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その場合は自立課題学習でなく先生との学習ですね

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



※ある特別支援学校の先生がご自分のやっておられる課題学習について教えて下さったものに答えたものです。


 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

>   だいたいみたら分かるような課題ばかりなので手を出すと
>言っても、間違えたときに「ブブー」あってるときに「ピンポーン」
>と言うぐらいしかしゃべりませんが・・。

こういうのももちろんありだと思います。

 でもこれは「自立課題学習」よりは「先生との学習」に近い、という意識をこちらが持っていた方がいいかな・・・とも思いますが。

 もちろん、私も「自立課題学習」と「先生との学習」を組み合わせてやっています。

>  6.1かご分新しいのが出来たら「まるでーす」とか
>「やったね。」とか彼のすきなフレーズの言葉を?かけています。

ここをいつも迷ってしまいます。私の場合はできるだけ「禁欲的に?」全部が出来上がるまで声かけをしないようにしよう、とはしています。(全部が出来上がったらほめる)

 でも「負けて」声をかけちゃうことがありますが(笑)

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追記
 「負けて」ってのは「ひとつできたら嬉しそうにこちらを目で探す」というような時ですね。目も合わさないようにしているのですが、つい目があっちゃって褒めてしまうこともありました。

自立課題学習の指導手順を質問されて

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



※これはOさんから「自立課題の指導手順」について以下のようなお願いがあって書いたものです。

 自立課題(たとえばビー玉入れ、でもブロック色分け、でも玉通しでも何でも)を一つあげて、その指導手順を簡単に書いてもらえませんか?
 まずその課題(もしくは類似課題)について未訓練、着席行動は形成されている、1対1の課題は一応できる。言葉は1語文程度自発する自閉症のお子さん。(一応ここでは小学部程度としましょう)の指導手順を教えて欲しいと言われた場合を想定して簡単な箇条書きで...



 kingstoneです。

> 1対1の課題は一応できる。

 この意味がよーわからんが・・・「どんな課題が」「どうできる」のか?

 私の場合、ほんこないだ、初めて自立課題学習をスケジュールに入れた時のことを思い出してみます。

 この場面、本人にどれだけの力があるのか、全然わからない状況で、そのアセスメントも兼ねていました。

 まず自立課題学習を教える、という場合、大事なのはスケジュールで「自立課題学習の場所に行ってする」ということがわかり、その場へ行ったらワークシステム(どんなふうにやっていったら良いかがわかる手順やしくみ)を理解して一人で作業(学習)でき、その後スケジュールに戻れる、ということかな、と思います。(実は課題の中身はあまり問題では無い)

 スケジュールボードを用意。縦に

 「自立課題」
 「休憩」
 「自立課題」
 「休憩」
 「交流学級へ」
 (注・もちろんシンボルや絵や字など・・・現在はこのお子さんの場合「色」が重要)

と並べておく。

 壁に向けて机を二つ並べ、机の右にはイスの上にダンボール箱(終了ボックス)を置いておく。(これは床の上だと、距離ができ、終わった教材を投げ入れる形になるため。そっと置けるようにイスの上に置いて距離を短くしたわけ。イスの上にダンボール箱を置くと、丁度開口部が机の高さと同じになりました)

 左側の机の上にはカゴに入った教材を2つ用意しておく。

 カゴは上下に重ねておく。カゴの下にはトランジションカードを置いておく。(この場合はカゴの上下のワークシステムでやってみようということ)(別に3つでもいい。現在は5つ6つやってる)正面には「勉強」カードを入れるところを作っておく。

 トランジションカード(この時は青色のカード)を渡しながら「スケジュールを見てね」(勉強だよ、でもいいのかな?)と言う。

 初めてだからどうやっていいかわかんないから、私の手で青色のカードをその子の手に握らせて、そのまま軽く引いてスケジュールの所に連れていく。

 トランジションカードの受けを作ってあり、そこには同じ青色のカードを貼っているので、それに注目させつつ受けに一緒にカードを入れる。

 スケジュールの一番上の「勉強」カードを手に握らせ、机の所に行く。受けに入れさせる。

 座ることがわからないから、イスを引き軽く肩を押して座らせる。そして彼の手をとって、右にあるカゴの上の方を持たせ正面に持って来る。中の教材を手にとらせる。

 教材の最初の部分を一緒にやり、すぐに私は後ろに引く。

 まだ躊躇しているようなら、また少し手伝うが、できる限り引く。(ここらへんの呼吸・・・文で伝えるのが難しいなあ・・・実際に指導しているのを見て頂いたらよくわかると思うけど・・・)

 教材を完成できたら、手を取ってカゴに入れ、そのカゴを右側にある終了ボックスに入れることを教える。

 下のカゴを同じようにやり、終了。

 教材が全部終わった時点で「やったねえ」とか「すごいね」とか言って褒める。

 トランジションカードが残っているからそれに注目させ、手に取らせ、スケジュールのところに戻らせる。

 最初の「スケジュールを見てね」から教材が終わるまでの「やったね」の間は身体的プロンプトや指さしで指示し、音声言語は使っていません。

 で、このお子さんの場合は、その日の2回目以降は、かなりプロンプトを外すことができました。また、たまたまですが、教材もほとんどひとりでできるようになりました。で、相棒がびっくりして下さったわけね。

 ・・・・全然「簡単な箇条書き」とちゃうなあ(爆笑)

自閉症児向けの訓練講座について(苦笑)

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 ○○さん、□□さん、みなさん、こんにちは
 kingstoneです。

|夏休みには、「自閉症児向け訓練講座」なるモノがあります。
|kingstoneさん参加されます?<期待してたりして・・>

 私も行きたくないけど行こうと思っていたのです。
 ところが該当学年のお子さんがいない・・・
 
 中心になっている方たちは、よく存知あげています。
 しかし実際にどういうことをやってはるか知らずに批判するわけにはいかないと思い、1度は、と思っていたのですが。


|・・・・やっぱ地雷を踏んでくれる人がいないと、変わっていかない
|のでしょうかねえ。
|「専門医の相談」ってなのもありましたが、ほんとにスットコドッコイ
|でしたしね。

 苦笑・・・

 私・・・基本的には全然攻撃的な人じゃないと思っているのですが、どうですか???

 でね、ほんと他人の批判、他の方が一生懸命やっていることの足を引っ張るようなこともしたくはないのですよね。

 でもなぜか、ある地域でも「有名」な「いろんなことを言うやつ」になっています。結果的に他人のことを批判しまくる人間になっています・・・・

 他の教師から見たら「なんで、そんなこと言うねんな」だと思います。「みーんなそんなこと考えてもないで。子どもも保護者も満足してるのに」あるいは「学校っていうのはそういうとこ」

 そこで保護者のみなさんにお願いなのですが、ほんまお子さんのために、いろいろな場面でお世辞とか社交辞令ではなく、実感を伝えて上げて欲しいのです。でないと教師も気づくことができませんから。

 例えば「無意味な我慢はさせないで」とか「無理に嫌いな物を食べさせないで」とか。(教師も、愛情を持って、良いことだと思って「無意味な我慢」「嫌いな物の無理強い」などさせてしまいますから)

 一変人教師の言うことなんか、多くの方は耳を傾けては下さいません。同じ教室内で私の実践を見、言ってることを継続して聞いている人は別ですが。(ちょっと離れるともう駄目ですね。教室が隣でも。運動場や体育館で一緒になっても「何やっとんや?」です)

 昨日も、ある研修でC君へのコミュニケーション指導のビデオをお見せしながら少し説明しました。前回、すごくたくさんの先生が音声言語の無い自閉症のお子さんとのことで困っている、と言ってはったからなのですが、でも昨日は参加者がすごく少なく、参加された先生方たちのニーズはあんまりそのテーマじゃなかったみたい(アセ)

 こっちは準備もして行ってたし、やっちゃたんだけどね。

 みんな唖然。外しまくったみたい。でもって教育委員会の指導主事さんはしかめっ面でいろいろ突っ込んで下さいました。

(他の方の話の時はにこにこしてはりました・・・)

 まあ、場を見極められなかった私の、自業自得です。
 また評判を落としたな(笑)

 ただ、私には関わりなく、時代の流れか、ある知的障害特別支援学校の中では視覚支援の話をするとそれだけで嫌そうな顔をしたり反論してたりした方が、「視覚支援は当たり前で」みたいなことを言い出し始めはりましたから、訓練講座の中身も変わってくるかもしれません。

 でも、ほんま・・・学校の外からいろいろ言わないと駄目かなあ、ということ、ほんとよく思ってしまいます。(私は保護者に言われるより前に学校の中から変えていきたかったのだけど)