酒屋は小僧に多大な影響を与えましたが

小僧も少しは酒屋に影響を与えたはずです。
 
 
 
一つはごく当たり前のお手伝いです。

 

 

 

前に書いたように
 
ビールやお酒の箱を倉庫から配達の軽トラックに積みこんだり、配達について行って軽トラックからお客様の玄関まで運んだり、閉店の片付けをしたり
 
少しは労働力を提供していました。
 
 

父は時々ギックリ腰をやっていたので

「何かあった時には小僧がいる」
という気休めにはなっていたはずです。
 
 
 
 
 
そしてもう一つ
小僧がいなければ起きなかった変化
というものもありました。
(did I make a dent?)
 

 

 

 

それは

 

簡易無線

 

 
 
差別化戦略
コミュニケーション戦略
経費削減戦略
 
それらを全部一機にやってのける
(もちろん大げさに言ってます)
 
 
 

酒屋の生き残り戦略が

小僧の趣味から生まれたのです!
(大袈裟!)
 
 
 
小僧が中一でアマチュア無線局を開局し
 
 
 
全国各地そして海外とまでも
夜昼交信している様を見て
 
 
 
無線をお店で使えたらすごくいい!
 
 
 
という発想を両親が持ったのは当然。
 
 
 
アイデアは2種類
1) 遠隔地のお客様から注文を受ける
2) 店と配達中の軽トラック間の連絡
 
 
 
ラインがない時代です
インターネットがない時代
電子メールがない時代
当然、携帯電話もない時代
 
 
 
一番早い通信手段は固定電話
という時代です。
(電話ボックスはどこに行った?)
 
 
 
1)のアイデアを推し進めていたら全く違う業態になっていたと思いますが…
小売店の発想から離れられず諦めました。
(全国の酒屋で配達しあうネットワークを作ろうなんて話して、当時としては結構斬新なアイデアでした)
 
 
 
 
 
2)のアイデアはカタチになりました。
それが簡易無線です。
 
 
 
無線法規を学んだのは小6でしたが
「アマチュア無線は商用には使えない」
ということは理解していました。
 
 
 
それで、色々選択肢を検討した結果
簡易無線
に落ち着きました。
 
 
 
基地局(酒屋)と移動局(軽トラック)
の通信には十分でした。
 
 
 

 

新規ご注文があると出先からでも配達に向かえる。
配達先でのご注文の段取りを店で準備できる。
明日の朝食のパン買ってきて~と無線で伝えられる。
(コミュニケーション戦略)
 
 
お店と軽トラックの連絡がつけば
お客様のご要望に早く応えられます。
当時、酒屋のトラックで無線を積んでいる
なんてまずありませんでした。
(差別化戦略)
 
 
同時に、軽トラックの行き来を少なくして
ガソリン代を浮かせることができます
(経費削減戦略)
 
 
 
 
実際、経営への貢献度はわかりません。
 
 
 
しかし、日常的に無線を多用してましたから
家族のコミュニケーションには役立ったはず。
 
 
その程度です。
 
 
 
小僧は他にも何か役に立たなかったのか?
残念ながらいくら考えても何も出てきません。
 
 
 
 
  
 (つづく)
 

終わってみたら、

酒屋の小僧で全部で7つの記事を書いていました。

宜しければお読みください。

そして、あなたのストーリーも教えてください。

酒屋の小僧(1)

酒屋の小僧(2)

酒屋の小僧(3)

酒屋の小僧(4)

酒屋の小僧(5)

酒屋の小僧(6)

酒屋の小僧(7)

 
 

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