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施設見学(伝えるって難しい)「人への信頼感を育てて下さい」

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



※この話は以前にも書いていますけれど、もとが出てきました。

 kingstoneです。

 今日は施設見学に行って来ました。

 駅の南側にある大きな施設です。

 ここは知的障害者更生施設・授産施設・デイサービスそれに身体障害者デイサービス・高齢者デイサービス・障害者就労推進センターなどいろんなものがごちゃっと入っている施設です。

 部屋に入る時にお世話して下さっていた方の胸のプレートに「ジョブコーチチーフ」という肩書きがついていたのに感心しました。

 まずセンター長さんの話。

 やはり平成15年を見据えていろいろなことに取り組もうとされています。また利用者さんのニーズに応じて新しいことにも取り組もうとしてはります。

 で、ガイドヘルプやグループホームについて、例えばまだできていなくても動きなどあったら教えて欲しい、と質問してみました。

 すると助成の無い部分になる(利用者さんの負担になる)のだけどガイドヘルプ的なものにも取り組もうとしていること。またレスパイトについは、まだ冠婚葬祭のみで、それじゃいかんよな、という話になっていること。またグループホームは既に始めていること。その一つはなんと私んちから歩いて5分くらいのところにあること、など教えて頂けました。

 で、学校の子供たちの人数は?と問われ「私の学校は教師2人に子供4人です」と答えると「いいですね。こちらでは1人対10人に少しいろいろ増やして7人くらいですか。ですから・・・」といろいろ話はりました。

 そこで私は

「また施設さんの方から、この方はこんな支援をしたらこうできるじゃないか、だから学校時代にはこんなことを身につけさせておいて欲しい、とかいうのを伝えて頂けたらありがたい。いや、本当はこれはとても恥ずかしいことなのですが。人手がある学校から、こんな支援でこうできます、と伝えられるようにならないといけないのですが。つい学校は人手に頼って今までの学校の流れに子供を合わせようとしてしまいますので」

と言いました。背後の多くの先生方を意識しつつ。

 すると施設長さん、にこにこして聞いておられて、おっしゃったのが・・・

「集団の中で協調して動けるようにしておいて欲しい」

 ・・・やばい・・・いえ、今までの施設長さんのお話からこういう流れになるはずはない、と踏んでいたのですが。で、あれこれ言われた後で私の方から

「集団の中での協調を強調すると、つい学校の教師は「だから集団行動をさせよう」とか「我慢して教室にいさせよう(いる意味がわからないのに)」という方向に頭が向きがちです。それは少し違うのじゃないでしょうか」

とやはり背後の先生方を意識しつつ言わせて頂きました。

 そう申し上げると、やはり

「ええ、本人に合わせて環境を調節するのが大変大事だと考えています」

と答えはりました。

 講話の時間が終わり、場内見学の時間になりました。

 施設長さんが案内して下さいました。

 現場を見学させて頂いた時も、やはり集団活動を強制するという感じではなく、結構個別の動きをしてはったし、問題行動についても環境の方を変えていく、という努力をしてはるのがよくわかりました。

 いろいろ回って階段を下っている時、施設長さんが私の方をふとふり向いて言われました。

「さっきのことだけど・・・人への信頼感を育てて下さい」

 ああ、それを全員の先生方にむかって言って欲しかったな、と思いました。

 もちろん抽象的です。しかし「人への信頼感」の無い利用者さんに困っておられることが伝わって来ます。

 で「人への信頼感」は「周囲は本人にわかるように伝える」ことと「周囲は本人からの表現がわかる」ことを続けることからしか生まれません。

 なかなか言葉って難しいもんですね。伝えたいことと、相手の中に浮かぶイメージを一致させるのは難しい。

 お別れする時に「いろいろ生意気言ってすいませんでした」と挨拶しておきました。

TASキャンプおどおど記

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 kingstoneです。

 ○○さんが□□君と私の並んでいる「ツーショットいいのが撮れてる」と書いて下さってましたが、たぶん私はおどおどしてたんじゃないかと思います(笑)

 □□君とは二日目のイベントを一緒にする予定でした。
 しかし私がのんびり朝食とおしゃべりをしていたら先に最初の予定であるアスレチックを△△さんと行ってきちゃった。

 でその後私が関わりました。
 まずはビデオ鑑賞。
 私は途中他に気になることがあって、□□君が落ち着いてるようでもあるので、別の方にお願いしてちょっと席を外しました。

 で□□君が食事スペースに戻って来たところでまた交代。

 みんながアスレチックに行きましたが、もう既に行っているので「アスレチックおしまいですか?」と尋ねると「おしまい」と答えたのでそのまま食堂のイスに座っていました。

 二日目はちょっといらいらするとのこと。

 ガオレンジャーで遊んでたんですが、急に立ち上がって人のいないところに投げつけました。・・・私もどうしていいかわからない・・・「持っていきます。投げません」とだけ言ったかな。たぶんガオレンジャーは□□君にとってすごく大事なものだと思うから、ちゃんと拾ってテーブルに持って行きます。

 □□君「壊れましたか?」
 私「壊れていません」

というやりとりもありました。でまたしばらくガオレンジャーで遊んでます。

 しばらくするとsyunさんがやって来ました。
 syunさんはなんやかんやすごく楽しく関わってはりました。(ふとももにてのひらをピタっと当ててフワっと離すことかな?)
 後でまねっこさせて頂きました。

 さて時刻が来たのでオリエンテーリングに誘うと、すくっと立ってコースへ。どんどん走って行きます。しかしどっちへ行っていいかわからないところでは地図を見ながら指示してあげました。

 スタートのところでやり方は理解したみたいです。
 
 しかしそこから少し走って□□君は地図を破いてしまった。私が地図を地面に置き、ウェストポーチからテープを取りだし「直します」と言うと□□君はていねいにテープを貼ってくれました。

 結局もう一度同じようなことがありました。でそんなこんなで1番のチェックポイントを見逃してしまった・・・

 2番以降で「もどりますか」「もどりませんか」と尋ねると「もどりません」と言うので、そのまま行きました。

 しかしその後で□□君が「もどりますか、もどりませんか。決めて下さい」と言ったのですが、私は決めてあげなかった。・・・・ほんま迷いましたけど。

 他のチェックポイントは全部行き、お菓子を食べました。飲み物は手近にリンゴジュースしか無かったので「これを飲みますか」と尋ねて「飲みます」というのでコップに入れてあげました。

 で・・・途中で口に含んだジュースをピューッと私にかけた。そこで私は彼の手をとりタオルを持たせ「拭きます」と言って拭かせようと腕を引きました。そしたら「やめて」と叫びました。タオルの端がちょっとだけ拭くように当たった時点で手を離しました。

 ううむ、迷う。迷う。

 その後は落ち着いてきたように思います。
 ここでちょびっとsyunさんのマネをしたりしました。
 何かとっても素敵な笑顔を向けてくれることが多くなりました。

 で、帰る直前タオルを持ってビューッと走って行きました。
 私も追いかけました。お風呂に入って行きました。一瞬全身びしょ濡れになってたらどうしよう、と思いましたが、「ぬれた」と言ってましたがタオルを濡らしたということでした。私はほっとして「ぬれたね」と言いながらタオルをしぼりました。

 一緒に外に出ると口のまわりにお菓子が・・・そこでしぼったタオルで思いっきり顔を拭いてあげました。でも嫌な様子ではなかったです。少し私もおどおどから抜けたかな・・・

 ほんま私はおどおどから抜けるのに時間がかかります。

 荷物を入れるために○○さんが車を持ってくると、□□君は即乗り込みました。もう□□君の中でキャンプは「おしまい」だったんでしょうね。

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 AAさん、ありがとう。
 kingstoneです。

 本当に読ませて頂いて良かったです。
 
>  落ちついているのであれば、それでも良いし、アスレチックはキライ
> ではないので(サポートブックにそう書いてあったはず…)、「もう一
> 度行きますか?」とそれとも「ここにいますか?」と尋ねると、行く方
> を選択したかもしれません。

 うう・・・言い方ね。ほんまや。

>  ウーン、ここですけど、一番のチェックポイントが気になるから聞い
> てきています。「戻っても良いんだよ…」と安心させて、「ンじゃ、戻
> りましょ!」とkingstoneさんが決めて下さっても良かったかな…と思いま
> す。
>
>  自分で決めたものの、それでは、シールの不備があるのがわかる…で
> も、いったん言い出したこと「男に二言はない!」というよりは、それ
> しか言えないわけです。
>  前言撤回!ということが、□□には、なんでか、できない。
>
>  そんな時は、こちらから、誘い水をしてあげた方が、楽になるみたい
> です。こちらから、示したところで、変わらないこともあるけれど…。

 これ、ほんま迷いまくってました。
 そっかあ。そうやな。手伝ってあげてもええわな。

>  ここ!
>  サポートブックには、「注意を向けるとき、できれば、肩や腕に触れ
> ないで下さい。」と書いておいたのですが…。

 ごめん・・・斜め読みしたけど・・・ちゃんと頭に入って無かった。
 1人目はていねいに、そして後になるほどええかげんな読み方になってました。

>  「私ならどうする?」ですが、落ちついているときは、極力声をかけ
> ないで、側にいるか、または、キャンプのスケジュールを考慮しなが
> ら、ほかの要素を入れて、スケジュールの立て直しをすると思います。

 少なくとも前半部は結果的にだけどできた部分もあったわけだ。

>  サポートブックに、あれだけ「書いて見せて」「書かせてやって」と
> 書いておいても、kingstoneさんでもそう思いはらへんかったでしょ。

 ほんまや。
 ちゃんと腰に用意してるのに・・・・
 うーーん。

 そういう意味でsyunさんは(書いて伝え、書かせて伝えてもらってるので)特別やねえ・・でもそれが特別でないようにしたいよね。

 でも、ほんま良かった。
 □□君だけでなく、他のお子さんと関わる時にも少し私は変わることができると思います。

 さて、今日は午前中施設見学会。
 でいったん帰って来てるんですが、今から午前中に注文を取った「光とともに」をデリバリーして来ます。でできたら近所にグループホームがあることがわかったのでそこと連絡取れたらいいなあ、と思ってます。

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追記
 私もまだまだ音声言語に頼っていたことがわかります。

TASキャンプのボランティアさん(特別支援学校教師)の感想

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。



 ○○さん、どうもです。
 kingstoneです。

> 始めに危険なところへ行ったときにあまりの素早さに対処できなかった私。
> kingstoneさんが助けてくれました。
> 何度かこんなやり取りがあって、頭が真っ白になりかけたとき
> Cくんが「ピカピカ!」といいました。
> 何??
> すると彼が空を見上げてました。
> ホントピカピカ
> とっても綺麗な星空でした。

 私も担当だったのに別のことやっててつくのが遅れたのですよね。
 で、いつも迷うんですが・・・結局「力で」ってのもやってしまった・・・

 であの「ピカピカ」は本当に感動でした。

>明日から東京に研修に行って来ます。

 明日からだと大丈夫かな?
 今日は台風で交通がえらいことみたいですね。