こんにちわ。
思春期 ・ 子どものトリセツ講師
英語 英会話講師
木村 かおり です。
そうですね。学校が休校になってもう2か月。
今までにないこと。
最初の1か月までは、まあまあ我慢できましたよね。
お母さんも、子ども達も。
特に子供が中学生になったばかりの
お母さんの不安が多いので
、〝親がすべきこと”
をお伝えします。
①生活リズムは親が死守!
今のままの睡眠時間では学校が始まり、1日学校という共同生活に戻ると
本当に授業中が睡眠時間になりかねませんね。
「○○時までには寝る。」か
「○○時には起きる。」
を子どもと一緒に決めましょう。
②スマホを制する親は子の成績を制する。
スマホを持たせるな。と言っているわけではなくて
「スマホ」をもつ際のルールを決める
ということです。
◎利用料金の上限を決める。
◎深夜の使用を制限する。
◎有害サイトへのアクセスを禁止する。(フィルタリング)
◎調べものは親のスマホ。アイパットで。
自分のスマホは誘惑がいっぱいです。友達からのLine 。You Tube。
③勉強場所を整える!
誘惑の少ない場所。それは各家庭によって様々ですが、
一般的にはリビングがいいでしょう。
それは人目があるからです。
ただし、お母さんたちは「テレビを消す!」ことですね。
一番は子どもが安心できる場所であること。
ただ慣れてきて自分のやり方が確立して
自分の部屋の方が集中できるなら、自分の部屋でもいいですね。
④才能ではなく努力を誉める!
この声かけですね。
どうしてもできる、できないに注目してしまいがちです。
お母さんから「あなたは5番以内に入る力のある子だから、やればできるのよ。」
と言われたA君。毎日、毎日、自習に来ていましたが、なんだか様子が変なので、
「どうした?集中できない?」
「やれば、できると思うんだけど、全然頭にはいらない。焦るばっかり。」
「お母さんにがっかりされる。」
お母さんの期待に応えようとプレッシャーが大きくて動けなくなってしまったA君。
やっても覚えられず、間違え続けました。
結果テストでは5番以内に入れずにA君は心が折たれてしまったのです。
〝あなたはできる子なのよ”。と褒められて育つ子は壁にぶち当たったときに弱いです。。
「すごいじゃん。!」 「よく頑張ったよね。!」
「さすが!やるね。!」
これが生徒たちへの声がけです。
生まれついた才能ではなくて取り組んだ努力を認めます。
(年齢によって調節しますよ。中学2・3年生にはさらっと流す感じでね。)
⑤最初に認めて後からアドバイス!
「でも努力を誉めても実際に点数が取れずで
めちゃくちゃ荒れました。」
「他に何か言いませんでしたか?」
「ちゃんと最後までやったの?平均点までいっなないじゃん。
と聞きました。」
これは言葉では努力を認めているけれど、心の中では不満なので、
結果に対して
「なぜ最後までやらないのか?なぜ時間かけているのにできないのか?」
という子ともに対する不信感の言葉がでてきます。
結果に対して〝なぜ?”ではなくて”どうしたらいいのか?”
を一緒に考えていきましょう。
母「今回の点数はどこで落とした?」
子「単語!ほとんどちょっとしたスペルミス。」
母「じゃあ次の期末テストまでにどんな勉強したらいいんだろうね?」
子「教科書に載ってる単語はまず解問題を解きながら、しっかりチェックする。」
※ここまではまだお母さんの意見は言わず、徹底的に子どのの意見を聞いた後
アドバイスを伝えましょう。
母「そうだね。単語だけ書いても時間かかるから、問題解きながら
スペルミスしやすい長い単語は注意して書くといいよね。」
子「なんか めんどくさそう。」
母「じゃ、一回どんな感じがやってみたら?」
子「うん。やってみるわ。」
本当ならもっと言いたいことあると思いますが、まず子どもの反省と次の対策をしっかり
聴いてあげることです。
「アドバイス」という名の説教;自慢話にならないように気を付けましょう。
コロナ休校のあと 6月から学校が各県で始まりますが、かなりの不登校生がでるのは
必須です。もし子どものことで悩んでいるのなら まず お問い合わせください。
「 何か言うと、うるさい!と言って部屋に入ったままです。
話そうとすると喧嘩になります。」
まず 「思春期って何なのか?」を知ってから
子どもとの関わり方に直接影響する
「きき方」 「伝え方」
をお伝えします。
一緒に明るい思春期を過ごしましょうよ。