「預金封鎖=金融統制」の断行 3 | きなこのブログ

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日本を明るい未来へ…

[1860]あーあーあ、大きく崩れ続ける金融市場。 その中でのドル預金(外貨預金)の話。
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

今日は2016年2月12日です。

世界の金融市場は今も激しく下落を続けている。
(私が、以下の文を2時間かかって以下の文を書いて、今、ここに載せようとしたら、あららら、もう日経平均は、630円も下がって、15,000円を 割ってしまった。 底なし沼の大暴落相場だ。 )

それでも もうすぐ落ち付くだろう。夜明けの来ない日はない。

私、副島隆彦に、年末の12月に激しい攻撃があって個人的に不幸なことがあった。

その詳細はまだ公表できない。そのうち書きます。

昨夜(10日午後11時ごろ)ロンドン市場で、為替(円ドル相場)で、110.98円が出現した。

ついに1ドル=110円だ。

私が、3日前の9日にここで ↓ で予測(予言)したとおりになった。 

日本政府が為替介入したようで、今は、112円台で動いている。

ついにあっと言う間に、5円、円高(えんだか)に動いた。

日本人でドル預金をしている人たち(あるいは外国人で、日本国内で円預金 をしていた人たち )は、大損を出している。

円安(ドル高)にはならないのだ。

もっともっと円高ドル安に世界は向かうのだ。

どうして、たったこれだけのことさえ人間は分からないのだろうか。

「アメリカは強い、アメリカに頼るべきだ。アメリカがこれからも世界をリードする」と自分の脳(のう)の中心部から、信じ込んでいる人々は、アメリカに長年、洗脳されている人たちだ。

この態度は今の日本の国家体制の基本方針であり、「属国・日本」の運命であり、故(ゆえ)に、日本国民の支配層の人たちの大半が罹(かか)っている病気である。 

この頭の病気からなかなか自由にならない。

自分の脳(=思考力)を、「いや、待てよ。もう一度、考え直してみよう」と、自分で自分を疑ってみる、ということが出来ない。 

自分は頭がいい、と思い込んでいる人間ほど、この 思考柔軟さと反省(はんせい、リフレクション)がない。

アベノミクス(安倍政権の経済政策。2012年12月から。もう3年3か月)を信じて「もっと円安になるからドル預金をするべきだ。儲かる」 と“金融の専門家たち”から勧(すす)められて、ドル預金をしてきた人たちは、この一週間の円高で、為替投機で大損を出している。オロオロしている。

アメリカの野球の大リーガーで泥臭い(筋肉増強剤疑惑。自白)でも有名だった カンセコ選手が、 「日銀のマイナス金利は、私の脳を吹き飛ばした」と 、ウォールストリート・ジャーナル紙の記事になった。

おそらく彼は、 数百万ドル(数億円)の円を買っていて大損したのだろう。

藤巻健史(ふじまきたけし)氏という 金融評論家(元モルガン銀行東京支店長)がいる。

彼は、昨年の10月にも、「ドルを買え!」という本を出している。

「国も企業も個人もドルを買え」と煽り続けてきた。

「日本の財政は破綻する、ドルか米国債を買いなさい」とずっと日本の投資家たちを、アジり続けてきた。 

そして、このざまだ。

藤巻健史は、自分だけ上手に、さっさと参議院議員になって逃げて、2008年のリーマン・ショックのあとも、ずっと、それから、2011年の大地震・大津波のあとも、「日本はもう駄目だ。1ドルは、300円になる。いや、1ドル1000円になってもおかしくない」 という 奇妙奇天烈な本を書き続けた。

他の金融評論家たちが、リーマンのあと、大きく予想を外(はず)して、自分の客たちをなくし、信用も無くして、事務所をたたんで、わずかに残った自分の家にしょんぼりと立て籠(こ)もったのに、藤巻だけは、意気軒昂で、「ドルを買え。米国債を買え」を書き続けた。

ほかの経済評論家たち(大銀行とか大証券の調査部長上がりとか)が、出版社から本を出すことさえ出来なくなって困り果てているというのに、何なのだ、この男は。

藤巻健史は、30年前の、外国銀行の為替ディーラーの時から、「逆神(ぎゃくしん)、あるいは、ポジション・トークの藤巻」 と、業界の人々から呼ばれていた。

モルガン銀行(現在は、JPモルガン・チェース)と数行の米大銀行(投資銀行)が、コンスピラシー(共同謀議)で、日本市場を痛めつけて、自分たち米資本が荒っぽく大利益を出そうとして相場を操縦(そうじゅう)した。

このときに、この東京の為替ディーラー業界の“エース”に祭り上げられていた、藤巻が、ポジション・トークで丁度、逆のことを言って、それで相場をかく乱した。 

このことで、そのうち藤巻は業界では信用を失った。

元々がそういう男なのだ。

こういうバカのいうことを聞いて従順に従って、自分の資産を運用してきた人々が、大損することになった、ということは、やはり自業自得だ。

自己責任だ。

私は、かわいそうだ、とは思わない。

藤巻のような、「アメリカに頭の芯の底から、自分の脳をやられている 金融の専門家」というのは、そこら中(じゅう)にたくさんいる。

そのうちひとりずつ、摘発して、副島隆彦の筆誅(ひっちゅう)の鉄槌(てっつい)を下してゆく。

私に反論があればすればいい。いつでも受けて立ちますよ。

私は、絶対に逃げないで、堂々と、利根(とね)の河原で決闘をする。

出てこい、どいつもこいつも。私に名指しで、そして自分の名もきちんと名乗って、勝負を挑みなさい。 

それが、“大利根月夜”というものだ。 どいつもこいつも斬り殺してやる。

うるさい。

「早く、副島さんの金融本を読みたいよー。まだ出ないのかなあ」とか言うな。

私から、離れて、他の バカ評論家の(本の)方に、ペロぺロ行ってしまって、それで、痛い思いをして、それから、また、「当たっている人に近付こう」という下卑た精神で寄ってくる人間の卑屈な精神を、私は、・・・・理解してあげるから、また、学問道場の会員になってね。

・・・・ 本当に、お客様は神さま( 浪花節=なにわぶし=語り、浪曲師あがり往年の演歌歌手。三波春夫のコトバ。彼は、戦場の兵士として仲間の兵隊たちに浪曲を唄った )です。

以下のメールは、一昨日、会員になって下さったばかりの人からのものだ。

私は、今、全国から私たちの同志が、学問道場に結集しつつある手ごたえを感じている。

その中心は、決して、金融や投資や、自分の資産の防衛を考えての人たちではない。

安サラリーマンや介護職員のような貧乏な人も多い。

私、副島隆彦は、はっきりと、貧乏(ビンボー)と書く。

私の言論に、轡(くつわ)をはめるな。何でも自由に書く。言論の自由のために死ぬ気の人間に、余計なことを言うなよ。

あの トランプ候補 だって、アメリカの下層の、貧乏の、デブの、どうしようもない頭をした、白人どもの星となって、言いたい放題のことを言って、それで、アメリカの政治を、アメリカ国民のものに取り戻そうとしている。 

これが、怒れる保守的な、中間層白人 たちの、 「俺たちアメリカ人の真の代表を 大統領にしよう」 という、ポピュリズムの嵐だ。 

国民の下から沸き起こる、ワシントンの権力者ども(中央政界)と、ニューヨークの金融財界に対する 一般人民( people ピーポー)激しい怒りの嵐 の ことを populism ポピュリズム というのだ。

ヒューイ・ロング上院議員、や、ウイリアム・ジェニングス・ブライアンたち、ポュリストの政治家たちは、アメリカ民衆の真のデモクラシーのために闘って殺されていった。

そのことに殉(じゅん)ようとして、私、副島隆彦は、この日本で言論で闘っている。

余計な妨害は、すべて跳ね飛ばして撃退する。

なぜ、ドナルド・トランプが人気があるか、と言えば、「お前は、クビだー」 ‘You are fired ! “ のコトバだ。

トランプは、自分が登場した、企業の人員採用のテレビ番組で、新規参入を求める面接のときに、そんなことでは、会社にとって能力のない人間である、と経営者に見破られたぞ、という合図で、優しく叫んだコトバだ。

トランプには、企業経営の能力もある。

ダメな、能力のない社員(従業員)たちでも、それなりに厳しく使って、雇いづづける能力がある。

「どうか、私たちを食べさせてください。首を切らないでください 」 という アメリカの庶民の切実な願いを資本家側であるトランプが、まさしく全身で体現しているからだ。

だから、トランプが、「たとえ私が、ニューヨークの大通りで(アラブ人イスラム教徒、だろうか、ヒスパニックだろうが、黒人だろうが、中国人だろうが、Jap と口を滑らせて本当に言った、だろうが) 私が、ピストルで射殺しても、私の支持率は落ちない」と言ったのだ。 

本当に彼の支持率は落ちない。

このことの、 本当に、ビンボーになりつつあるアメリカの悲惨な現実からの真剣なコトバを、私たちは、日本の国民洗脳(のために)メディア(テレビ、新聞)から零れ落ちてくる真実を、鋭く私たちは、拾い集めないといけない。

日本国民は、ますます、「何も大きな真実を教えられていない」という洗脳状態に陥っている。

それを、打破するために、私たちの学問道場があります。

(転載貼り付け始め)

**** さまへ
2016年2月11日
学問道場の 事務所へも 
副島隆彦から
まず事務所へ  以下の ●●さまに、銀行の入金先の詳細か、急いで郵便振替の入金用紙を送って差し上げてください。
メールをありがとうございます。
●●さまが、学問道場にご入会くださいましたあとの、メールでの私宛てのご質問をいただきました。簡潔にお答えします。

「 巷の多くのアナリスト達は、今後円安が加速しハイパーインフレが起こるので、現金でのドルを持っていた方が良いと言ってます。先生も同じ考えでしょうか?」

に対してですが、私は反対です。 

私は、 「ドル預金で資産を守りなさい。もっともっと円安になるから」という投資の助言は、愚か者たちがしてきたことだ、、と、ずっと書いてきました。 

この数日で、もう1ドルが112円に、円高になりました。これまでドル預金をしてきた人は、損をしています。

アメリカ旅行のときの、VISAカード用決済用 の ドル建ての銀行預金とかを2万ドル(2百万円)ぐらいもっているのはいいことです。お続けください。

それでも、 口座管理手数料 ( handling charge  ハンドリング・チャージ) で、アメリカの銀行でしている預金は目減りします。

2パーセントどころか、5パーセントぐらいづつ、どんどん減ってゆきます。

毎月(20日に一遍)、20ドルとか、40ドルとか勝手に、口座維持手数料として引き取れさてゆきます。

それが今のアメリカです。 

この 口座管理手数料のことが、これから日本人にも、襲い掛かる まさしく、マイナス金利のことなのです。

あとは、ご自分で、注意深く、慎重に、疑い深く行動なさってください。
  
副島隆彦拝

-----Original Message-----
Sent: Thursday, February 11, 2016 9:32 AM
To: 副島隆彦
会員番号****番 の **** です。
副島隆彦先生からの直々のメールに恐縮いたします。
ありがとうございました。
実は会費をまだお支払いしておりません。
頂いたメールには振り込み先が載っていた様に記憶しているのですが、探しても見つかりません。恐れ入りますが、今一度郵貯の振り込み先を教えて頂ければ幸いです。

頂いたメールで申し訳ないのですが、先生に一つお伺いしたい事がございます。

巷の多くのアナリスト達は、今後円安が加速しハイパーインフレが起こるので、現金でのドルを持っていた方が良いと言ってます。 先生も同じ考えでしょうか? 

私はハワイに旅行に行くついでに、ハワイに口座を作り、VISAカードを作りたいと考えております。物価が上がったら、日本円の支払いをこのVISAカードで支払いをしたいと思っておりますが、考えが甘いでしょうか?

オリンピックまでは、日本の経済は表向きには持ち堪えるかも知れませんが、その後はどんな事が起きるのか空恐ろしい気が致します。先生の講演会にも、これからは足を運んで見たいと思って居ります。

よろしくお願い申し上げます。

2016/02/11 8:19、
****さまへ
副島隆彦から

このたびは私の弟子たちが運営しています 学問道場の会員になってくださいましてありがとうございます。 私からもお礼を申し上げます。長いこと、私の本を読んでくださってありがとうございます。
私は、***様と同感で、「 近(きん)未来に起きるであろう金融クラッシュ」を予測しています。

すでに金と海外口座をお持ちとのことで、あとは、さらに ご自分の資産を防衛する 方策を用心舞楽お考えください。

私は、今のまま、日本国民に真実を伝え続けます。

「 これからこういうことが起きる、政府や権力者たちは、最後には法律をどんどん変えることで統制経済をやる」 と 書き続けます。

「 私の氏名はどうぞ公表されませんよう、ご配慮下さい 」 には、私た弟子たちと防御を固め、細心の注意を払っていますので、どうぞ ご安心ください。
 
副島隆彦拝

コメント : 副島隆彦氏の著書はもう15年以上前から読んでおります。
最初のきっかけは、何と 占い師の方から 勧められました。
その方の勧めで、金(きん)も購入し海外口座も作りましたが、私の行動は必ずしも夫には理解されておりません。近々子供達には、近未来に起きるであろう金融クラッシュについて、話しておこうと思っております。 どうぞ先生は、真実をこれからも私共に発信して下さいますよう、お願い致します。
私の氏名はどうぞ公表されませんよう、ご配慮下さい。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。この会員になってくださったばかりの女性が、私が、このようにメールをここで引用して貼りつけたことで気分を害することがないことを祈ります。

私は、この女性からのメールに対して、今朝は、「ドル預金(外貨預金)という アホのすること」にちて、急いで、私の読者、会員たちに教えておきたかったので、このように書きました。

読者、会員との会話、通信こそは、私の血肉となる財産です。

以下に、最新の新聞記事を、一本だけのちのちの資料として貼りつけます。

私、副島隆彦の眼力(がんりき)で、これは優れている、という記事しか、私は貼りつけません。

私の眼力=すべてを裏側まで見通す力= の コワさを知っている人なら、すぐに、分かってくれるはずです。

副島隆彦拝

(転載貼り付け始め)

「 円、一時110円台 ヘッジファンドが円買い攻勢 」
2016/2/11 19:33  日経新聞  
春節、東京市場休場で取引の薄い日を狙い、ヘッジファンドが円買い攻勢を仕掛けてきた。さらに、欧州時間に入っても円買いモメンタム(勢い)に歯止めがかからない。

きっかけは10日のイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言。特に、中国・人民元リスクに具体的に言及しつつ、外部要因について長めに語ったことで、3月利上げ観測が、ほぼ消えた。利上げに慎重なニュアンスを打ち出していたフィッシャー副議長、ダドリー・ニューヨーク連銀総裁を追認する形となっている。

外為市場では、「米利上げ=ドル高」のシナリオが崩れ、特にヘッジファンドを中心に、新たな円買いポジションを増やす動きが加速している。さらに、トレンドフォローで超短期売買を行うCTA(商品投資顧問)が、円高のモメンタムに乗ってきた。

2014年10月の、いわゆる「ハロウィーン緩和」のときに、110円近辺から一気に115円前後まで跳ねているので、そこが真空地帯になっていた。今回は、その空白の価格帯を「埋めに来る」動きだ。

なお、現在の円高は2層構造になっている。

まず、米国経済の景気後退懸念により米利上げ観測も後退して、ドル金利が低下。マイナス金利の導入を決めた円との金利差が拡大せず、縮小していること。

次に、欧州銀行不安、原油安、中国経済不安のトリプル懸念が共振して、比較的安全とされる円にマネーが逃避していること。

その結果、日銀のマイナス金利導入決定による円安効果も吹っ飛んだ。円相場115円、日経平均1万6000円はアベノミクスの防衛線であったが、それが崩れてしまった。あすの日経平均は1万5000円の攻防となる可能性がある。

さらに、春節明けの来週、上海市場での展開も気になるところだ。激動の1週間、春節で休場の上海株式市場には、潜在的な売りエネルギーが充満しているとみられる。中国人民銀行が人民元の基準値をどの水準に設定してくるかも注目される。

アベノミクス相場はまさに正念場を迎えた。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝