卒業式に袴を着たい!
でも、袴を着るのに、何を用意したらいいの?
そんな方へ、女性の袴の着付けに使うものをまとめてみました
こんにちは、京都市山科区で
夫と2017年生まれの娘の3人暮らし
着付け講師のきむら くみこ です
袴というと、卒業式のイメージでしょうか?
なかなか着る機会がないと、何が必要なの?と考えてしまいますよね
女性の袴の着付けに使うものをまとめてみました
※ここでご紹介しているものは私が使っているものです。
着付けをする人によって、使うアイテムや数に多少の違いがありますで、
誰かに着せてもらう場合は、着付けをされる方に直接ご確認下さい
袴の着付けに必要なもの
【1】着物(きもの) 1着
身丈(みたけ:背中の縫い目の上から下までの長さ)が、
身長+-5cmが着やすいサイズと言われています
裄(ゆき:首の後ろの付け根中心部から肩を経由した袖先までの長さ)は
手首のくるぶし辺りが目安です
【2】長襦袢(ながじゅばん)※半衿のついたもの 1着
着物とサイズの合ったものを用意します
半衿(はんえり)が付いているかも必ず確認しましょう
衿の部分に、もう1枚布をかぶせて縫い付けられていて、
端がこのようになっていれば大丈夫です
このかぶせてある布が半衿です
【3】半幅帯(はんはばおび)※袴下帯(はかましたおび)ともいう 1本
幅が14~18cmの細長い帯です
【4】袴(はかま) 1着
サイズは、袴下丈(ヒダ部分の長さ)が身長×0.6前後を目安に、
足元が草履の場合は長め、ブーツの場合は短めがおすすめです
【5】肌着(はだぎ) 1着
上下が分かれたものの他に、
上下がつながったワンピースタイプの肌着もあります
【6】手拭いサイズのタオル 3枚
ウエストのくびれ部分に当てて使います
身体の凹凸をなだらかにしてくれ、汗も吸収してくれます
【7】腰紐(こしひも) 5本
【8】伊達締め(だてじめ) 1本
幅が10cmほどの、幅の広い紐です
ゴムの入った、こんなタイプもあります
【9】衿芯(えりしん) 1本
長襦袢の衿をよりシャキッとさせてくれます
長襦袢の地衿と半衿との間に差し込んで使います
【10】足袋(たび)※足元がブーツの場合は不要 1足
足元が草履の場合は、ご自身のサイズに合った足袋を用意しましょう
ブーツをはく場合は不要ですので、タイツや靴下で大丈夫です
【11】草履(ぞうり)または、ブーツ 1足
お好みで、草履、またはブーツを用意しましょう
【12】バッグ 1個
着付に使うというわけではないのですが、
お出かけするなら、袴に合うバッグも用意したおきたいところ
草履とセットになっているものもあります
使いたい場合は、これも準備しよう!
必ず必要!という訳ではないけれど、
もし使いたい場合はこれらも準備してみましょう
【13】重ね衿(かさねえり)※伊達衿(だてえり)ともいう 1本
長襦袢の衿と、着物の衿の間に挟みむようにして使います
重ね衿が入ることで、お顔に近い衿周りがより華やかに見えます
【14】コーリンベルト 1本
衿合わせを止めるのに使います
忘れ物のないように準備して、
ぜひ袴でのお出かけを楽しんで下さいね
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