<秘密保護法案>石破氏発言に「私たちもテロリストですか」
毎日新聞 12月1日(日)23時46分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131201-00000066-mai-pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131201-00000066-mai-pol
◇各地の反対集会やデモで相次ぐ批判の声
私たちもテロリストですか--。
私たちもテロリストですか--。
石破茂自民党幹事長が特定秘密保護法案反対デモについてブログで言及した「単なる絶叫戦術はテロとあまり変わらない」との発言への批判は1日、全国に広がった。
参院での法案審議中に飛び出した与党実力者の発言に、各地であった反対集会やデモでは批判の声が相次いだ。
【ブログに「絶叫戦術テロと変わらぬ」】石破氏、秘密法案反対デモを批判
日本弁護士連合会(日弁連)が東京・新宿駅西口前で開いた反対集会。
日弁連秘密保全法制対策本部副本部長の海渡(かいど)雄一弁護士は
「我々はテロリストですか。主権者のはずです」
と声を上げ、
「石破幹事長にとっては、法案反対を叫ぶ人も原発反対を叫ぶ人も、みんなテロリストに見えているということがよく分かった。
我々市民の活動が取り締まられる。
そういうことがこの法案で準備されている」
と訴えた。
京都市左京区の京都大であった集会「ヒミツの怖さ大公開! 特定秘密保護法案反対・京都集会」には、1972年の沖縄返還に伴う日米密約文書を入手して国家公務員法違反(そそのかし)罪に問われ、有罪が確定した元毎日新聞記者の西山太吉さん(82)が参加。
京都市左京区の京都大であった集会「ヒミツの怖さ大公開! 特定秘密保護法案反対・京都集会」には、1972年の沖縄返還に伴う日米密約文書を入手して国家公務員法違反(そそのかし)罪に問われ、有罪が確定した元毎日新聞記者の西山太吉さん(82)が参加。
西山さんは取材に
「集会・結社の自由を認めないという違憲発言だ。法案には市民の意思表示を抑えたいとの意図が見える。自民党が馬脚を現した」
と厳しく批判した。
岡山市のJR岡山駅前では、東京電力福島第1原発事故後に関東地方から移住した母親ら5人が法案に反対するちらしを配った。
岡山市のJR岡山駅前では、東京電力福島第1原発事故後に関東地方から移住した母親ら5人が法案に反対するちらしを配った。
千葉県柏市から岡山県備前市に移住した主婦、花田あいさん(31)は
「強行採決する政治家のほうがずっと乱暴だ。テロの定義をどう考えているのか。私たちは子どもの未来を思って反対している」
と反発した。【岡礼子、藤田文亮、五十嵐朋子】
石破幹事長の「絶叫デモはテロと同じ」発言に見る、平成の暗黒時代到来の予感。
http://31634308.at.webry.info/201312/article_1.html
軍事オタクが与党の幹事長になり、安倍首相の特定秘密保護法の成案に向けて、与党側から支えている。
石破氏は軍事オタクとして有名である。
石破氏は軍事オタクとして有名である。
そして、安倍首相の後釜を虎視眈々と狙っていると言われている。
そのNo2の幹事長が、市民が反対と叫んでいるデモは「テロ行為」と「同一視」しているというのだ。
「絶叫デモはテロ行為」 石破幹事長 市民活動、テロと同一視
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013120102000127.html
自民党の石破茂幹事長は十一月二十九日付の自身のブログで、デモ活動について「単なる絶叫戦術はテロ行為と変わらない」と指摘した。
テロの定義をめぐっては、特定秘密保護法案の条文のあいまいさが問題視されており、弁護士などからテロの範囲が広がりすぎることへの懸念が示されている。
法案の審議が続く最中に、市民の活動をテロと同一視した記述は批判を集めるのは必至だ。
自民党のNo2で、しかも次期首相にもなるかもしれない男が、単に偶々秘密保護法反対とデモで叫んでいるだけで、「テロと同じ」と言っている。
こんな話は、歴代自民党の議員からも聞いた覚えはない。
この言葉は、正にこの男の本質を、図らずも表したということである。
今まで、戦後最も怖い悪法と叫ばれている秘密保護法の本質を、良く示している。
デモをしていれば、そのうちに逮捕されるかもしれない。
こんなブログも、政府、自民党を批判すれば、民衆を扇動したとして逮捕されるかもしれない。
こんなブログも、政府、自民党を批判すれば、民衆を扇動したとして逮捕されるかもしれない。
そんなことはあり得ないと言う人もあるかもしれないが、体制派、政権維持派にとって目障りの人物は、何でも秘密として逮捕することも出来る、
逮捕まで行かなくても、任意で事情聴取されただけで、自由な発言は出来なくなる。
このような発言を公の場ですること自体が、もう歯止めもなくなってきている証拠だろう。
法案が通れば、平成の暗黒時代が到来すると言っても過言ではない。