田舎町の小さな酒屋でした。

 

 

 

店はとても不便な場所で

品揃えだってよくありません

 

 

足で稼ぐしかなくて、父はよく働きました
御用聞きと配達です。
 
 
 
私も手伝いました。
(接客はできず、肉体労働担当)
 
 
 
お中元とお歳暮の季節は毎日閉店まで
 
 

普段も、ビール何ケースとか

まとまった配達があると
好んで手伝いました
 
 

瓶の埃を一本一本拭いてから箱に戻して

箱ごとトラックに積み込んで
 
父が運転して私が助手席
 
配達先で商品を玄関まで運ぶのは私
(醤油がほんと重かったです)
空き瓶も回収します
 
そんなことの繰り返しです。
 
 
遠隔地の配達にもついて行きました。
 
 
道中、ほとんど無言です
父も私も、必要なことしか話しません
 
 
それでも
一緒にいることが好きだったようです。
 
 
 
そういえば、
お店を閉めるのも私の役目でした
 
毎晩7時とか8時くらいに
店先に並べてあった商品を店内に入れ
シャッターを閉めるのです
 
いつ頃からかわかりませんが
高校を卒業するまで(上京するまで)
続けました
 
 
なにか、家族で協力している的な
そんな感じがあったのかもしれません。
 
 
 
学校から帰ると両親がいる
 
仕事はしていましたが
その姿をみることができる
 
そんな家庭でした。
 
 
 
特別なことではないけれど
とてもラッキーだったのだと思います。
 

 

つづく

 

終わってみたら、

酒屋の小僧で全部で7つの記事を書いていました。

宜しければお読みください。

そして、あなたのストーリーも教えてください。

酒屋の小僧(1)

酒屋の小僧(2)

酒屋の小僧(3)

酒屋の小僧(4)

酒屋の小僧(5)

酒屋の小僧(6)

酒屋の小僧(7)

 

 

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今日は鳥って、、、どういうこと?