こんにちわ。

思春期 ・  子どものトリセツ講師  

英語  英会話講師

木村 かおり です。

 

 あるお母さんから

ショボーン 「言っても言わなくても勉強しません。!」

と言われました。

 

 

ニコ「以前から、

『思春期になったら余計な事は言わなくていいんですよ。』

口は出さずに目は離さずに。

を実践されていたんですね。。」

 

ショボーン「でも、まったく変わらずやる気がないしやらないので、さらに険悪ムードです。あせる

 

【子供のタイプを見極めて対応する。】

「マルチタスクタイプ」何事も要領よく合理的に物事をこなす。

                  ・「やり方」、「方法論」に興味を示しハマっていく。

                  ・集中力は高くないが、周囲を意識する特徴を持つため人の気持ちや空気が読める。

                  ・判断の価値基準は「損か得か」

 

 

「シングルタスクタイプ」=・何事もマイペース
                    ・好きなことは徹底してやるが嫌いなことは一切やらない。
 
                    ・集中力が高いので周りが見えず、周囲の空気が読めないことが多い。


                    ・整理整頓ができないことが多い。(整理整頓が好きは領域ならばあてはまらない。)

 

ニコこの二つのタイプの特徴は大人になっても

続きます。一般的にはジェネリストとかスペシャリストといいますね。

 

  そして親と子供の関係も次の4つの組み合わせになります。

 

 ①【マルチタスクの親×マルチタスクの子供】の場合

   親が勉強のやり方や物事の仕組みをきちんと教えることができれば、子どもは本質を見抜く力を磨き,身の回りのたくさんの
   疑問を見つけてどのように対処してよいのか考えて行動していけるようになります。
   特に、挨拶や整理整頓が自分にとってどれだけ「得」であるかを理解すれば、できるようになる傾向があります。
   しかし、親が効率を求めすぎで子供を支配し始めると、たちまち反発します。
  

  上差し
  これはうちの息子と私の関係でした。たしかに、損か得かは小さいときからよく考えていました。
  おこづかい帳を見るのが大好きな子どもでした。アセアセ そして 今 銀行員です。((笑)
  中2の時に、あまりにも勉強のことをうるさく言ったので、次の日からECC(私の授業)を辞めました。(-_-;)

 
 ②【マルチタスクの親×シングルタスクの子供】の場合。
 
  お互いの価値観があまりにお違いすぎて子どもは怒られても「お母さんは何を怒っとるの?」「今日は化粧濃いなw。。」
  と思っていたりして親子で全く違うことを考えていることが多々あります。
  子どもの行動に「何を考えてるのかさっぱりわからない」と頭を抱えてしまう。問題多発の組み合わせです。ガーン
 
  上差し
  これはうちの爆弾娘ハッと私の関係です。私がどれだけ“勉強しなさい!”と言っても娘は自分のやりたいことだけ
  やってましたね。。。「今勉強してたら、後で「得だから。(損得勘定)と言っても 「嫌だからやらない!!」(好き嫌い基準)
  となって、喧嘩です。。炎
  ニコ「多分 このお母さんとお子さんの関係はこのパターンですね。」
 
 
 ③【シングルタスクの親×マルチタスクの子供】の場合。
 
 「わが道を行く系お母さん」と「しっかり者の子供」という親子関係です。
 これは子どもは親をあてにすることなく勝手に勉強する傾向があります。親もうるさく言いません。
 「ウチの子は勉強しなさいって言ったことないのに勉強やってるのよね~」というお母さんのご家庭はこの組み合わせが多いですね。
 
 
 ④【シングルタスクの親×シングルタスクの子供】の場合。
 
 親子の好きなゾーンが同じならば子供は専門的分野に特化して大きく成長していきます。
 しかし、
好きなゾーンが違っていると始終ぶつかったり、喧嘩が起こる可能性が高くなります。
 親が「価値観が違って当たり前」と割り切って捉えて接することで、子供はぐーーんと伸びていきます。
 
 
 
以上 どの組み合わせがよくてどの組み合わせが悪いということではなく、
子どものタイプ 性格と お母さんの性格、タイプを見極めて対応するのが お互い気分よく納得できると思いますね。
決して自分のタイプに子どもをあてはめようとせず

 「自分と子どもは違う生き物」 「子どもはお母さん、お父さんの所有物ではない、一人の個人」
 
という事実に気づいて少し距離をとって 楽観的に見守る。
この見守ることが 子どもを尊重することであり、よい親子関係の核となります。
 

 ショボーン「何か言うと、うるさい!と言って部屋に入ったままです。話そうとすると喧嘩になります。」


 

まず 「思春期って何なのか?」を知ってから 

    子どもとの関わり方に直接影響する

    「きき方」 「伝え方」

をお伝えします。 

一緒に明るい思春期を過ごしましょうよ。ほっこり

 

下矢印

【思春期・こどもとの関わり方講座】

 

 

 
  

こんにちわ。

思春期 ・  子どものトリセツ講師  

英語  英会話講師

木村 かおり です。

 

そうですね。学校が休校になってもう2か月。

今までにないこと。ショボーン

 

最初の1か月までは、まあまあ我慢できましたよね。

お母さんも、子ども達も。

特に子供が中学生になったばかりの

お母さんの不安が多いので

〝親がすべきこと”

をお伝えします

 

 

 

生活リズムは親が死守!

今のままの睡眠時間では学校が始まり、1日学校という共同生活に戻ると

本当に授業中が睡眠時間になりかねませんね。zzz

「○○時までには寝る。」か

「○○時には起きる。」

を子どもと一緒に決めましょう。

 

 

 

 

スマホを制する親は子の成績を制する。

スマホを持たせるな。と言っているわけではなくて 

「スマホ」をもつ際のルールを決めるウインク

ということです。

 

◎利用料金の上限を決める。

◎深夜の使用を制限する。

◎有害サイトへのアクセスを禁止する。(フィルタリング)

◎調べものは親のスマホ。アイパットで。

 アップ

自分のスマホは誘惑がいっぱいです。友達からのLine 。You Tube。ガーン

 

 

 

 

勉強場所を整える!

誘惑の少ない場所。それは各家庭によって様々ですが、

一般的にはリビングがいいでしょう。

それは人目があるからです。

ただし、お母さんたちは「テレビを消す!」ことですね。

 

一番は子どもが安心できる場所であること。

 

ただ慣れてきて自分のやり方が確立して

自分の部屋の方が集中できるなら、自分の部屋でもいいですねウインク

 

 

 

 

 

才能ではなく努力を誉める!おねがい

この声かけですね。

どうしてもできる、できないに注目してしまいがちです。

 

お母さんから「あなたは5番以内に入る力のある子だから、やればできるのよ。」

と言われたA君。毎日、毎日、自習に来ていましたが、なんだか様子が変なので、

ほっこり「どうした?集中できない?」

ショボーン「やれば、できると思うんだけど、全然頭にはいらない。焦るばっかり。」

  「お母さんにがっかりされる。」

 

 

お母さんの期待に応えようとプレッシャーが大きくて動けなくなってしまったA君。

やっても覚えられず、間違え続けました。

結果テストでは5番以内に入れずにA君は心が折たれてしまったのです。

あなたはできる子なのよ”。と褒められて育つ子は壁にぶち当たったときに弱いです。。

 

 

ニコ「すごいじゃん。!」 「よく頑張ったよね。!」

  「さすが!やるね。!」

 これが生徒たちへの声がけです。

生まれついた才能ではなくて取り組んだ努力を認めます

(年齢によって調節しますよ。中学2・3年生にはさらっと流す感じでね。)

 

 

 

 

最初に認めて後からアドバイス!ウインク

 

ショボーン「でも努力を誉めても実際に点数が取れずであせるめちゃくちゃ荒れました。」

ニコ「他に何か言いませんでしたか?」

ショボーン「ちゃんと最後までやったの?平均点までいっなないじゃん。

  と聞きました。」

 

これは言葉では努力を認めているけれど、心の中では不満なので、

結果に対して

「なぜ最後までやらないのか?なぜ時間かけているのにできないのか?」

という子ともに対する不信感の言葉がでてきます。

 

結果に対して〝なぜ?”ではなくて”どうしたらいいのか?

を一緒に考えていきましょう。

 

母「今回の点数はどこで落とした?」

 

子「単語!ほとんどちょっとしたスペルミス。」

 

母「じゃあ次の期末テストまでにどんな勉強したらいいんだろうね?」

 

子「教科書に載ってる単語はまず解問題を解きながら、しっかりチェックする。」

 

ここまではまだお母さんの意見は言わず、徹底的に子どのの意見を聞いた後

アドバイスを伝えましょう。

 

母「そうだね。単語だけ書いても時間かかるから、問題解きながら

スペルミスしやすい長い単語は注意して書くといいよね。」

 

 

子「なんか めんどくさそう。」

 

 

母「じゃ、一回どんな感じがやってみたら?」

 

 

子「うん。やってみるわ。」

 

本当ならもっと言いたいことあると思いますが、まず子どもの反省と次の対策をしっかり

聴いてあげることです。

 

 

「アドバイス」という名の説教;自慢話にならないように気を付けましょう。

 

 

コロナ休校のあと 6月から学校が各県で始まりますが、かなりの不登校生がでるのは

必須です。もし子どものことで悩んでいるのなら まず お問い合わせください。
 

  ショボーン「 何か言うと、うるさい!と言って部屋に入ったままです。

      話そうとすると喧嘩になります。」

 

まず 「思春期って何なのか?」を知ってから 

    子どもとの関わり方に直接影響する

    「きき方」 「伝え方」

をお伝えします。 

一緒に明るい思春期を過ごしましょうよ。ほっこり

 

下矢印

【思春期・こどもとの関わり方講座】

 


 

 

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名古屋 ・  一宮 ・  スカイプ

高校・大学受験 英検専門

英語講師  木村 かおり です。

 こんにちわ。木村です。
 もう3月も1週間経ちましたね。
 
コロナウイルス🦠騒ぎで、
皆んな家から出られない。笑い泣き
 
退屈ですか?
 
でも そんな時こそ
 
 
 
教室では すでに 第1回の英検申込が始まり 続々と対策講座の申込を頂いております。
 
そして同時によく聞かれる質問は
「何をまずこの休みにやっておけばいいですか?」
 
「2か月弱(試験日5月31日)で一番効果が上がるのは何をやったらいいですか?」
です。
 
本当はね、コツコツやるのがいいんですが、昨今の中・高生は忙しくて(宿題、部活)
時間がないあせるらしいので、。
 
 
お答えします。
1番にリスニング力をあげる。
まず 英検問題の中にリスニング30問。
(5級は25問)
とても得点率が高いのです。
 
 
2番は英作力をつける
英作文は3級以上の級に出てきます。2017年度から筆記試験にライティングとして加わりました。QUESTIONについてあなたの考えとその理由を書きます。(3級 25語~35語
準2級 50語~60語、 2級 80語~100語)
20分時間が長くなりましたが、この配点が16点です。他の問題の16問分です。
 
この対策の仕方は 次回に。。。
ですので まずは。。

 

英検に欠かせないリスニング

リスニング問題は英検5級から1級まで全ての級に出題されます。

5級においてはリーディングとリスニングが25問づつ出題されるわけですから、リスニング対策がとても重要になるわけです。

3級以降ではライティング問題も増えるので、リスニングの全体における比率は少し減ります。

しかし、英検はリーディング・ライティング・リスニングの全ての設問で一定以上の正解が取れていないと合格できません。

リスニング問題で点を稼ぐつもりで対策していきましょう。

 

どうしたら、リスニング力は身につく?

では、どうしたらリスニング力が身につくんでしょう。

1番に考えられるのは、CDを聞くことですよね。

よくBGMのようにして車の中で聞いたり、食事中にCDを流したりする人がいます。

これも全く聞かないよりは悪くありませんが、あまり頭に入ってこないものです(ー_ー)!!

落ち着いて聞ける環境を整えましょう。

 

 

 

聞いている文章を頭の中で映像化する。

On Sundayl morning,Tom and his mother were making breakfast in the kitchen.

いつ、だれ、何する、何処で がきこえてきたら 頭の中で 

 

「トムとお母さんが日曜の朝にキッチンで朝食作ってる。」 映像が頭に浮かびませんか?

 

その為に

英文を反復して心の中で言ってみる。

 (反復することによって より 状況が分かりやすくなる。特に動詞)

 

英検対策なので、

 

③過去のリスニング問題を使って実際の問題をいくつも解いていくのが最善の方法です。

 

 

問題を先読みする

リスニング問題は英検の中で一番最後の時間に行うものです。

他の問題が終わって時間があれば、先にリスニングの設問を読んでおくとよいです。

5・4級までは他にはリーディング問題しかないので、結構時間が余る場合があります。

その余った時間でリーディング問題の見直しとリスニング問題の先読みをしておきましょう。

 

 

 

 

メモ取りをする
 

3級以上になるとライティング問題も増え、リスニング問題を先読みする時間も減ってきます。

級が上がることにリスニングのスピードが速くなりますし、大問1は1回しか読まれないです。

ですから、集中力が欠かせないですね。

 

効率よく聞き取るのは、メモ取りが最適です。👍

英検の問題用紙は持ち帰るもので、メモなどはいくらとっても構わないのです。

ですから、キーワードになりそうな言葉をメモ取りしましょう。

 

このとき、メモを取るのに時間がかかってはかえってリスニングの妨げになります。

聞きながらメモを取るので、簡単に取れるように工夫しましょう。

 

メモは 日本語でもカタカナで書いてもいいのですが、日本語で書くとそれを頭の中で英語に訳す作業が増えてしまいます。

英語の最初の文字を書くなどにすると時間短縮になります。

例えばlunchと言う単語を書きたいときは頭文字の”l”を書く

メモ取りは最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

思春期・子どものトリセツ講師   英語・英会話講師 

木村 かおり です。

  image

たった3ステップ!

【子どもへのイライラをやめたいときに試すこと。】

子どもへのイライラをチャンスに変える!

こんな考え方をしたことがありますか?

 

この記事では子どもにイライラする原因と、怒りの抑え方、そして感情に任せるのではなく、子どもに伝わりやすい伝え方の3ステップを子育て講師の視点からご紹介します。

私自身もこのステップができることで、親子関係が劇的に改善したので、

ぜひ試してみてください。

 

 

イライラしたくないんです。

子育て中のお母さんたちと話していると、こんな言葉が口から出てきます。

 

イラッ「すぐに子どもにイライラしちゃうんです!

   イライラしたくないのに!
  怒りたくないし!なのに、怒っちゃうんです。」

 

ニコニコ「そうですよね。 私も、10年前はそうでした。

   イライラって、止められるんでしょうか。
  そもそも、どうしてイライラするんでしょうか。

   イライラのメカニズムを理解して、イライラを味方にしていきましょう。」

 

どうしてイライラするの?

母親が子どもにイライラする理由は、ずばり

そこに期待があるからです。

 

 

イラッ 「はぁ。。。期待・・・。
    正直よくわかりません。」

 

 

ニコニコ 「期待の上に、子どもが何か行動を起こしたり、

   起こさなかったりしたことできた結果があります。」

 

 

 

わかりやすくいうと

8時に家を出たい!というお母さんの期待があったのに

家を出るのは8時10分になってしまった。

って事ですね。

 

 

 

 

イラッ 「あ!それ!あるあるです。」

 

ニコニコ 「そうですよね。

    こういうときに私たちが注目してしまうのは

 

 

                                                                   

 

起こった事実よりも、期待に沿わなかった部分。

できなかったこと、思い通りにならなかったこと

ここばかりに注目してガッカリしてしまうんです。

 

事実は、8時10分に家を出たこと。

ですが、「家を出た」という事実よりも、

つい「8時に家を出られなかった」という

「なかった」こと、

 

「思い通りにならなかった」という

「なかった」ことに注目してしまい

  • 期待外れ
  • ガッカリした

という感情を引き起こします。

その気持ちが「イライラ」に繋がるのです。

 

でも

 

『イライラするときとしないときがある!』

期待通りにいかなくても、できなかったことがあっても、思い通りにならなくても、子どもにイライラしてしまうときと、イライラせずに済むときがあると思いませんか?

 

そうなんです!

お母さんに余裕があれば

子どもにイライラしたり怒ったりしないってことなんです。

つまり、子どもが期待通りの事をしなくて

「怒らない」目指すのではなく、

「余裕のある自分」でいる時間を増やせばいいのですよ。

 

怒らないではなく、余裕のある自分。
「ない」部分に注目して嘆くのではなく

「ある」部分を増やそうとする

余裕のある自分でいるためにできることを考えます。

 

 

 

「ない。」という言葉を使わない。

 

だから、子どもの行動が遅いとき

「8時までに出られないよ!」
「それじゃ、間に合わないよ!」

ではなく

 

「8時に出ようよ!」
「家を出たの、8時10分だったね。」

と、肯定的に。

 

自分のイライラや怒りの感情に対しても

「イライラしたくない
「感情的になりたくない
「怒りたくない

ではなく

 

「余裕を持ちたい
「笑顔で過ごしたい
「わかりやすく伝えたい

と、肯定的にすると、

それを実現する方法が見つかりやすくなる。

実現している時間に注目できるようになってきます。

 

伝わりやすい伝え方 3ステップ

親の期待に沿わなかった部分、できなかった部分に注目するよりも、ママの期待を伝えることで

「今回は少し足りなかったけれど、本当はできる。」

と、子どもを信じる気持ちが伝わります。

そのためには、こんな伝え方をしてみてください。

 

1.子どもの行動の結果をそのまま認める

最初のステップは、先ほども説明した通り

「家を出たの、8時10分だったね。」

と、善悪のジャッジをせずに、

今の状況をそのまま受け止めて、そのまま伝えます。


怒ったり責めたりしないように

穏やかにしてみたり、

少し驚いた感じにするのもいいかもしれませんね。

 

2.お母さんが持っていた期待を伝える

事実をそのまま認めたあとは

 

「お母さんは、○○なら8時に出られると思ったなぁ。」

 

と「本当は出来ると思ってたよ。」

という気持ちを伝えます。


このときも、責める気持ちではなく、

 

「信じる気持ち」を持って伝えましょう。

 

 

「お母さん がっかりだったなぁ」とか

「お母さん ちょっとさみしかったな。」という想いを込めるのも

アリです。

 

 

3.次からどうしたらいいかを考える

「できる」と言ったのだから、最後にはできる方法をね。

 

「だから、明日はご飯を7時半までに食べ終わろ!」

提案するのもいいし

 

「明日、どうしたら8時までに出られるかな?」

質問して考えさせるのもいいですね。

 

 

「なんで出られなかったんだと思う?」

など、できなかった理由を考えさせるよりも

 

 

「どうしたらできると思う?」

という方法へのフォーカスをすると、

前向きに行動を起こせます。

 

イラッとしたら、チャンスです!

子どもにイラッとしたとき、それはチャンスだと捉えてみましょう。

何のチャンスかというと

  • 子どもへの期待に気が付くチャンス!
  • 子どもの「できる」に注目するチャンス!
  • 伝わる伝え方をやってみるチャンス!
  • 次にできる方法を考えるチャンス!
  • お母さんが余裕を持とうとできるチャンス! 

 

何が起こったとしても、捉え方次第で雰囲気や関係性は良くなります。

これができるようになったからこそ、

私は「ウザ親」から卒業できました。ウインク


ぜひ、やってみてくださいね。

まずは、伝わりやすい伝え方がここから学べます。

⬇️

 

【思春期の子どもとの関わり方講座】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



思春期・子どものトリセツ講師   
英語・英会話講師 
木村 かおり です。



 

 

中学生が不登校になる原因


まず
学校が変わり、教科担任制になり、算数が数学に変わったり、部活が始まるなどの環境も変化します。

そして
思春期と呼ばれ、身体にも心にも大きな変化が起こるときです。

中学生となり、その視野が広がり

自分がどう見られているかなど、自分に対する疑問
周りの人や人間関係作りに対する不安
世の中の仕組みや道理についての疑問
親や教師に対する客観的視点からの疑問
将来への漠然とした不安

などを感じやすくなる時期でもあります。

つまり、中学生は、「環境」「心」「身体」「意識」が大きく変化する時期なのです。

いじめや体罰などの明確な原因があるという以外にも、漠然とした疑問や不安から不登校になってしまう。原因の分からないケースもあるようです。


ショボーン  「私たちが中学生の頃にも同じような変化や不安もあったと思いますが、不登校なんて考えていませんでした。学校に行くのは当たり前だと思っていましたよ。」
.



ニコ「そうですね。私たちの時代は不登校の中学生は少なかったように感じますね。
.
インターネットなどの普及で情報が多く手に入る現代では、中学生の間に不登校の選択肢があるという認知が広まっているのも理由のひとつかもしれません。

「学校に行きたくない」と言われたら

中学生の子どもに「今日は学校に行きたくない」と言われたら、どうしていますか?」





ショボーン 「不登校なんてとんでもない!体調が悪いのでなければ「何言ってるの!行きなさい!」と言っています。

様子がおかしければ「何かあったの?」と聞いたりはしますけど・・・。」


.


ニコ 「もちろん中学生なんだから学校に行っている方が安心だし、

本当に行けない理由があるならそれを聞きたいですよね。 


では、中学生のお子さんの立場になって考えてみてください。
 「学校に行きたくない」と言うときの気持ちはどうですか?

 

そのあとで、親から「何言ってるの!行きなさい!」と言われたときには

どう感じるでしょうか? 
.



ショボーン 「あ、、、。そうですね。
 「行きたくない」と言うときは、すこし勇気を出している感じ。



ニコ 「行きなさい」と言われると、わかってもらえていないと感じて、がっかりしたような、悲しいような気持ちになりますね。
.
せっかく勇気を出して言葉にしてみたのに、突然否定されるのは悲しいものですね。
しかも、それが親からの否定であると、行き場がなくなってしまうような気持ちになるかもしれません。

だから、まずは親として
中学生になっても、言いづらい言葉が言える親子関係を作れていると気づいてください。


それに気が付いたら、
「そっか。行きたくないんだね。」
と、言葉にしてみてください。

不登校であるかどうかが、いいのか悪いのかなどは考えず

 中学生の子どもの気持ちを受けとめましょう。
まずは「この子はそう思ってるんだ」と認める気持ちをもって接することが大切です。


そんなふうに子どもの気持ちを受け止めたあとで

「どうしたの?」
「なにがあった?」

と、落ち着いて聞いてみてください。

理由があって、子どもが相談したいと思っている場合は、ここで話ができるはずです。

この子もまだ中学生。

親を頼っていたい気持ちはあるものです。




<不登校に原因がある場合>

不登校の原因がいじめや体罰など、明らかに問題のある場合は、その解決に努めたり、その学校へ通い続けるかどうかを考え直してみる必要があります。
 家庭だけで結果を出そうとせず、学校や専門機関へ相談しましょう

そして
一見、親から見て「その程度で不登校?」と思う場合でも、

本人にとっては深刻な悩みかもしれません。

「そのくらいで、なんで行けんのよ!。」
と、さらに原因を追及するような質問をしても、子どもの口からは

言い訳に聞こえる言葉が出てきてしまう可能性が高くなります。

それよりも
「そうなのね。それが、どうだったら行ける?」と
行ける方法を探るように促してみましょう。



<不登校に原因がない場合>

思春期の中学生は先にお話しした通り、漠然とした悩みや不安や疑問から
自分でもよくわからないけれど、行きたくない。行けない。
という状態になるかもしれません。


この場合は、不登校になる原因を聞いても、学校へ行ける方法を探ってもうまく答えが出ないことも多いので、
 心と身体を休ませてみるのも大切です

また、中学生の不登校の原因のうち、約半数は起立性調節障害(OD)などの神経系の病気を合併しているというデータもあります。
 親だけで解決しようとせず、病院を頼ってみるのも選択肢のひとつとして持ってみてください。

この場合も
理由を表現できないのにも関わらず、親に「行きたくない」という言葉を言える親子関係があることに気づきましょう。

それは、不登校力かもしれません

親にとっては中学生が学校に通うことが当たり前であるという思いがあれば、

自分の子どもが不登校になったとときに、不安や心配を感じるのは当然です。

では、どうして心配なのでしょうか。





ショボーン「中学生はみんな学校に行ってるのに、うちの子だけ不登校だなんておかしいですよね。
  学校の友だちに変な目で見られないかとか、

 高校や大学にに進学できるのかとか、

 大人になってからもきちんと働けるのかとか、親としていろいろ考えちゃいます。 」
.


ニコ「そうですよね。みんなが当たり前にやっているし、お母さんもさ学校に通ってに親なった んですもんね。」
.
では、ここで提案です。

「不登校になっている中学生は、不登校を選んでいる力がある。」


THE 不登校力

があるのだ。と考えてください。





ショボーン「え?不登校力?不登校って、諦めてやる気がない状態ですよね?
   そんなものに力なんて必要ですか?」
.



ニコ「そうですよね。
みんなが当たり前に登校しているのに、ひとりだけ不登校だと、

やる気がないようにも見えますね。」
.
しかし、ここには別の考え方もあるのです。


みんなが同じ行動をとっている状況で、ひとりだけ違う行動をする。
これには勇気が必要だとは思いませんか?

私は不登校の中学生を持つ親御さんたちと集まって話をしたことがありますが
 やはり、ほとんどの子どもは

「中学生は、学校に行くものだ。」
「中学生は、学校に行かなけばいけない。」とは
「行けるものならば、行きたい。」とは
感じているようでした。

その中で不登校という選択をしようとしている状況なのです。

親にその気持ちを打ち明ける勇気や、

学校に行きたくない気持ちを行動に起こす力を持っていると捉えてみてください。

あなたのお子さんは、自分の意見を表現して行動に移せる【不登校力】を持っているのかもしれません。



ショボーンそれって子どもが休みたいって言ったら、子どもの言いなりになるのがいいと言ってるんですか?

中学生に教育を受けさせる義務を放棄しろと言っているんですか?」
.

image



えー?「わ!
そう思わせてしまいましたか!!
そういうわけではないのです!!」
.
法律で定められているとおり、保護者には「子女に普通教育を受けさせる義務」があります。

とはいえ
1日休ませたくらいでは、その義務を放棄したことにはなりません。
そして、1日休めば子どもが学校に行こうと思える状況になることも多々あります。

まずは1日の欠席をきっかけに、不登校になることを不安に思わず
「今日休んだら、明日は行けそう?」と聞いてみたらどうでしょう。

その質問があると、子どもが気持ちを切り替えるための1日にしようとするかもしれませんね。

もしも子どもが
「行けないと思う。」
「わからない。」

などと答えた場合、そのまま
「そっか。行けない気がするんだね。」
「そうだね。わからないよね。」
と、子どもの言葉を繰り返して、その気持ちを受け止めましょう

だけど、不安にもなるかもしれませんね。

だって、不登校の期間がそのまま続いたら、、、
1か月になったら?3か月になったら?1年になったら?
・・・と想像してしまって「子女に普通教育を受けさせる義務」を果たせなくなる日が来るかもしれない。と。

文科省は2016年に不登校の子どもたちの支援を進めることを目的にした
「教育機会確保法」という法律を施行しました。

これは、
「学校を休んでもよい」ということや
教育支援センターやフリースクール等の施設を利用などを含めた「学校以外の場の重要性」を認めた法律です。


Q.「休んでもよい」というのはどういうことですか?

A.不登校の子どもたちの中には、学校に行かなければと自分を追い込んでしまう場合があります。そんな状況でも保護者は、なかなか休ませると言い出しにくかったのを、

法律を根拠に堂々と「しばらく休ませる」と学校に言えるわけです。

 

 休ませることを勧めにくかった先生にしても、「休むことを受け入れやすくなる」効果があります。子どもも保護者も何もせずに休むことを認めることで自分を否定しなくてもいい

自己肯定感につながります。


Q.そうなると、居場所としては、フリースクールなどの「学校以外の場」が重要になるわけですね?

A.その通りです。学びの場は、なにも学校に限ったわけではないということです。

フリースクールに通うこともそうですし、海外では家庭で親が勉強を教えることを義務教育の一環として認めている国もあります。

学校に通うのは親ではありません。

中学生くらいの年齢になれば、ある程度の自分の行動は自分で決められる力を持っており、その力を伸ばすことが自立につながります。



自分には学校には行きたくないと思っているのに
親のいう言葉を聞き、学校のいう通りにして学校に通う中学生が自立に向かっていると感じられるでしょうか。

学校に通うのは、子どもです。

まずは、短い期間で構いません。
その行動の選択権と責任を子どもに持たせてみるのも必要です。





<中学生が不登校をになったときの親の接し方>


ショボーン「そうは言っても、休んだらゴロゴロしているばかりだし、

1日中ゲームをしている状態なのは許せません。」
.

ニコ「確かに、そうですよね。
では、中学生の子どもが不登校を選択し、その選択を親が尊重すると決めたとき、親のすべきことは何でしょうか。」



自分の子どもが不登校になると親としても不安です。

しかし、世の中には中学生の時代を不登校で過ごしていた人でも、

シアワセになっていたり成功したりしているケースはたくさんあるのも事実です。

 

 



そんな中学生に対して、親ができることを考えてみましょう。

親も子どもも不安を解消できる可能性を探す

中学生が不登校を選択したとき、不安なのは親だけではありません。
 本当に一番不安を感じているのは、経験の少ない中学生である本人です。

親として、その不安な気持ちを受け止めた上で、前向きになれるような接し方ができたらいいですね。

例えば、子どもに対しても


「学校に行かなかったとしても、何があれば安心する?」

と聞いてみましょう。

そして、親自身も子どもが不登校を不安に思うだけでなく

「こうだったら安心できるかもしれない」というポイントを考えてみましょう。




不登校でもゲームをするのではなく、

自分で勉強できるなら安心かもしれません。

あとは自分のやりたいことを見つけて集中していたりとか


 ボランティア活動とかに積極的に参加しているのもいいですね。


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ニコニコ「いいですね!!
 中学生が自分の視野や可能性を広げる行動をしている!」

不安を感じているときもそうですが、中学生の時期は特にするべき行動が決まらないと、
 自分で何かを考えたりするよりも、ゴロゴロして過ごしたり、テレビやゲームなどの安易でストレスのかかりにくい方法で時間を使ってしまいがちです。

つまりこれは
学校を休むとを決めたとしても、その次の行動をまだ決めていないのが原因
 子ども自身が何をしたらよいのかがわかっていないのです。

そんな中学生に対しては、こんな働きかけをしてみましょう。

①1日の過ごし方を決めさせる

子どもが不安を解消できる可能性を見つけたら、さらに聞いてみましょう。


「じゃぁ、学校を休んで、今日は何をする?」

すぐに大きな行動を起こす必要はありません。
まずは身体や心を休めたり、未来について考えたりすることでもよいと思います。

気分転換に映画を観たり、スポーツをしたりすることでもいいかもしれません。

子どもの中では、不登校ではあるけれど、勉強はしておきたい。塾には行きたい。

という気持ちもあるかもしれません。

もしかしたら、すでに明確に夢中になれることを わかっているかもしれません。

これ決めれば、ゴロゴロしたりゲームをやり続たりすることが

不登校の目的ではないとわかるはずです。




②親として選択肢を与える

行動を自分で決めるとはいえ、まだ中学生。
 自分では決められないこともありますし、知らない世界も広くあります。

不登校の子がどんな生活をしているのかを一緒に調べ、

親が選択肢を与えてあげるのも必要です。

親も一緒になってフリースクール等の存在や情報、ボランティアの調べ方なども一緒に探してみるのもいいですね。

家庭を安心できる雰囲気にするのが親の務め

親自身が不登校に対して不安に思っていると、怒ってでも怒鳴ってでも家から外に出そうと思ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、それでは子どもの安心できる場所がなくなってしまいます。

子どもにとって、家庭を安心できる雰囲気にすることこそが
学校や他人では絶対にできない、親だけができることなのです。



親も子どもも
笑って過ごせる雰囲気を作るように努めましょう。

不登校の悩みを親のチャンスとも捉える


子どもの不登校はチャンスです!

親が思っていた「中学生があたりまえに学校に行くこと」を子どもが選択しないという機会があれば、親自身にもまた、今まで知らなかった考え方や世界、生き方が見えてきます。

これは、親も子どもも視野や世界を広げるチャンス!

子どもが興味を持てる分野や集中できることを探せるチャンスであり、中学校以外の活動場所やコミュニティを見つけるチャンスです。

当たり前の枠にとらわれず、親自身と子どもの可能性を広げていきましょう。


不登校の中学生に対して親がすべきことをまとめると
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①行きたくない気持ちを受け止める
②行ける方法を探してみる
③不安を解消できる可能性を考える
④学校に行かない代わりに何をするのかを決めさせる
⑤子どもの気づいていない選択肢を与える
⑥家庭を安心できる雰囲気にする

です。

中学生にとって、不登校は不幸なことではありません。
 選択肢が多くなっている現代では、自分が違和感を感じたときに別の選択肢を探そうとする力や、自分の意思をもって選ぶ力の方がずっと大切です。

登校することも不登校をすることも
自分の意志で決められる子どもに成長していく姿を応援できる親でいたいものですね。

 

 

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