「病院のしくみ」木村憲洋の日記 -14ページ目

「医療費のしくみ」目次

「医療費のしくみ」(12/25)

http://tinyurl.com/69rnbb


1章と8章は、これまでにない作りになっています。

3章も診療報酬を理解しやすい作りになっています。


1章 医療費検定~この場合はいくらになる?
 Q1 医療機関と診察料
 Q2 診察の時間
 Q3 受診する人の年齢
 Q4 薬を受け取る
 Q5 入院する
 Q6 手術する
 Q7 リハビリをする
 Q8 レントゲンを撮る
 Q9 在宅医療を受ける
 Q10 訪問看護を受ける
コラム①がんの治療費が部位・種類別にかなり詳しくわかる


2章 医療を支える公的医療保険の基礎知識
 2-1 医療保険とはそもそもどんなしくみ?
 2-2 医療保険の給付は現物給付がメイン
 2-3 収入を決める診療報酬という制度
 2-4 後期高齢者医療制度の本当の価値
 2-5 赤字体質の国民健康保険
 2-6 範囲が決まっている国民医療費の集計
 2-7 保険外併用療養費と混合診療の違い
 2-8 急性期病院=DPCという時代へ
 2-9 高額な負担を軽減する高額療養費
コラム②病院の・ランキング本・に疑問を持っている人は閲覧の価値あり!


3章 スッキリわかる診療報酬点数表のしくみ
 3-1 診療報酬の計算は点数表をもとにする
 3-2 診療報酬の施設基準と届出
 3-3 診療報酬点数の基本原則はこれだけ
 3-4 患者が診察に訪れたときの外来診察料
 3-5 患者が入院したときの入院基本料と加算
 3-6 病気について指導・管理する「医学管理等」
 3-7 在宅医療は項目が増加傾向
 3-8 検査をしたときの診療報酬は?
 3-9 画像診断をしたときの診療報酬は?
 3-10 治療の際に投薬をした場合
 3-11 注射や点滴をしたときの診療報酬
 3-12 疾病回復時に行なうリハビリテーション
 3-13 独特な療法・指導の精神科専門療法
 3-14 医療機関の質が出るさまざまな処置
 3-15 手術の診療報酬項目は一番細かく数が多い
 3-16 安全な治療を行なうために必要な麻酔
 3-17 放射線治療は技術革新が進み治療費も高い
 3-18 病理診断は検査から独立
 3-19 薬局を機能と・努力・で評価する調剤報酬
コラム③日本の医療費と世界の医療費を比べてみるには?


4章 治療ステージ別・病院のベッド代と医療費
 4-1 病院のベッドと医療費との関係は?
 4-2 高度医療・看護を行なう超急性期病床の医療費
 4-3 急性期のハイケアユニットと一般病棟とは?
 4-4 回復期リハビリテーション病棟と亜急性期病床の医療費
 4-5 療養病棟の医療費は患者の状態で決まる
 4-6 精神病棟の医療費には急性期と慢性期がある
 4-7 感染症病棟の医療費は病種や看護体制などで分類
コラム④「医療機関の・商品・とは何でしょうか?」 あなたなら何と答えますか?


5章 領収証とレセプトの書き方・読み方
 5-1 発行が義務化された“医療の領収証”
 5-2 詳しい点数がわかる領収証が求められている
 5-3 薬局でもらう領収証とジェネリック医薬品
 5-4 診療報酬など請求明細書の種類
 5-5 外来レセプトの読み方のポイント
 5-6 入院レセプトの読み方とポイント
コラム⑤患者が受診したときの感想を書き込む「病院の通信簿」


6章 医療機関が診療報酬を請求するしくみ
 6-1 レセプトで診療報酬を請求する
 6-2 返戻や査定が多いと経営的にマイナス
 6-3 診療報酬請求と診査側のいたちごっこ
 6-4 レセプトの「傷病名」欄は最重要事項
 6-5 縦覧点検と調剤レセプト
 6-6 レセプト審査のオンライン化
コラム⑥患者のコミュニティサイトからは患者も医療提供側も得るものが大きい


7章 診療報酬がわかると医療機関がよりわかる
 7-1 診療報酬に隠された医療機関の実力
 7-2 医療機関の経営は診療報酬の傾向に逆らえない
 7-3 プロセスとアウトカムの評価
 7-4 メタボ対策で医療費をマネジメント
 7-5 診療報酬の支払い方式はどうなる?
コラム⑦手渡された医療費の領収証を患者が確認できるサイトがある


8章 ケース別 おもな検査・病気の医療費はこう決まる!
 8-1 ケース1 外来の診療報酬① 体調をくずして病院へ。内科で血液検査をしてもらった。
 8-2 ケース2 外来の診療報酬② 昨日、子供を受診させたが、夜に熱が上がったので再来院。
 8-3 ケース3 外来の診療報酬③ お腹に激痛を感じたので、紹介された病院でCT検査を受ける
 8-4 ケース4 入院の診療報酬① ソケイヘルニアと診断され入院して手術を受けることに。
 8-5 ケース5 入院の診療報酬② 骨折の手術をしたA病院を退院してリハビリ専門のB病院へ。
 8-6 ケース6 在宅医療の診療報酬 退院時に病院で紹介された在宅療養支援診療所から訪問診療を受ける。



「病院のしくみ」木村憲洋の日記-医療費のしくみ

NHKスペシャル

NHKスペシャル「医療再建 医師の偏在 どう解決するか」


 医療崩壊の問題を2時間議論した番組でした。議論に対して、結論がつくわけなはないのですが、様々な切り口から議論がなされ、これから少しずつ日本の医療も変化するかもしれないということを予感させられました。さて、ドイツとイギリスの事例で、医師の開業制限の話がやっと出てきましたが、日本と大きく違う点は、日本の病院は、民間病院が中心である点です。イギリスは、NHSは、国立病院であり、国の病院のほとんどが国立病院だという点もあります。日本では、地方の病院へ派遣するにあたっても民間病院へ派遣するとなると最終的には、病院のオーナーが儲かってしまうという点もあります。全てではありませんが、そのような状況があります。それと、議論の中で矛盾していたのは、病床については、地域医療計画があるため、病院は作れません。すでに、医療に対しては、地域における規制は行われています。診療所はOK、病院はNOという変な規制ですね。


病院がわかる本

http://ameblo.jp/kimura2007/day-20081216.html  

卒研発表会

昨日は、朝から晩まで卒業研究の発表会でした。


8:30~18:30まで、発表会だったので、疲れました。


今年の木村研究室の発表は、非常によかったと思われます。


これで、大学生活がほぼ終わりの生徒も多いわけですが、適度に年末年始を楽しんでください。



結構売れてます。

http://ameblo.jp/kimura2007/day-20081216.html

NICU増量

新生児集中治療室を5割増、妊婦受け入新生児集中治療室を5割増、妊婦受け入れ拒否受け報告書案れ拒否受け報告書案(読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081218-OYT1T00757.htm


NICUを都道府県で増やそうとの試みです。最近、産科や小児の医療に対して優遇する措置をとっていますが、一向に、問題が解決する気配がありません。この状況で、今度は、NICUを都道府県で増やそうという報告書の案が出されたそうです。ここで、ひとつ考えたいのが、NICUを増やせば、現状の問題が解決されるのでしょうか?産科や小児科がいない状況では、どうにもならないような気がします。それと、NICUを増やしても入院する患者がいなかったらどうするのでしょうか?病院も経営の効率を求められています。稼働しない空き病床を維持したとしても病院の経営を圧迫するだけです。もっと、他の対策を考える必要があると思われます。


小児科については、下記の本で確認


「病院の仕事としくみ」(12/20)

http://tinyurl.com/5t8ehm  



「病院のしくみ」木村憲洋の日記-病院の仕事としくみ

不利になりましたね。

催眠鎮静剤ネットで大量販売、購入の19歳自殺図る(読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081217-OYT1T00431.htm


厚生労働省は、OTCのネット販売を規制する動きですが、このような事件が起きると改めて、対面販売でないリスクというものがわかります。この薬局と楽天に対しての行政指導はないでしょうか。やっぱり薬は、危険ですね。皆さんは、どう思いますか。


それにしても、一度に24箱も売る薬局も薬局です。対面していないので、少し無責任になる部分もあるのでしょうか。

「病院の仕事としくみ」目次



「病院の仕事としくみ」(12/20)

http://tinyurl.com/5t8ehm


目次

1章 医療の現状(中扉)
 医療とは
 医療のおかれている現状
 医療制度の未来
 医療と介護の関係
 医療機関とは
 医療従事者とは
 日本の医療の特徴①―国民皆保険
 日本の医療の特徴②―診療報酬
 日本の医療の特徴③―医療費の支払い
 日本の医療の特徴④―混合診療
 日本の医療の特徴⑤―自由開業医制度とフリーアクセス
 日本の医療の特徴⑥―ジェネリック医薬品
 日本の医療の特徴⑦―日本の医療費
 新たな取り組み―後期高齢者医療制度①
           ―後期高齢者医療制度②
コラム


2章 医療機関(中扉)
 診療所
 在宅療養支援診療所
 有床診療所
 病院
 特定機能病院
 地域医療支援病院
 急性期病院
 慢性期病院
 ケアミックス病院
 専門病院
 保険薬局
 訪問看護ステーション
コラム


3章 医療従事者―医師編(中扉)
 病院の組織
 医師になる①―医学部医学科とは
 医師になる②―研修医時代(2004年以前)
 医師になる③―研修医時代(2004年以降)
 医師になる④―医師のキャリア形成
 医学部医局のしくみ
 内科系診療科と内科
 外科系診療科と外科
 呼吸器系診療科
 消化器系診療科
 循環器系診療科
 脳神経系診療科
 整形外科
 形成外科と美容外科
 皮膚科
 泌尿器科
 産婦人科
 小児科
 眼科
 耳鼻咽喉科
 精神科
 放射線科
 リハビリテーション科
 麻酔科
コラム


4章 医療従事者―コメディカル編(中扉)
看護部門
 看護師
 助産師
 保健師
 介護福祉士
薬剤部門
 薬剤師
中央検査部
 臨床検査技師
放射線部門
 診療放射線技師
リハビリテーション部
 理学療法士
 作業療法士
 言語聴覚士
栄養部門
 栄養士,管理栄養士
相談部門・地域医療支援部門
 社会福祉士
 精神保健福祉士
事務部門
 診療情報管理士
その他
 臨床工学技士
 視能訓練士
 介護支援専門員
医療機関外で働く専門職 
 義肢装具士
 救命救急士
 健康運動指導士・健康運動実践指導者
コラム


5章 医療とビジネス(中扉)
 医薬品メーカー
 医薬品卸企業
 医療機器商社
 医薬品開発支援会社(CRO)
 医療関連IT企業
 臨床検査代行
 画像診断支援サービス業
 病院給食
 医療事務代行業
 医師・看護師紹介業
 院内清掃企業
 病院寝具
 病院物流支援会社
 テレビカード
 医師向け情報提供サービス
 病院経営支援企業
 病院再生ファンド
 民間患者等搬送事業(民間救急)
コラム



「病院のしくみ」木村憲洋の日記-病院の仕事としくみ

やっと揃いました。

やっと、出版される本が、すべてamazonにアップされました。


「病院の仕事としくみ」(12/20)

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診療科がわかります。


「医療費のしくみ」(12/25)

http://tinyurl.com/69rnbb

診療報酬や医療費がわかります。


偶然にも一週間違いの出版です。


土曜日はインタビュー

ライフワークになっている訪問看護ステーションのインタビューは、沖縄の訪問看護ステーションの所長のインタビューでした。


偶然にも東京にいらっしゃるということで、都内でインタビューをしました。


実は、私は、沖縄には、古くから関係があり、沖縄は、第二の故郷のようなものです。

これまた偶然にも私が良く知る土地の訪問看護ステーションであったため、懐かしく思いました。

近隣のレストランの話や以前私がけがをして掛った病院に勤めていたことなどでも盛り上がりました。


さて、このステーションの特徴については、雑誌でご確認ください。

あまり、私も初めて聞くことがありました。

在宅医療のカギになるかもしれません。


訪問看護と介護

http://www.igaku-shoin.co.jp/journalPortal.do?journalPortalId=688

PFI初の失敗が確定

病院PFI、初の契約解除 近江八幡市、違約金20億円(朝日新聞)

http://www.asahi.com/health/news/OSK200812130081.html


ついに、近江八幡のPFIが破綻しました。破綻したといっても契約解除です。近江八幡のPFIはスタート前からよくない噂がありましたが、はっきりと決着がついたようです。それにしても成功しているPFIはあるのでしょうか。

師走

先月で、ある程度、落ち着いたはずの仕事ですが、やはり、年末年始に仕事をすることが避けられない状況となりました。


まあ、今年も例年並みに、毎日仕事ですね。


ここ最近、デニーズで仕事をするのに、慣れてしまい、本日も3時間弱デニーズに居座ってしまいました。


本日は、これから原稿のゲラを送って、残りの仕事をしましょう。


それと、クリスマスごろに出る本です。


「医療費のしくみ」

http://tinyurl.com/69rnbb


クリスマス前に出る本は、まだ、アマゾンにアップされていません。

少々お待ちください。