました。
家族で旅行した絵を描いた子も。
札幌の時計台は写真を持ってきて
見ながら描いていました。
飛行機に乗ったこと、
飛行場でみた働く車、
感動や興奮をふりかえって
一つの画面にまとめました。
年少さんくらいだと現実と空想の世界を
行ったり来たりするのが普通ですが、
年長さんになると時間のとらえ方も
成長が見られますね。
こちらは、友だちと川で遊んだこと。
「すっごくたのしかった!」そうです。
楽しい気持ちが、お花やハートになって
絵に表れているのがなんとも素敵です!
それぞれに楽しく充実した
夏休みを過ごしたようでなによりです。
絵で「ふりかえる」力も身に着けられます。
「ふりかえり」で身に付く力については
こちらの投稿もぜひご覧ください。
幼児の「ふりかえり」習慣については
こちらの投稿もぜひご覧ください。
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
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