こんにちわ。
思春期 ・ 子どものトリセツ講師
英語 英会話講師
木村 かおり です。
あるお母さんから
「言っても言わなくても勉強しません。!」
と言われました。
「以前から、
『思春期になったら余計な事は言わなくていいんですよ。』
口は出さずに目は離さずに。
を実践されていたんですね。。」
「でも、まったく変わらずやる気がないしやらないので、さらに険悪ムードです。
」
【子供のタイプを見極めて対応する。】
「マルチタスクタイプ」=・何事も要領よく合理的に物事をこなす。
・「やり方」、「方法論」に興味を示しハマっていく。
・集中力は高くないが、周囲を意識する特徴を持つため人の気持ちや空気が読める。
・判断の価値基準は「損か得か」
「シングルタスクタイプ」=・何事もマイペース
・好きなことは徹底してやるが嫌いなことは一切やらない。
・集中力が高いので周りが見えず、周囲の空気が読めないことが多い。
・整理整頓ができないことが多い。(整理整頓が好きは領域ならばあてはまらない。)
この二つのタイプの特徴は大人になっても
続きます。一般的にはジェネリストとかスペシャリストといいますね。
そして親と子供の関係も次の4つの組み合わせになります。
①【マルチタスクの親×マルチタスクの子供】の場合
親が勉強のやり方や物事の仕組みをきちんと教えることができれば、子どもは本質を見抜く力を磨き,身の回りのたくさんの
疑問を見つけてどのように対処してよいのか考えて行動していけるようになります。
特に、挨拶や整理整頓が自分にとってどれだけ「得」であるかを理解すれば、できるようになる傾向があります。
しかし、親が効率を求めすぎで子供を支配し始めると、たちまち反発します。

これはうちの息子と私の関係でした。たしかに、損か得かは小さいときからよく考えていました。
おこづかい帳を見るのが大好きな子どもでした。
そして 今 銀行員です。((笑)
中2の時に、あまりにも勉強のことをうるさく言ったので、次の日からECC(私の授業)を辞めました。(-_-;)
②【マルチタスクの親×シングルタスクの子供】の場合。
お互いの価値観があまりにお違いすぎて子どもは怒られても「お母さんは何を怒っとるの?」「今日は化粧濃いなw。。」
と思っていたりして親子で全く違うことを考えていることが多々あります。
子どもの行動に「何を考えてるのかさっぱりわからない」と頭を抱えてしまう。問題多発の組み合わせです。
子どもの行動に「何を考えてるのかさっぱりわからない」と頭を抱えてしまう。問題多発の組み合わせです。


これはうちの爆弾娘

やってましたね。。。「今勉強してたら、後で「得だから。」(損得勘定)と言っても 「嫌だからやらない!!」(好き嫌い基準)
となって、喧嘩です。。


③【シングルタスクの親×マルチタスクの子供】の場合。
「わが道を行く系お母さん」と「しっかり者の子供」という親子関係です。
これは子どもは親をあてにすることなく勝手に勉強する傾向があります。親もうるさく言いません。
これは子どもは親をあてにすることなく勝手に勉強する傾向があります。親もうるさく言いません。
「ウチの子は勉強しなさいって言ったことないのに勉強やってるのよね~」というお母さんのご家庭はこの組み合わせが多いですね。
④【シングルタスクの親×シングルタスクの子供】の場合。
親子の好きなゾーンが同じならば子供は専門的分野に特化して大きく成長していきます。
しかし、好きなゾーンが違っていると始終ぶつかったり、喧嘩が起こる可能性が高くなります。
しかし、好きなゾーンが違っていると始終ぶつかったり、喧嘩が起こる可能性が高くなります。
親が「価値観が違って当たり前」と割り切って捉えて接することで、子供はぐーーんと伸びていきます。
以上 どの組み合わせがよくてどの組み合わせが悪いということではなく、
子どものタイプ 性格と お母さんの性格、タイプを見極めて対応するのが お互い気分よく納得できると思いますね。
決して自分のタイプに子どもをあてはめようとせず
「自分と子どもは違う生き物」 「子どもはお母さん、お父さんの所有物ではない、一人の個人」
という事実に気づいて少し距離をとって 楽観的に見守る。
この見守ることが 子どもを尊重することであり、よい親子関係の核となります。
この見守ることが 子どもを尊重することであり、よい親子関係の核となります。
「何か言うと、うるさい!と言って部屋に入ったままです。話そうとすると喧嘩になります。」
まず 「思春期って何なのか?」を知ってから
子どもとの関わり方に直接影響する
「きき方」 「伝え方」
をお伝えします。
一緒に明るい思春期を過ごしましょうよ。