朝鮮情勢に関係なく、米海軍は太平洋からインド洋を支配するため、韓国に居座る
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201806060000/
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アメリカ海軍の第7艦隊は横須賀を拠点とし、太平洋からインド洋にかけての海域を担当している。
アメリカは属国を率い、この海域を自分たちの最重要地域で、自分たちの利権だと認識、統合支配しようとしていることを隠していない。
こう考えている以上、ここからアメリカが自分の意思で去ることはないわけだ。
つまり、アメリカが言う「自由で開かれた」とは、アメリカが好き勝手にできるということを意味している。
そのベースにはユーラシア大陸の沿岸部分を支配し、内陸の中国やロシアを締め上げて制圧、略奪するという長期戦略がある。
イギリスは明治維新というレジーム・チェンジを後押し、日本の海軍力を増強する手助けをした。
日露戦争の際にはロスチャイルド系のクーン・ローブを経営していたジェイコブ・シフが戦費を用立てている。
この交渉以降、シフは高橋是清と親しくなった。
イギリスにとって日本は大陸侵略の拠点であり、日本軍は傭兵部隊なのだ。
朝鮮半島は橋頭堡と言える。
ジム・マティス国防長官は朝鮮半島からアメリカ軍が去ることはないと発言したが、橋頭堡を放棄することはないという意味だ。
アメリカは朝鮮を利用して東アジアの軍事的な緊張を高めてきた。
その状況はロシアや中国と連携した韓国政府によって大きく変化、対話の雰囲気が強まっている。
この雰囲気を潰そうとする動きがあったものの、今は収まっている。
しかし、これで平和が実現するとは言えない。
アメリカが何を考えているかを示唆する出来事があった。
1990年のドイツ統一だ。
この際、アメリカのジェームズ・ベイカー国務長官はソ連のエドゥアルド・シュワルナゼ外務大臣に対し、統一後もドイツはNATOにとどまるが、東へ拡大させることはないと約束したことが記録に残っている。
この約束をソ連のミハイル・ゴルバチョフ大統領は信じ、ドイツ統一で譲歩したのだが、約束は守られなかった。
アメリカのウォール街につながる情報機関の幹部たちは大統領には無断でナチスの幹部たちを逃がし、匿い、雇った。
多くのファシストを移民として受け入れ、訓練してきた。
勿論世代は交代しているが、新しい世代のファシストをアメリカは東ヨーロッパへ帰国させ、レジーム・チェンジの手先として利用している。
そしてNATOはロシアとの国境に到達、軍隊を入れ、核攻撃できるミサイルを配置している。
アメリカにとっての朝鮮半島統一とは、そういうことだ。
アメリカが絡んでいる以上、真の意味で平和が実現されることは極めて難しい。