茨城空港
2010年3月11日、定期就航便わずか1便(確か)という状況で開港した国内98番目の空港となった。ここはもともと自衛隊の百里基地のある場所であり自衛隊との共用飛行場となります。なので正式名称は百里飛行場である。
成田空港からわずかしか離れていないためこんな空港意味があるのか???との声が大多数だったかと思われます。ここ百里基地は自衛隊の重要拠点らしいので自衛隊主動ととなるため民間機の離発着ができないときがある。そのためスカイマークが一時期就航を取り止めていた。
10月1より再び就航し始めやっと定期就航便が2便となった。
国交省の試算では年間利用者数89万人となっていましたが開港翌月の利用者数はわずかに10358人。一体どうなるか?と危ぶまれた滑り出しだが半年後には累計利用者数が58万人になり嬉しい誤算が生じている模様。それにプラスして話題の春秋航空のチャーター便、11月からは復興航空のチャーター便が就航し、来年の2月からはスカイマークが茨城-中部を就航させることになっている。
何かとネガティブな話題が多い茨城空港ですがふたを開けてみればなかなか順調な滑り出しを見せている。
と、ここまでがデータを元にしたお話。
で、ここからは自分が目にした茨城空港。
場所は大雑把に言うと霞ヶ浦の北のほう。車では東関道の成田ICからそのまま終点の潮来まで下りそこからさらに45分ほど北上したところです。首都圏空港利用者にとっては一言で言えばまあ不便な場所です。
潮来ICを下りて北上することどのくらいでしょう?やっと標識に茨城空港が現れます。前述したとおり潮来ICから車で45分ほど走るとようやく茨城空港が見えました。(*´Д`)=з
45分といっても信号もあまりなく渋滞ももちろんないので距離としては結構あります。できて半年ほどで主要空港に比べれば利用者数は少ないですから綺麗ですねぇ。なにもないですねぇ。って感じです。
見学者用のパーキングはターミナルの目の前の駐車場から道を挟んで外側に設けられていました。砂利Pでした(笑)。簡易的な看板をくくりつけてあるので土日だけそうなってるのでしょうか?パーキングはもちろん無料です。まあ駐車場代とってたら利用者が遠のくでしょうからね~。
小さい空港ですのでターミナルフロアも小さい。出発も到着も同じフロア。自分が着いた時はちょうどアシアナ航空、春秋航空へ搭乗する方々がいたのでそれなりに混雑してました。まあもっとも自分はこの2便に合わせて行ったので当然といえば当然ですが(笑)
この2便を逃すとこの日茨城空港ではもう飛行機が見れません(^_^;)
茨城空港にはボーディングブリッジはありませんのでこのようにタラップで乗降しエプロンを歩きます。出発のときはいわゆるプッシュバックと呼ばれるトーイングカーで飛行機を押す作業がいりません。こうすることによってコストを抑え駐機料も抑えることができます。また余計な作業がないのでターンアラウンドと呼ばれる到着してから出発するまでの時間も短く設定することができます。ローコストキャリア(LCC)にとってはこのターンアラウンドの時間というのが非常に重要ですからね。
ターミナルの前では餅つきイベントをやっていましたがいまいち盛り上がってませんでした。もう少しうまく盛り上げて地域活性を促進できればいいですね。
ターミナル2Fには「いばらきINFORMATION」というコーナーがあり茨城をアピールしているようですがここもいまいちな感じがします。
2Fにはその他に空港によくある売店が1つに茨城の特産品を売っているような売店、それに食堂があり展望デッキがあります。展望デッキに関してはまた別記事で。茨城空港は百里基地が併設されていることもあり売店では自衛隊グッツも売られています。売り子のおねえちゃんが自衛隊機のバルーンを背負って頑張ってました。
普段規模の大きい空港を見慣れてしまってるせいか全体的に今一盛り上がりに欠ける空港だなという印象が強かったです。主要空港に比べると圧倒的に利用人数が少ないのでそれだけの予算がかけられないのだとは思うのですが。
実際に運用してみて改善できるところをすこしづつ改善し利用しやすくし少しづつではありますが就航便数も増えていますのでせっかくできた空港、頑張って素晴らしい空港にしていって欲しいです。
世田谷城
14世紀後半、吉良治家が居を構えたのは始まりとされ、その後吉良成高のころ城郭となったようです。どうもあまり資料が残されていないようで明確な情報というのはあまりないようです。世田谷の住宅地の中に世田谷城跡公園としてわずかに城の面影が残っています。
当時のことは想像の範囲でしかないようですが隣接する豪徳寺、世田谷線の線路を挟んで西側にある世田谷八幡宮等、世田谷城関連の場所のようです。
城自体は1590年に廃城となり、その後城の石材などは江戸城改修に使われたようです。
空堀。
綺麗に整備されちゃってます。
土塁。
空堀同様綺麗に整備されてます。
城といえばどうしても観光名所ともなっているような立派な天守があるようなところがクローズアップされますがそれ以上にこのようにわずかに城の面影を残すような場所や面影すらほとんどないような場所が全国津々浦々にあります。
春秋航空
ここ2、3日は航空機ファンにとっては羽田A380フィーバーです。
15日朝6時過ぎにエアバスA380が羽田空港に初飛来し新国際線のA380スポットに2泊し17日朝7時前にC滑走路より新千歳へ向けて飛び立っていきました。
残念ながら自分は行くことができなかったので各所でアップされている画像や動画を指を咥えながら見ています(T_T)
しかも自分、エアバスのプロモーションカラーいまだ実物見たことないんですよね~。
あ~行きたかった!
羽田空港ともA380ともまったく関係ないのですが、先日ちょいと暇を見つけて茨城空港までえんやこら行ってきました。
普段よく撮影に行っている成田空港を通り過ぎてf^_^;
目的はただひとつ。
テレビでも話題になったローコストキャリア(LLC)の春秋航空。
まあ日によって成田にも飛来してるのですがこの機会を逃すと茨城空港に行く機会なんてないかなあ、なんて思ったのでちょいと足をのばしました。
展望デッキから撮ったのですがここは次回以降の記事に書きますが展望デッキから撮影するにはガラス越しになります。もしくは継ぎ目の間やちょっと高くなってるところに登ってガラスの上から撮るような感じです。どこかのテレビらしきところが取材にきてて椅子やらなんやらを使ってガラスの上から撮ってましたがあれはよくないんじゃないかと。そんなことしたら普通にみんな脚立持ってきて上から撮るんじゃないかな?よっぽど自分も脚立持ち込もうかと思ったけどさすがにやめました。
エプロンへ向かってタキシー中。
もうすぐエアボーンってとこで機体は消えてしまいます。
写真を見れば分かると思いますが左にいくにしたがって白っぽくなっているかと思います。機体の前方に建物が見えるのが自衛隊の百里基地。展望デッキのガラスにはここを見せないための細工がしてあります。
一番見たいであろう離陸の瞬間が見えなくしばらくしてガラスの上から離陸した飛行機がやっと見えてきます。
次回はちょこっと茨城空港について書こうかな。
台風一過のHND
ちょいと前の記事から時間がたってしまいましたが旅行博を後に向かった先は羽田空港。自分は羽田空港も成田空港も空いていれば車で30分ほどで行けるのですが羽田空港へは渋滞が多いのと駐車場代がかかるのといい写真がなかなか撮れないのであまり行きません。
が、この日は旅行博へ行ったのと午後には台風が通過し綺麗に晴れ上がりいい空気になっていたので旅行博を一通り見終わってから羽田空港へ移動です。
うん、予想通り素晴らしい!
羽田空港へ行く途中、城南島で撮ったANA B777-200 STAR ALLIANCE
澄み切った青空の中はやっぱり飛行機は映えますねぇ♪
SFJ A320-200
自分、スターフライヤーがここまでちゃんと撮れたのは初めてだからちょっと嬉しい。
バックには幕張メッセがこんなにはっきりと。
B747-400に続く引退予定機にリストアップされているA300-600R。急ピッチでJALの路線縮小、機材変更(退役)が展開されています。
バックには来年完成を目指す城南島と若洲を結ぶ東京港臨海大橋。
SNA B737-400 「ありがとう700万人」
スカイネットも最近ラッピングが目にはいりますね。
バックには結構高くなってきた東京スカイツリー
スカイマークは機材をこのB737-800に統一しています。ウイングレットに描かれたトランプマークが一機ずつ違うので見る楽しみがあります。黒、赤だけでなくこの青、緑と色々あります。
スカイマークだけではなくJAL、ANAも含めこのB737-800を中心とするいわゆるB737NG(NEW GENERATION)が日本の空では多くなりましたね~。
ANA B777-200
バックには筑波山ですよ~(ノ゚ο゚)ノ
実は撮影してるとき全然気づかなかったんですがブログ用に写真を選んでたら「あり?これ写ってるの筑波山ぢゃん!」て気づいたのでしたf^_^;
ADO B767-300ER
エアドゥの機体前方下側の「北海道」というロゴ、以前は「知床」とか「はこだて」とかありましたが今は「北海道」のみ。北海道専門のエアラインですからまたこのロゴを復活させて欲しいです。
とまあこんな感じで充実の羽田空港撮影でした。羽田空港に撮影に行く回数は成田空港に比べると非常に少ないですが自分が羽田空港に撮影に行った中ではベストの撮影条件でした♪
旅行博2010②
旅行博①の続きです。
各ブースでゲットした品々や気になった物事を紹介します。
まずは毎度おなじみのスターアライアンススタンプラリー。
もちろん参加しましたとも♪
青のステッチが入っていてANA×STAR ALLIANCEって感じです。
ウズベキスタン航空はかなり太っ腹だったなあ。
ウズベキスタン航空を紹介する結構しっかりした冊子(写真右上にある青い冊子)までくれちゃいました。ウズベキスタンを紹介する様々なパンフレットをもらい家に帰ってからじっくりと見させてもらいましたが自分にはウズベキスタンの魅力を堪能するにはまだ早いのかなぁと感じましたf^_^;
ゲットした絵葉書やらボールペンやらなんやらです。他にも各ブースで色々な物を配ってるのですがその場でメルマガ登録した人へ配るとかゲームをした人に配るとかでそういった類のものは長蛇の列で貰うまでに相当な時間を要するのでほとんどパスしました。ひとつだけ並んでもらってみましたが(笑)
さて、いろんなパンフレットをもらって気になった物事を3点ほど ご紹介
まずはガルーダ・インドネシア航空。
「Immigration on Board」
GA881,883,885の3便限定ではありますがなんと機内で入国審査ができてしまうんです。これってすごい画期的ですよねぇ。機内で入国審査を終えると水色の証明カードをもらい現地イミグレーションではそのカードを専用レーンで提出するだけです。実際にやってみないとどうかは分かりませんが非常に魅力的なサービスかと思います。現地での入国審査を終えるのに下手したら1時間近く待つこともありますからね~。まあなかなか難しい部分もあるでしょうが全社こういったサービスを導入してくれると非常に助かります。
自分にはまったく関係のない「ダイヤモンドファーストクラス」のことです。
エティハド航空のファーストクラスでは前の席をくるっと180度回転させれば後席の人と対面で座ることができます。食事の時など椅子を回転させレストラン感覚で会話を楽しみながら食事をできるということです。自分の知る限りこういったシートアレンジができるエアラインは他にもあるのかもしれませんが知りません。
最後は「been there done that」
というダイアリーです。国や都市、空港やホテルなどリストアップされていてどこへ行ったか、行きたいか、また行きたいか何をしたか、したことがあるか、またしたいかというのをチェックし旅の思い出を綴ったりまだ見ぬ地への期待に胸膨らませたりということができるものです。思わず衝動買いしそうになってしまいました。ヴァージングループ会長の挨拶がのっているのでヴァージンがリリースしてるんでしょう。考えることがにくいですね~。今回旅行博では買いませんでしたがそのうち買ってしまいそうな自分がいます。
こういうイベントに行って知らなかった物事に対して少しでも興味を持ち少しでも欲しいな、使いたいな、行きたいな、と思え多少なりとも自分の旅行プランの候補に入れば自分としても行った甲斐があり出展者の方々も出展した甲斐があるんだろうなあと。今回来場した111232人の中で実際にこの旅行博をきっかけにした旅行をされる方はどのくらいになるのでしょう?去年は行かなかった旅行博、今年行って何か新しい旅のヒントを与えてくれる素晴らしいイベントだなと改めて感じ、来年以降もまた何か発見できるか分かりませんが行ってみたいと思います。
旅行博2010①
毎年9月に有明ビックサイトで開催される旅行博、去年は行かなかったのですが今年はまた行ってきました。ここ数年はずっと東棟で開催されています。以前行った時は地下駐車場に停められたので今回も大丈夫だろうとたかをくくってたら満車(ノ゚ο゚)ノあえなく会場から少し離れた屋外砂利駐車場へ(TωT)
台風の影響のなか少し外を歩かされ建物へ入りチケットを
去年はどうかは知りませんが今年はJCBが公式スポンサーなのでクレジットカードはJCBのみ利用可能です。公式スポンサーなだけあって会場内でも結構大きくブースを構えてました。

今年の旅行博、先ごろの対中問題で中国関連のブースが出展を取り止めぽっかりと穴が開いておりました(笑)。なかなかタイムリーな時期での旅行博だったのでテレビなどのメディアで旅行博がとりあげられたりしてたので逆にそれが集客効果につながったんじゃないかなぁなんて激混みのなか一人思ったりなんかもしてました。ちなみに今年の旅行博入場者数、9/25,26で111232人とのこと。結構きてたな~。
旅行博へ話を戻すと旅行博はその名が示すとおり旅に関するイベントであり各国の観光局や航空会社、ホテル、旅行会社などが各々趣向を凝らしそれぞれ魅力をアピールし誘致合戦を繰り広げています。ジャンルが色々ありますので自分のようにエアラインを中心に見て回ったり(笑)様々な楽しみ方ができます。
今年は来月より新国際線ターミナルがオープンする羽田空港が大々的にブースを構えていました。オープン後は羽田が本格的に24時間オープンの空港へと変わります。深夜離発着というのはやはり非常に魅力的です。深夜出発で翌朝現地着。着いたその日に丸一日現地で過ごせる、仕事が終わってからでも十分に出発できるってメリットは大きいですね♪
もちろん海外旅行への最大の玄関口である成田空港もどでかいブースを構えていました。写真つきのパスポートを発行しスタンプラリーを開催していました。スタンプラリーはただでさえ混むのに写真つきパスポート発行ですからそりゃあ長蛇の列です。あまり待つのは好きじゃないので今回はこのイベントはパス。
毎年そうですが中東のブースは力が入ってますね~。特に今年はエミレーツ、エティハド、カタールと中東のエアラインが軒並み成田空港へ就航したというのもあるでしょうか?ブース自体も大盛況です。
エミレーツのファーストクラスシート(が見えない)
各ホテルの食べ物ブース。各ホテルの食べ物が一堂に会すことは少ないでしょうから各ホテルのものを食べ歩きお腹を満たしつつホテル選びの参考にするのもいいかと。
次回は旅行博でちょっと気になったものでも紹介しようかと。
KG-ACARSを楽しむ①(導入編)
記事にした通りはまっています。
暇さえあれば立ち上げてACARS受信をしてます。
最近ブログネタもないのでKG-ACARSのやり方、楽しみ方でも書こうかと(笑)
まずは導入編ということで
・用意する物
1、パソコン
2、エアバンド受信機
3、エアバンド受信機とパソコンをつなぐオーディオケーブル
上記3点さえあれば誰でもできてしまいます。
この手軽さが航空機ファンの間で爆発的人気になってるとこですかね。
まずはパソコン
これはどなたでも持っているかと思います。サウンドデバイスがありMIC-IN端子かLINE-INの端子があれば大丈夫です。スペック的にも問題ないかと。必要スペックはダウンロードページの一番下 に載っていますのでそこをご覧になってください。
※自分はWindows 7で使用してますが問題ありません。ただしまた記事にしますが(多分)KG-ACARSをより楽しむ為のソフトが起動しないので個人的にはWindows XPがベターなのかなと思います。
次に受信機
ハンディ機、固定機、モービル機とありますがどれでも大丈夫です。基本的にエアバンドが受信でき音声出力端子かイヤホン端子がついているものであれば何でも大丈夫です。ただしアマチュア無線機の場合音質が適していないようであまりよろしくないようです。アンテナにしてもそうですがエアバンド用に特化した物を選ぶのが賢明ですね。自分は現在ハンディ機のKG-ACARS受信モードのついているYUPITERU MVT-7500 というのを利用しています。
最後にオーディオケーブル
基本的にパソコン側の端子もレシーバー側の端子も3.5㎜、ミニプラグ用だと思いますので3.5㎜ミニプラグのオスーオスのケーブルを用意すればOKです。
3点を揃えたら次はソフトのダウンロードと設定です。
KG-ACARSを開発したK.Gさんの運営されているホームページ
にアクセスし下のほうに
というのがあるのでそこをクリックします。
開いたページの一番上に
なる目的のページにたどり着きます。
簡単な使用方法が画像つきで紹介されていて下のほうへいくと「ダウンロードはここをクリック」というのがあるのでそこをクリックします。クリックするとダウンロード画面が開くのでダウンロードし適当なところへ保存します。
kgacarsというファイルでzip形式に圧縮されていますので展開します。

展開すると上記のように表示されますので「kgacars」というアイコンをクリックすればいよいよKG-ACARSは起動します。
ここまでくれば後は実際にACARSを受信するだけです。受信機とパソコンをオーディオケーブルで結び周波数を合わせ、受信機の設定を少々します。メカニカルな詳しい部分に関しては自分まったく分かりませんがパソコンへつなぐ際、MIC-IN端子の場合内部にアンプ回路が入っているためオーディオケーブルを抵抗入りにして入力信号を下げる必要があるそうです。
受信機とパソコンを接続したら受信機の電源を入れACARSの受信できる周波数へ合わせます。周波数は受信するエリアによってどれが一番受信するかというのは変わってくるでしょうけど下記2波が主となります。
・131.250MHz
・131.450MHz
自分が使っているMVT-7500にはあらかじめこの2波がプリセットされていて、この2波を一定時間ごと交互に受信するようになっています。欲を言えば交互に受信しているということですから各周波数での受信が半分半分になってしまってますので2波同時受信したいところです。そうすればコンタクト数やプロット画面での機影ももっとよく見えるようになるでしょう。ゆくゆくは受信機をもう1台買って複数波同時受信できるような環境を整えたいと思います。
ちなみに131.250MHzは主に国内線、131.450MHzは主に国際線が利用しているそうです。この他に地上や空港の至近距離を飛行する飛行機は131.950MHzを利用している。またアジア近隣諸国では131.550MHzが主要波でエリアによっては頻繁に受信できるらしい。自分は今のところ主要2波である131.250MHz、131.450MHzしか受信してませんが日本発着便以外に台北、上海、仁川ー北米路線のデータを頻繁に受信します。今度試しに他の2波だとどのくらい受信するか試してみたいと思います。
さて周波数を合わせたところで少々受信環境を整えるために受信機の設定をいじります。といっても基本的にはスケルチと音量の2点だけです。
まずは「スケルチ」。これを開放します。設定値を「0」にするとスピーカーからは「サー」という音が聞こえてきます。音が聞こえない場合はパソコンのスピーカ自体の音量が小さすぎるかKG-ACARSソフトが音を出す設定になっていないかだと思います。パソコンのスピーカー音量をあげ
そうすれば音が聞こえてくるかと思います。
音が聞こえたらパソコンのKG-ACARS画面を見ながら受信機の音量を調整します。KG-ACARS画面の右上のインジケーター部分
ちょうどこの部分を見ます。まず音量を大きめに設定すると「OVR」という部分の下のところが赤く光ります。OVR=OVER=入力過多になります。ですので音量を赤いのが消えるところまで落としてあげます。
以上でKG-ACARS導入完了となります。
ACARSを受信するにあたりアンテナはできるだけ高い位置、そしてクリアな場所、要は周りが見渡せるような場所がベストです。一番いいのは外部アンテナを外のできるだけ高い位置に設置することです。受信機付属のアンテナの場合受信機をできる限り高い位置で窓際に置きます。
※付属アンテナでも受信はできますが外部アンテナを建てて受信するのとでは雲泥の差がありますのでACARS受信を楽しむのであれば外部アンテナにしたほうがいいかと思います。自分は今第一電波工業のD103 という車につけるモービルアンテナを地上高6~7メートルくらいのところに設置しています。本格的な固定アンテナではありませんが感度は十二分です。
導入完了してしばらくすると
「サー」という音に混じって「ピギャ」「ギャー」という音が聞こえてきます。それと同時にインジケーター部分のSYNやRCV、またKG-ACARSのロゴの右側が点灯します。それが確認できればACARSの受信成功です。
また受信の確認は上部ツールバーの左から4番目の「テキスト表示」
受信テキスト表示という画面が出てきます。そこに上記のような文字の羅列が表示されるようになれば完璧です。あとはひたすら受信データが貯まるのを待つだけです。
上部ツールバーの一番左側の「受信航空機リスト」
をクリックして航空機受信リスト画面を開いてみます。
だんだんと画面に便名や出発地、目的地、機材などが表示されていきます。表示されていくなかで「POS」という項目、POS=POSITION=位置。ここに○がついてるものが出てきます。この○がついてるものに関してKG-ACARSのメイン画面に機影がプロット(表示)されます。その同じ機体からの情報が何度か受信できると飛行機が実際どのようなルート、高度を推移しているのかがわかります。おおよそ4~5割程度の飛行機からポジションレポートが送られてきます。
これはNH265便、羽田発福岡行
羽田空港を出発し徐々に高度を上げ40000フィートあたりまで行き巡航に入る様子が捉えられいます。最終的には岐阜上空あたりまでポジションレポートを受信できています。自分の受信環境だと電波状況がいいときには半径800キロ近くまで受信できることもあります。平均すると3~400キロ程度の距離まで受信できています。
こうして受信を続けていると200機までの機影を表示することができます。
200機表示されるとこんな感じ。
何が表示されてるかさっぱり分からない状況に(^_^;)
まあ一機づつの表示も航空会社ごとの表示もできますのでなんの問題もないですが。
このようにしっかりと受信ができるようになればあとは各々自分なりにいじってKG-ACARSを楽しんでいけるわけです。次回以降kingmengrai流のKG-ACARSの楽しみ方を紹介していこうかと考えています。
※K.G様、公共の場での紹介の時には・・・と書いてありましたがご連絡方法が分からないため勝手に載せてしまいました。もし万が一この記事をご覧になられて差し障りがあるようでしたらおっしゃって下さい。差し障りないようでしたら今後も記事にさせていただきます(笑)
航空ジャンク市
先日久しぶりに成田空港に隣接する航空科学博物館に行ってきました。
まあ普通の人にとってはただのガラクタ市(笑)
航空機ファンにとっては垂涎の宝市♪
実は自分行くの初めてでして。。。
朝10:00オープン。
自分が行ったのは9:30くらいですかね。
整理券配ってました。
200番ちょい手前。
10時ちょっと前からジャンク市会場に並び始めご覧のありさま(^_^;)
おおおっっっ!!!すばらしい!!!
所狭しと並べられた各種グッツたち。
コックピットの各種計器からタイヤ、レーダーアンテナ、プロペラ等々。
レーダーアンテナ欲しかった。うちが広ければ買ってたな(TωT)
お決まりのシート、20萬円也。
機内食を運ぶカート。これ、結構人気でしてどんどん売れて補充されていきます。
その他エンジンカウルから各種照明器具、サイン、ダイキャストモデル、ステッカー、ポスター、食器などなど魅力的なグッズてんこ盛りです!
残念ながら自分の今の経済状況、保管スペースなどの都合上欲しいけど購入に踏み切れないものが多々。
もし将来お金持ちにでもなったら一部屋こういった物で埋め尽くした部屋にしたいなぁと思っちゃいます。まあ単なる夢ではありますが。
買う買わないは別にして半年に一回、行ける時はまた行って色々物色したいなと。
おまけ、航空科学博物館から撮ったルフトハンザA380のエアボーン。
昨日は羽田空港で空の日のイベント。
会場はオープン間近の新国際線ターミナル。
新国際線ターミナルへ
向かう人達で第一ターミナルのバス乗り場は長蛇の列。
エプロンはまだ運用開始されていないため国交省の飛行機がずらっと並び
なにやら神輿がきていた。
ちょっと所用で通りかかったのだがちらっと指をくわえて通り過ぎるだけ(TωT)
オープン前のD滑走路やエプロン。こういう状況はもう自分には二度とないだろうからジャンク市よりもこっちに行けばよかったかな~、と少々後悔
熊本城
1607年、数々の城の築城を手がけた加藤清正によって建てられた城であり加藤清正の居城でもあった場所です。別名、銀杏城と呼ばれている外観復元天守になります。
日本三名城のひとつであり日本100名城、92番目の城です。
名古屋城、熊本城はみたので後は姫路城ですが残念ながら現在修復期間に入ってしまい2014年までは見れません。
熊本城は以前訪れたことがあったのですがなぜか当時の写真がどっかにいってしまって記録が残ってないんですぅ(^_^;)それと以前訪れた時は改修真っ最中で天守からの景色などが味気ないものだったので改修後の熊本城を見てみたいなぁと常々思っていましたがやっと実現しました。
夏休みということもあり結構混むだろうな~と思いお得意の?朝一訪城です。ホテルから散歩がてら歩いていったのですが城だからすぐにわかるだろうと特に何も考えずにこっちの方角かな?なんてテキトーに歩いて行ったのですがなかなか城が見えずに少々あせりました(^_^;)
歩くこと20分くらいでしょうかやっと熊本城の案内が出てきました。
お城の前って大抵城主や城に関わった人の像がありますね。
今回はこの櫨方門より入場。
以前は車で行ったので二の丸駐車場に停め南大手門を通り頬当御門より入場した記憶があります。当時西大手門を通れなくてぐるっと遠回りしたような気がします。
そのほかに須戸口門、不開門より入場できるようです。
第三の天守とも呼ばれる宇土櫓。
第三の天守という名の通り他の城での天守に匹敵する大きさです。
熊本城は大天守、小天守をはじめこの宇土櫓、飯田丸五階櫓などの天守に近いような構造の櫓が沢山ありす。さぞかしすごい城だったことでしょう。完成された姿を見てみたいです。熊本城に限ったことではないですが当時の城の姿というのを見てみたいですね。
裾の傾斜をなだらかにし上へ行くと徐々に傾斜がきつくなりほぼ垂直になる。攻め入ってきた兵が始め登れると思い登り始めるが傾斜がきつくなり登れなくなることからそう呼ばれているらしい。また地盤の弱いこの地に築城するにあたり座りをよくするために裾野を広くとったとも言われています。様々な城を手がけた加藤清正らしい計算された感じがすごいなあと思います。
宇土櫓前の広場から天守へはここを通っていきます。ちょうど二つの石垣の間の上に本丸御殿があり地下通路のような構造になっています。以前来たときはこの本丸御殿はなかったので初めて見ました。
黒い壁に白い城壁のコントラストが非常に綺麗で鮮やかに感じます。
周りにあまり遮るものがないのでどっしりと堂々とした城に見えます。
自分的には見た目結構好きなタイプの城かな。
天守から望む街並み。
うん、以前来たときと比べすごくいい景色♪
熊本城には「一口城主制度」という面白いシステムがあり1万円以上の寄付をすると城主となり一年間入城料が無料で何度でもできその他様々な特典や天守の中に城主として名前を刻まれます。この一口城主、かなりの方がいらっしゃいまして 天守の中に所狭しと名前の刻まれたボードがあります。
一口城主に興味がある方はこちら
を。
ん~、なんでしょ?なんだかまったく歴史を感じないσ(^_^;)
すべてが新しくそう感じるのかもしれませんがなんていうんでしょう、つくりそのものが古さを感じなく普通に近代的なちょっと古き和をイメージした空間に見えてしまいます。
この2間だけは金箔などをふんだんに使った煌びやかな絵やふすま、天井です。
この2間だけはさすがに時代を感じさせるかな。
そのほかにも様々な門や櫓があり加藤清正自身の居城なだけあってかなり力の入った規模の大きなお城ですね。今回の訪城ですべてを見たわけではないので機会があればまた訪れたいなと思います。