パソコンSHOPアークのBTO PC arkhiveをしばらく使った感想と主要パーツのレビュー | kingmanの模型製作記Ⓐ

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パソコンSHOPアーク(ark)のBTOパソコンを購入してから2か月ぐらい経ったので、改めてしばらく使ってみた感想と各主要構成パーツ(PCケース、CPU、マザーボード等)のレビューをします。

 

 

パソコンSHOPアークとarkhiveの感想




購入した製品は「arkhive Gaming Custom GC-I7G47R AG-IR20B76AGL7S-AX9」。
2024/01/17発売のゲーミングPCモデルで標準構成の価格は279,800円になります。
カスタマイズや延長保証3年を付けたので実際に購入した価格は324,690円です。
※カスタマイズ内容や構成パーツの一覧等は下記過去記事参照。

購入後も気になって他のBTOメーカーの新製品情報等も見ていましたが、同じようなパーツ構成でこれ以上に安いものはなかなか見つかりません。

PCショップ アークのBTO PC「arkhive」は様々な構成のPCを取り揃えていますし(オンラインストアでは、ゲーミングデスクトップPCのカテゴリだけでも172件出てきます)、ほぼ全てのパーツのメーカーや製品が明記されている上にカスタマイズもできるので、PC自体の使い勝手や性能は購入者の選択次第。
自作PCのパーツを自分で選んで、プロに組み立てと初期セットアップや動作確認をしてもらっているような感じです。
それを3、4日の短期間でやってくれて、梱包も厳重で配送も迅速。それでいて組み立てや配線も丁寧で綺麗(外れやすそうなコネクタ結合部も絶縁テープで補強してあったり)。
自作PCのデメリットであるパーツの相性問題も動作確認で潰してくれているので安心。さらに保証も付いてます。
アークの保証はデフォルトだと1年間ですが、追加料金(製品価格の10%)を払うと3年保証にできます。自分は念のため3年保証にしたんですが、今思うと1年保証でも良かったかなという気もします。保証を受けるには購入時のパーツ構成に戻さないといけないし梱包も面倒なので、原因が分からないようなものではない限り各パーツのメーカー保証を使うか自分で直すかパーツを買い替える気がします。

しばらく使ってみた感想としては、初期不良等は一切なく安定稼働していて快適に使っています。
スペック的にも普段使いから動画再生・編集やゲームまで、全てハイスピードで動くのでめちゃくちゃ快適です。
それなりにスペックが高くファンの数も多い(合計7個)ので騒音は心配でしたが、普通に使っている分には静かです。
ただベンチマークや4K高画質設定で重いゲームをやってファンが全開で回ると(当たり前ですが)かなりうるさくなります。ケース自体もエアフローを重視したものなので、静音性はありません。
その分水冷CPUクーラーやエアフロー効率の良いケースのお陰で良く冷えるので、アイドル状態の温度は低く(だいたい室温+10度以内)各パーツが高温になってもすぐ下がるし、サーマルスロットリング(CPUやGPUが温度上限に達して性能が下がる)もベンチマーク以外ではほぼ発生しません。

メモリは32GBですが何もしていない状態で30%(10GB)ぐらいの使用率なので、とりあえずは十分です。

アークのゲーミングPCは初めて買いましたが、概ねネット上の良い評判通りで全体的には大満足です。
BTO PCの中でも自分好みのデザイン(ケース)のゲーミングPCが欲しいとか、どのメーカーのパーツが使われているか分かった上で買いたいとか、パーツを細かく指定したい場合やパーツ構成にメリハリ付けてコストを抑えたい場合はPCショップアークのarkhiveはおススメです。
自分の場合は、ある程度コストも抑えつつハイスペックで長く使えるPCが欲しかったのでピッタリでした。

 

PCケース:Antec AX-90のレビュー

 

アメリカのPC周辺機器メーカーAntecのPCケース AX-90です。

  • 良いところ
    • 安いわりにしっかりした作り
      1万円以内の低価格ながらフレームやサイドの強化ガラスも厚めでしっかりした作りです。
      ちょっと力をかけてもガタつく事はありません。
       
    • 見た目がシンプルでカッコいい
      流行りのピラーレスやホワイトケースではありませんが、シンプルで質実剛健なデザインが気に入ってます。
      黒いボディーに内部のLEDのライティングが映えます。
       
    • 内部スペースに余裕があり、拡張性が高い
      ミドルタワーケースとしては大き目サイズの幅210mm×奥行473mm×高さ486mmでケース内の容量は48L。内部スペースに余裕があるのでエアフロー的にも良さげです。
      マザーボードはATXサイズまで対応。
      水冷ラジエーターはフロントまたはトップに360mmサイズまで搭載可能。
      グラボ等の拡張カードスペースは最大385mm。現状最高スペック(≒最大サイズ)のRTX4090のサイズが33~35cmぐらいなので、ほぼほぼどんなグラボでも収まります。
      電源スペースも広く、(そんなデカい電源があるのか知らないけど)最大410mmの電源ユニットまで搭載可能
       
    • ARGBコントローラーが付属

      6個までの3ピンARGB端子を接続可能なARGBコントローラーが裏配線側上部に備え付けてあるので、ARGBファンの接続や増設が簡単です。
      このコントローラーに接続されたRGBスイッチがケース上面にあり、光り方を色々変更できます。またこのスイッチを長押しする事でライティングの制御をマザーボード側に切り替える事も可能です(その場合はAURA SYNC等で制御)。
       
    • 12cmARGBファンが4つ付属
      前面パネルに3個、背面に1個の計4つの120mmアドレッサブルRGBファンが付属します。LEDは光り方は綺麗です。
      不満点に書いてあるとおり、ファン自体の性能はイマイチです。
       
    • 最大11個のファンを搭載でき、前面には14cmファンも搭載できる
      前面と上面に各3個、右側面と底面(電源スペースの上)に各2個、背面に1個と最大11個のファンが搭載できます。
      また前面には12cmファンだけではなく14cmファンでも3個搭載可能。強力なエアフローを実現できます。
      まあ11個のファンを搭載可能とは言っても、右側面の2個は吸気にしても排気にしても前後、上下の空気の流れを阻害しそうなので増設しても意味は無さそう(むしろ悪影響を与えそう)ですが…ここに水冷グラボのラジエーター&ファンを取り付けるなら良さそうです。元々そういう意図なのかもしれません。
       
    • フロントアクセス(電源ボタン、USB端子等)が上面にあるのが床置きには便利
       
    • 配線しやすい
      裏配線スペースにも余裕があり、穴も多いので配線がしやすいです。
       
  • 不満点
    • 前面パネルが外しにくい

      前面のダストフィルターやファンの掃除をする時かファンの交換をするときぐらいしか関係無い事ではあるんですが、前面パネルが太いプラ製のピン8本で固定されているのでかなり外しにくいです。
      パネル下側に手を入れてかなり力を入れれば外れなくも無いんですが、この方法だとピンが折れるかもしれません。
      安全なのは両サイドのパネルを外した後に前面パネルの上部左右を引っ張って外す方法ですが、若干手間です。
       
    • 前面パネルのダストフィルターが外せない
      前面パネル裏側にはダストフィルターが付いていますが、前面パネルに固定されていて外せません。
      埃は外側に付くのに(外側にはプラ製のガードがある為)内側からしか掃除機で吸えず、ちょっと不便です。
      ちなみに上面、側面、底面のダストフィルターは普通に取り外し可能です(上面のフィルター以外は微妙に取り外しが面倒だけど)。
       
    • 前面、背面ファン取付部分のパネルが薄い
      ファン取付部分のパネルが薄く、ファン取付ネジを固めに締めるとパネルが変形します(アークさんがしっかり締めていたので何か所か変形してました)。
       
    • 付属ファンの性能がイマイチ
      4個のARGBファンが付属していますが、PWM制御には対応していない3ピンコネクタで(Fan Xpertで確認する限り)回転数も最大1200RPMです。ARGBケーブルはデイジーチェーンには対応していないので、ARGBコネクタを4つ消費します。
      このファンについてネットで色々調べでも情報が出てこなかったのですが、おそらく見た目がそっくりなAntecのF12 ARGBに近い性能だと思われます。だとすると流量31CFM、静圧0.7mmH2O程度なので正直心もとない性能です。
       
    • フロントアクセスにUSB Type-C端子がない
      ケースのフロントトップにType-AのUSB 3.0×1、USB 2.0×2はありますが、欲を言えばType-C端子も欲しかった。

こんな感じで細かい不満点はあるものの、価格が安いわりにしっかりした作りで拡張性や冷却性能も高く何よりデザインが好みなので全体的には満足です。

 

CPU:Intel Core i7-14700KFのレビュー

 

Core i7 14700KFはIntelの最新世代(第14世代 Raptor Lake)のCPUで、同世代では14900K、14900に次ぐ性能になります。
型番のKはオーバークロック(OC)対応モデルという意味で、動作周波数のロックが解除されているCPUです。OC対応以外にもK無し(無印)モデルに比べて定格周波数や消費電力が高くなっており、その分デフォルトの性能も高くなります(ベンチマークスコアでK無しに比べて5%~10%高い)。高負荷に耐える為、K無しモデルより高品質な(選別された)部品が使われているという説もあります。
自分の場合はそのままでも十分な性能だし無駄にシステムに負荷を与えたく無いのでOCはしない(マザーボードもB760なので非対応)のですが、アークのこのPCのカスタマイズでは無印とK付きで5,000円しか価格差が無いのでデフォルトでも性能が高いK付きを選択しました。
今のところさほどCPU負荷がかかるような作業はしていないのでアレなんですが、何をしても速いしCPU使用率もかなり余裕があるし満足です。今のところゲームをしていてもCPU使用率と温度は全然上がりません(CPU使用率は10~20%、温度は40~50℃程度)。ゲームの起動やロードがめちゃくちゃ速くなったのが快適。
長く使えそうで良かったです(下記の問題で壊れなければ)。

唯一の不満点というか不安点は、最近話題になっているインテル第13、14世代CPUの劣化・破損問題ですね。14900Kや13700Kをしばらく(1、2か月以上)使っていると、ゲーム等の高負荷時にエラーが頻発しシステムが不安定になるという問題。
高負荷・高周波数による高温でCPUが劣化、破損する事が原因ではないかと言われています。
まだintelの調査中で5月中旬に正式な発表があるようですが、intelによる中間報告ではマザーボードメーカーのデフォルト設定がintelの推奨設定を守っていなかったりセーフガード機能を無効化している事により、CPUに想定外の負荷を与えている事が原因と思われると発表しています。
実際、このPCのASUS製マザーボードでも初期設定ではPL1(長期の消費電力制限)、PL2(短期の消費電力制限)ともに無制限になっていて、購入直後にベンチマークを回したときにサーマルスロットリングが発生しまくっていたので、推奨設定(PL1=125W、PL2=253W)に変更しています。ちなみにこの設定にしてもベンチマークのスコアはほとんど変わりませんでした。しばらくこれで様子見かな。

 

マザーボード:ASUS TUF GAMING B760-PLUS WIFI ATXのレビュー

 

B760シリーズはインテル最新世代用のチップセットでコスパ重視の型番。
本当はVRMフェーズ数が多く冷却性能や拡張性も高いZ790チップセットのマザーボードにしたいところではあったんですが、このPCのカスタマイズではB760のマザーボードしか選べなかったので、その中でもスペックが良いこのマザーボードを選択(標準構成ではASUS PRIME B760-PLUS ATX)。カスタマイズ料金はプラス9,130円。
TUF GAMINGは軍用グレード(台湾軍のかな?)のパーツを使った耐久性と安定性が売りのシリーズ。
ASUS TUF GAMING B760-PLUS WIFI ATXの主なスペックとしては下記。

  • 高速なDDR5メモリに対応。
  • VRMフェーズ数が12+1。大型ヒートシンク付き。
  • グラボ用スロットがPCI Express 5.0に対応(現状は4.0のグラボしかない)。
  • 無線LAN搭載。WiFi 6対応。Bluetoothも搭載。
  • M.2SSD用のソケット数は3つ(PCIe 4.0)。ヒートシンク付き。SSDはQ-Latchによりネジ無しで固定可能。
  • バックパネルにはUSB3.2 Gen1 Type-A×3、USB3.2 Gen2 Type-A×1、USB3.2 Gen2 Type-C×1、USB2.0 Type-A×1を搭載。
  • Thunderbolt(USB4)対応(拡張カード等を追加する必要あり)。


特に問題なく動作していて安定性、冷却性能ともに満足です。
冷却性能についてはベンチマークを回してもVRMは50℃程度、マザーボード自体は室温とほぼ変わりません。
ASUSの各種ユーティリティーソフトが便利なのも良いところ。


Armoury CreateはASUS製のゲーミングPCやマザーボード、周辺機器を管理するための統合ソフトで、デバイスの管理、システムのパフォーマンス監視や調整、RGBライティングの制御、LED他のASUSユーティリティーソフトのランチャー、ドライバ・ファームウェア・ユーティリティソフトのバージョンチェックと更新、ゲーム毎のハード設定・RGBライティング設定等が行えます。


Fan XpertはCPUファンやケースファンの監視や調整ができるソフト。
最初に(もしくはファン交換後に)オートチューニングを行うと、各ファンを実際に動作させてファンの最高回転数や最低回転数、PCの冷却具合を収集し自動的に温度に応じた最適な回転数にしてくれます。さらにそれを元に静音モードやターボモード等、4パターンの冷却モードにワンクリックで変更可能(4パターンのファンモード切替はArmoury Create上でも可能)。
また、ファン毎に手動で細かく回転数を設定したり、デフォルトではCPU温度に応じて回転数が変わるようになっていますが、GPUやマザーボード、VRMの温度に応じて回転数を変えるように設定する事も可能。
自分はケースファンはCPU、GPU、VRMのうち温度が高いものに合わせて回転数を制御するように変更しています。GPU負荷が高いゲームをしているときにケースファンがブン回ってうるさいですが、GPU温度は上がりにくくなります。


Aura SyncはマザーボードやAura Syncに対応したARGBファンのライティングの色や光り方等を色々調整できるソフト。音楽やゲームの音に合わせて光らせたり、CPU温度に応じて色を変えたりもできます。
さらに細かく設定したい場合はAura Createで設定可能。

唯一の不満点は、個体差っぽいし初期不良っぽくもあるんですがbluetoothが繋がりにくく切れやすいところ。
最初はデバイス側の問題かと思っていたんですが、スピーカーもキーボードもマイクロソフト純正Xboxコントローラーでも同じ状態だし他のPCでは問題無いので確実にマザーボード側のbluetoothの調子が悪い。繋がりにくいのはまだしも、わりと頻繁に切れるのはかなり不便(特にキーボードとコントローラー)。結局USB接続で使ってます。

 

グラフィックボード:Gainward GeForce RTX 4070 SUPER Ghostのレビュー

 

RTX 4070 SUPERは、NVIDIA RTX 4000シリーズ最新世代のグラフィックボード。
性能的には同じRTX4000シリーズの4070Tiと4070の中間、前世代RTX3000シリーズのハイエンドGPU3090Tiと3090の中間ぐらいです。
FHDやWQHD解像度でのゲームは余裕、4K解像度でも普通に使える(めちゃくちゃ重いゲームだと4Kは若干辛そう)ぐらいの性能です。
グラボ単体の価格は10万円前後。ワンランク下の性能の4060Tiや4060が5万円前後なので価格的には一気に倍ですが性能も結構違います(ベンチマークのスコアで倍近く)。
手の届く範囲ではコスパの良いグラボだとは思います。しばらくはどんなゲームでも高画質で遊べるでしょうし。

アークのBTO PCのカスタマイズではグラボは特に選択肢が多いです。
このPCの場合は、標準構成のメーカー指定不可のRTX4070SUPERを始め、上はSAPPHIRE PULSEのRadeon RX 7900 XTX OCモデル(カスタマイズ料金8万5千円)やASUS ROG STRIXのRTX 4070 Ti SUPER OCモデル(カスタマイズ料金8万円)から下はZOTAC LPのRTX3050(カスタマイズ料金マイナス4万5千円)等々。
OCモデルだとしても性能はさほど変わらないし(他の違いは静音性とか放熱性とか)、製品指定すると1万円以上高くなるし、RTX4070SUPERのリファレンスモデルの性能があれば充分と言うことで標準構成のメーカー指定無しのガチャ設定にしました。



その結果、搭載されていたのがこのグラボ。Gainward GeForce RTX 4070 SUPER Ghostです。
このグラボはRTX4070SUPERのグラボの中では至って普通の性能(リファレンスモデルと同じ)。
そのわりに価格は同じような性能でRTX4070SUPER最安値(約9万5千円)の玄人志向やPalit Microsystems、OCモデルのMSIやPNYのグラボ(約10万円)よりちょっとお高い10万5千円ぐらい。
そのせいか価格.comのRTX4070SUPERのグラボの中での売れ筋順や注目順でも下から2番目です。
そんなグラボですが性能は充分で安定しているし、ファンも静か(60℃以上にならないと回らない)でベンチマークを回しても75℃までしか上がらない冷却性能もあり満足です。


専用ユーティリティソフトのEXPERTOOL2があるのも良いところ。

GPUのステータス確認ができたり



ファンの回転数制御ができたり



LEDのライティング切り替えや設定ができたりします。
地味に便利なのはGPUの温度に応じてLEDの色を変えられる機能。
何℃で変更するか、何色に切り替えるかも4段階まで設定可能です。ひと目でGPU負荷を目視できるのが便利。
マザーボードのAura CreateにもCPU温度または使用率に同じてライティングを切り替える機能はあるんですが、3段階しかないのと任意の色に変更する事ができない(黄緑、黄、赤の3色固定)のでEXPERTOOL2の方が優秀です。



オーバークロックする機能もあるんですが、これを使ってグラボが壊れたら保証対象外になるので注意。
細かく手動調整出来る機能と自動でOCする機能があります。

 

水冷CPUクーラー:MSI MAG CORELIQUID M360のレビュー

 

CPUを発熱が多いK付きモデルの14700KFにしたので、CPUクーラーは水冷にしました。
ケースが最大360mmのラジエーターにまで対応しているので、360mmサイズの水冷CPUクーラーの中でコスパの良いMSI MAG CORELIQUID M360を選択。カスタマイズ料金はプラス13,800円。

MSIの簡易水冷クーラー MAG CORELIQUIDは、フラッグシップのMEGシリーズ、デザインと性能に拘ったMPGシリーズ、耐久性に拘ったMAGシリーズに分かれています。基本的にはMEG>MPG>MAGの順に性能と価格が高くなります。
MAGシリーズの中でも現状3つの製品が販売されていて、2022年に発売された360R V2、2023年に発売されたM360、E360があります。
販売価格は360R V2とM360が1万4千円ぐらい。E360が2万円前後。
スペック表で見る限りは3つともほとんど変わらない(M360の消費電力が少し多いぐらい)ですが、E360の方がクーラーの構造の違いで冷却性能が高いみたいです。

実際に使ってみた感想としては、冷却性能も充分(MAXでも80℃程度までしか上がらない)でポンプの音やファンの音も気にならないレベルなので満足です。ポンプの音は初回起動時にちょっと鳴ったぐらいでその後は気になった事がありません。
かなりコスパの良い水冷クーラーだと思います。

 

以上でArkhiveのPCのレビューは終わりです。ではまた!