代替医療のトリック サイモン・シン他著 祈りについて
代替医療のトリック サイモン・シン&エツァート・エルンスト著
祈りについて
これは「第5章ハーブ療法の真実」に出てきます。
「この3つめの注意点の大切さを教えてくれるのが、『祈りは患者のためになるかどうか』という研究のケースだろう。科学者たちはすでに、自分のために家族が祈ってくれていることを知っている患者では、快復率がわずかに高いことを認めている。自分のために祈ってくれる人がいれば、患者は愛と希望を感じ、困難な時期を支えてもらっていると感じるだろうから、回復率の高さは心理学的効果として容易に説明できる。」
どこでどんな研究があったかは書いていません。
これはそりゃそうだろうな、と思います。もちろん急性で悪くなって意識が無いような場合とかはだめでしょうけど。また祈ってくれる人がいる場合、孤独になっている人よりよきことが起こるでしょうし。
2001年に、コロンビア大学で、不妊治療を受けている患者に祈りが役立つかどうかが調べられた。調べられたのは199人。体外受精の治療を受け、100名は祈ってもらい、99名は祈ってもらわなかった。女性たちは祈ってもらうグループに入っているかどうか知らなかった。祈ってもらったグループの妊娠率が、対照群より2倍も高かった。
2001年の冠疾患集中治療室に入っている患者については祈りには効果が無かった。
2005年、2006年の研究でも効果は無かった。
で、コロンビア大学の研究には、インフォームドコンセントがされていなくて、プロトコル(手続き)に重大な欠陥があり、また第2執筆者は詐欺事件を起こし、さまざまな偽名を使った重罪を犯していたりして、信憑性に問題があるそうな。
やっぱり身近な人(今なら距離的には近くなくてもネットでコミュニケーションしてる人とか)が祈ってくれてこそ、という気がしますね。
祈りについて
これは「第5章ハーブ療法の真実」に出てきます。
「この3つめの注意点の大切さを教えてくれるのが、『祈りは患者のためになるかどうか』という研究のケースだろう。科学者たちはすでに、自分のために家族が祈ってくれていることを知っている患者では、快復率がわずかに高いことを認めている。自分のために祈ってくれる人がいれば、患者は愛と希望を感じ、困難な時期を支えてもらっていると感じるだろうから、回復率の高さは心理学的効果として容易に説明できる。」
どこでどんな研究があったかは書いていません。
これはそりゃそうだろうな、と思います。もちろん急性で悪くなって意識が無いような場合とかはだめでしょうけど。また祈ってくれる人がいる場合、孤独になっている人よりよきことが起こるでしょうし。
2001年に、コロンビア大学で、不妊治療を受けている患者に祈りが役立つかどうかが調べられた。調べられたのは199人。体外受精の治療を受け、100名は祈ってもらい、99名は祈ってもらわなかった。女性たちは祈ってもらうグループに入っているかどうか知らなかった。祈ってもらったグループの妊娠率が、対照群より2倍も高かった。
2001年の冠疾患集中治療室に入っている患者については祈りには効果が無かった。
2005年、2006年の研究でも効果は無かった。
で、コロンビア大学の研究には、インフォームドコンセントがされていなくて、プロトコル(手続き)に重大な欠陥があり、また第2執筆者は詐欺事件を起こし、さまざまな偽名を使った重罪を犯していたりして、信憑性に問題があるそうな。
やっぱり身近な人(今なら距離的には近くなくてもネットでコミュニケーションしてる人とか)が祈ってくれてこそ、という気がしますね。
代替医療のトリック サイモン・シン他著 4章以降
代替医療のトリック サイモン・シン&エツァート・エルンスト著
第4章 カイロプラクティックの真実
私がカイロプラクティックの名前を知ったのは、肢体不自由特別支援学校にいた頃。腰痛の同僚はたくさんいて、一人がカイロプラクティックに通っていました。だから腰痛を治療するところだと思っていました。
そしたら違うんですね。どんな病気も背骨を直せば治るという・・・そら違うやろ。
で首をグキッと動かすマニュピレーションというのがあるとのことですが、これって同じようなこといろいろなところでやられているような・・・私は腰痛を出した時に一度だけ行ったことのある按摩・鍼のところでやられたことがあります。私は怖くて緊張して力が入り、うまく動かなかったらしく、施術者に怒られてしまった。痛いだけで効果は無かったです。しかもこの本によるとそれによって起こる事故もあったとのこと。これは怖い。
第5章 ハーブ療法の真実
ハーブって要するに薬草ですよね。まあ薬草からでき効果のある薬となったものも多いわけですが、その多くは既に薬になっていて、なっていないものは気分の問題だけであったり、またハーブとして売られているものの中に汚染物質の入っているものもあるそうで、気をつけないといけないですね。
第6章 真実は重要か?
「医師は、治療にはプラセボ効果がつきものであることや、プラセボ効果の大きさはさまざまな要因によって決まることをよく知っている。たとえば、医師の服装や、自信ありそうかどうかなど、ごく普通の振る舞いなどもプラセボ効果の引き金になる。優れた医師はプラセボ効果を最大限に引き出すが、最低の医師はプラセボ効果をほとんど引き出すことができない。神経科医のJ・N・ブラウは次のように述べた。『患者にプラセボ効果を及ぼすことのできない医師は、病理学者になるべきだ』」
そうやなあ。それか基礎研究。臨床に行ってはいかんだろうし、特に精神科医にはなってはいかんような気がするなあ。
第4章 カイロプラクティックの真実
私がカイロプラクティックの名前を知ったのは、肢体不自由特別支援学校にいた頃。腰痛の同僚はたくさんいて、一人がカイロプラクティックに通っていました。だから腰痛を治療するところだと思っていました。
そしたら違うんですね。どんな病気も背骨を直せば治るという・・・そら違うやろ。
で首をグキッと動かすマニュピレーションというのがあるとのことですが、これって同じようなこといろいろなところでやられているような・・・私は腰痛を出した時に一度だけ行ったことのある按摩・鍼のところでやられたことがあります。私は怖くて緊張して力が入り、うまく動かなかったらしく、施術者に怒られてしまった。痛いだけで効果は無かったです。しかもこの本によるとそれによって起こる事故もあったとのこと。これは怖い。
第5章 ハーブ療法の真実
ハーブって要するに薬草ですよね。まあ薬草からでき効果のある薬となったものも多いわけですが、その多くは既に薬になっていて、なっていないものは気分の問題だけであったり、またハーブとして売られているものの中に汚染物質の入っているものもあるそうで、気をつけないといけないですね。
第6章 真実は重要か?
「医師は、治療にはプラセボ効果がつきものであることや、プラセボ効果の大きさはさまざまな要因によって決まることをよく知っている。たとえば、医師の服装や、自信ありそうかどうかなど、ごく普通の振る舞いなどもプラセボ効果の引き金になる。優れた医師はプラセボ効果を最大限に引き出すが、最低の医師はプラセボ効果をほとんど引き出すことができない。神経科医のJ・N・ブラウは次のように述べた。『患者にプラセボ効果を及ぼすことのできない医師は、病理学者になるべきだ』」
そうやなあ。それか基礎研究。臨床に行ってはいかんだろうし、特に精神科医にはなってはいかんような気がするなあ。
代替医療のトリック サイモン・シン他著 第3章 ホメオパシーの真実
ホメオパシーについては、ついこないだ名前を知ったところです。
瀉血が全盛の時代にドイツでハーネマンという人が始めた療法なのだけれど、レメディと呼ばれる薬(?要するに砂糖玉)を与える。で、当時の瀉血よりはよほど成績が良かったということのようです。
現在は効果を否定する臨床試験が山ほど出ている。
ヨーロッパやアメリカやインドなどではたいへん広がっている。日本ではそれほどでもない。
でも最近、自閉症や発達障害の人に勧める流れがあるみたい。これも回れ右して逃げた方がいいと思います。
これまた「プラセボ効果」があるならいっかあ、とのんきなことは言っていられないようで、問題は「標準医療を受けるのを止めさせる」傾向があるようです。
そらまずいやろなあ。
瀉血が全盛の時代にドイツでハーネマンという人が始めた療法なのだけれど、レメディと呼ばれる薬(?要するに砂糖玉)を与える。で、当時の瀉血よりはよほど成績が良かったということのようです。
現在は効果を否定する臨床試験が山ほど出ている。
ヨーロッパやアメリカやインドなどではたいへん広がっている。日本ではそれほどでもない。
でも最近、自閉症や発達障害の人に勧める流れがあるみたい。これも回れ右して逃げた方がいいと思います。
これまた「プラセボ効果」があるならいっかあ、とのんきなことは言っていられないようで、問題は「標準医療を受けるのを止めさせる」傾向があるようです。
そらまずいやろなあ。