結婚式当日って、どんなスケジュールになるの?


漠然としたことをつかんでおかないと、
なにがトラブルの種になるかわからないのがイベントの常。


しかも、人生一度の(はずの)晴れ舞台。
失敗なんかするわけにいかないのです!


でもこの結婚式のスケジュール、人によってさまざまなんです。


仕事の都合とか、住んでる地域とか、あれこれ事情があって、いろんなパターンになってしまう。




専門の式場は大抵、その要望に応える形でプランを用意してくれています。

担当さんに相談してみるのがイチバン!



一番忙しいパターンは、


朝 結婚式
  ↓
昼 披露宴
  ↓
夜 二次会
  ↓
深夜に新婚旅行へ出発。



どんだけ体力いるねん。


そしてこのパターン、新居の準備が大変!


あまり事前に新居をかまえても新鮮味がうすれてしまうし、

かといって旅行から帰ってきてから引越しなんて、体力持ちません@@。


新婚旅行から帰ってきて、疲れた体で引越し荷解き、なんて、片方が専業主婦・主夫じゃないとヘビーすぎる……。


考えるだけで、おそろしい。



では、無難なパターンは?


結婚式と披露宴もしくは食事会をし、
翌日・もしくは翌週に二次会。


これだと、結婚式と二次会の間に新婚旅行に行くことも可能。

そして式を昼もしくは夕方からにしても大丈夫。


ただ、二週に渡り結婚式イベントが続くため、精神的にバテやすいのが難点。


そして、間に新婚旅行に行くなら、一週間フルにお休みをいただかないといけない。

仕事のお休みがまとまって取れる人じゃないと厳しいかもしれません。



別段、忙しいのにまとまってイベントをこなさなくてもいいわけです。


籍だけ入れて、別居婚なんてのも最近では珍しくない。


新居をかまえる、籍を入れる、結婚式をする、という流れを二年かけた方もいます。



わたしは、まとめてやってしまった方が楽! という考え方だったので、


朝 結婚式
  ↓
昼 食事会
  ↓
夜 二次会

と、一日で終わらせてしまいました。


新婚旅行は仕事の都合上、翌年にまわすことにしました。


いや、直前にさー。
入院してさー。

一ヶ月以上いなかった人が、一週間もお休みとるのってさー……

肩身狭すぎ。


事情により、希望により、いろんなパターンがあっていい。



でも、もしできることなら。


結婚イベントはまとめてやった方がいいです。


理由は「結婚イベントには気力と体力とお休みが必要だから」。

まとめてしまった方が、なにかと便利なのです。


引き伸ばしたがために、なんだか悲しいことが起こってしまわないとも限りません。


結婚というのは勢いがとても大事。


異論もあると思いますが、あくまで、オススメということで……。

幹事四人はそれぞれに面識があったりなかったり……。


これからなにかにつけ、連絡を取り合ってもらわねばならない。


顔合わせを、しましょう!

ということで、うちに来てもらって、鍋をつついていただきました。


とりあえず、四人で携帯電話の番号を交換してもらって、一安心。



これで二次会の準備は完璧!

……のはずだったのですが……。



幹事の中で、既婚者はたったひとりでした。


しかも、忙しくてほぼ動き回ることのできないF岡氏。


残り三人は、二次会の幹事を経験したことがない、おひとりさま……。



しまった、段取りわかってる人間がおらんがな。



なんとなーく気づいてはいたのですが、
音頭をとってやろう、という人がおらず……


具体的なことが決まっていかない……



ヤバイ、準備日数、そんなにないのに。




いや、非の多くは、私たちにある。
ありますとも。


招待の数が尋常じゃない。


呼べるだけ呼んだ暁に仕上がった招待客リストは、150名を超えている……。


出しましたよ。
出しましたとも、招待状。


住所がわからなくなっていた人も、もう十年以上あっていない人も、北は北海道から南は鹿児島まで。


150人、出してみましたともさ。




誰が集計するのって、そりゃ、幹事さんに決まってるじゃないですか。


年末の気が狂いそうに忙しい最中、がんばっていただきました。


それだけでも大変なことです。



その上、センセイの希望がどかんと。


ヒーローショウって、どうやるの?
そんなお題目。


途方にくれるのも、幹事さんの役目なのです。



「そんなん、幹事に丸投げするなー!」

幹事の怒りはごもっとも。


しかしながら、センセイも私も、結婚式の段取りや新居の用意で、しっちゃかめっちゃかなスケジュールなのです。


幹事と私たち、どっちが手配するの?
どんな二次会にしたいの?


普段であれば、前もって段取りするのは得意な私たち。


いろいろな企画を立ち上げ、実行するのは趣味のようなものなのですが、


今回ばかりは時間的にも精神的にも余裕がない。



そして時期的に、幹事にも、余裕はない。



そんな悪条件になってしまったのでした。




結局、二次会を具体的な形に導いてくれ、影の功労者になったのはF川氏夫婦でした。



F川氏は映画監督(副業……多分)。


専門家に、結婚式と二次会で流すフィルムの撮影をお願いしていたのです。


二次会の準備と同時進行でフィルム撮影の話を進めていたのですが、


二次会準備の混乱っぷりに、F川氏が進言してくれたのでした。



さすが既婚者。
そして二次会の幹事経験もあり。


彼と彼の奥さんの具体的なアイデアで、二次会の段取りがようやく見えてきました。



「まず、どういった二次会にしたいのか」


「時間はどれだけとれるのか。そこにどれだけ企画をもりこむのか」


「二次会の準備に、なにが必要なのか」


新郎新婦の希望を元に、F川氏が企画の順番を整え、奥さんがアイデアを出してくれる。



整理していくと、みるみるタイムスケジュールが組まれていきました。



今までの混乱ぷりからみると、魔法のよう。



だいたいのスケジュールを元に、あとは、会場手配などの具体的な部分を幹事にお願いすればOK。



F川氏に念を押されたのは、


「二次会の準備に当人たちが動き回らない。そんなヒマないはずでしょ」

ということでした。


そうです。
私たちが主催でやるならともかく、無理なんですよぅorz


「引き受けたからには、幹事にやってもらいましょう」


F川氏はその後もなにかにつけ、私たちと幹事さんたちの橋渡しをしてくれました。



ありがとうF川氏。


撮影の際には、できるだけパシリにいかせていただきます。
なんにもできないけどね~。



結局、会場がぎりぎりまで決まらなかったりとか


ヒーローたちの(ヒーローショウにはヒーロー以外に悪役が必要です)予定とか


映像用スクリーンの手配とか


当日の受付とか



いろいろ、大変なことがあったようです。



ようです、というのは、この段階ではすでに私たちはノータッチだったから。


大変だっただけはあって、とても楽しい二次会になりました。



幹事たちは「二度と幹事なんかしねぇ……」とつぶやいておりましたが(^_^;)



ほんとに、おつかれさまでした!



幹事の手配はお早めに。



そして、さがすときには慎重に。


今回の教訓でした。

式場も日程も決まって、
指輪も注文オッケー。


次は二次会の設定です。


友人たちに主催してもらおう
お祝い金はナシで、会費だけを頂戴しよう
できるだけたくさんの人に来てもらおう


おおまかーに、そんな感じで考えてました。




友人たちの主催という形をとるには、
幹事さんが必要です。


センセイの友人からふたり、
私の友人からふたり。


合計四人にお願いすることにしました。



それぞれ、昔からの友人がひとりずつ。

大学や仕事仲間からひとりずつ。


これで招待する人の大半がカバーできるという寸法です。




条件としては、私たちとの距離が近い人物であること。

それに、広く友人たちに連絡のとれる人物であること。



友人たちももういい年した大人なので、幹事としての能力はある程度みんな持ち合わせているだろうと予測して、その点は深く考慮しないことにしました。



選抜した四人に連絡をとってみました。



ひとりめは、私の仕事先で一緒に戦ってくれた仲間。

当時、私の下で、企画の間中いろいろと無茶をきいて動いてくれました。


今回も、いろいろ無茶をきいて走り回ってもらうつもりだったのですが。

断られてしまいました。



理由は、式当日、結婚予定の彼氏とじぶんの両親の初顔合わせだから。


人のことにかまっている場合ではありません。


それでも、夕方から参加できないかかけあってくれました。
結果は残念でしたが(当たり前だろうorz)、参加しようとしてくれたことがうれしかった。


急遽、彼女の代わりにT川ちゃんにお願いしたところ、「なんで私がー!」と叫ばれました。

正直に、最初の子に断られてしまったことを話して、なんとか了承してもらいました。


代理で幹事、というお願いになってしまい、大変気分の悪いお話。

でも他に誰に頼んでいいか思いつかなかったのよー。

正直に話した方が、問題ないと思ったのよー。


ふたりめは私の幼馴染N田。

そして三人目は、センセイの悪友O田氏。

ふたりとも仕事が忙しいとわかっていましたが、そこをなんとか、と説得して応じてくれました。


このふたりに関しては、私たちと距離がとても近く、適任でした。
お願いされる方もある程度覚悟していてくれたようです。


それでも、片方は年に二回訪れる忙殺期だったし、
片方はご自分が主催の劇団の公演前。

よく引き受けてくれたものだと思います……。

多少のゴリ押しは勘弁してくれ。




さいごのひとりF岡氏。


もともとお休みがいつとれるかわからないような仕事っぷりで、会うことすらなかなか叶わない友人なのです。

が、センセイの親友として、なんとしても引き受けてもらわないといけない。


式に参加してくれるだけでもありがたいような状況でしたが、なんとか了承してくれました。


忙しすぎて、多分動けない。
連絡塔くらいにはなるよ、とありがたい申し出。



社会人になると、みんな、忙しいものです。

しかも年末から年始にかけての準備期間。


師走というのは先生すらも走るほど忙しい時期なのです。

よくお願いしたものだし、よく引き受けてくれたものです。



幹事から後日
「俺たちの結婚式の二次会幹事は必ずお前にやらせるからなコノヤロウ」
という素敵なお言葉をいただきました。


せ、せいいっぱいがんばらせていただきます(^_^;)


婚約指輪はパスしたものの、
結婚指輪は絶対に欲しい!


自分はもちろんだけど、センセイにも、ずっとつけていて欲しい。


センセイも乗り気で、ふたりで納得いく指輪をさがしまわりました。


私の手は、ちょっと小さめ。
センセイの手は、少し大きめ。


おそろしいことに、似合う指輪が違う……。



私の指に似合うのは、繊細なデザインのもの。

シンプルで太いデザインだと、指輪だけ浮いて見えちゃいます。


しかしながら、センセイの手には、シンプルで太いデザインのものがよく似合う。
しかもなんだか、異様に、似合うぞ?



困った。

おそろいがいいんだけどなあ。


アクセサリーショップを練り歩き、練り歩き、練り歩くうち、ひとつの結論に到達しました。


気に入ったものは、オーダーメイドしかない。


市販品よりかなり高くつく感がありますが、気に入らないものを一生指にはめるのは納得がいきません。


百貨店や、雑誌やネットでさがしまわりましたが、結局、ふたりとも納得のいくデザインはみつかりませんでした。




結婚指輪だけは、センセイが自分で買ってくれるというのです。


高くても、ふたりが納得するものを選ぼう。

そう言ってくれました。



いざ、オーダーメイドを頼もうとすると、
これがまた、けっこうたくさんあるのです。


でも選択肢はというと、少ない。


なぜなら、シンプルなものが定番だから。

あまり見た目に違いはないのです。



では、それぞれ何が違うのか?

それは、その後の保証や、材質などによって、お値段が変わるのです。


その後の保証というのは、結婚後、指のサイズが変わってしまったときにサイズ直しをしてくれたり、結婚後何十年もたってから、デザインリフォームをしてくれたりすること。


男性も女性も、結婚したときより指が太ってしまうことが多いそうです。

しあわせ太りするのかしら。

そういや友人夫婦は結婚してすぐ、だんなが急激に太ったな。
あれは確実にしあわせ太り。


振り返れば、けっこうそういった夫婦が多く……


ええ、あえて歳のせいだとは言いませんとも。
しあわせが悪いんですとも。




指輪の材質ですが、

シルバー、プラチナ、ゴールドなどの種類がいくつかあります。


その比重によっても、お値段に変化が。


指輪の中を空洞にしてお値段を下げているところもあれば、

独特の製法でずっしりと持ち重り(つけ重り?)するほど、たくさん詰めこむところもある。


比重を重くすればするほど、指輪は固くなり、ゆがみにくくなります。

そしてたくさんの金属を使うので、お値段は高くなります。




ちなみにシルバーはプラチナ、ゴールドに比べて固く、歪みにくい。
しかしながら、酸化して黒ずんでくるので、手入れが大変です。
なにより、お値段がぐーっと安くおさえられます。


プラチナは、輝きが色あせないところから、一般によく結婚指輪に好んで使われます。

しかし、けっこうやわらかいのでゆがみやすい。

そしてお値段が高い(>_<)


ゴールドは、色が金色なので、人により好みがでてきます。

18、20、24という具合で比重があり、金が多くなる数字の大きなものほどやわらかく傷つきやすい。

そしてお値段も高くなります。


最近のはやりで、ステンレスの指輪が増えてきています。

そしてけして酸化しない、強い金属です。

アレルギーも、シルバーやゴールドと同じくらい、反応が弱い。

そしてとにかく、軽い! 
そして安い!!



個人的にはステンレスの指輪がオススメです。
抵抗がなければ、ぜひ検討してみてください。



私たちがお願いすることになったお店では、残念ながら、ステンレスのオーダーメイドはありませんでした。


シルバーは避けたかったし、ゴールドは、センセイの仕事(営業)にさしつかえがあってはいけないので、パス。

となると、残るはプラチナです。


うーん、けっこう高い~。


お値段表をにらめっこしていると、ふと目につきました。


「ホワイトゴールド」


そうです。プラチナほど高くない、銀色のゴールド。

これなら、あまり背伸びせずにすむお値段です。


納得のいくデザインもある、色も問題ない。


センセイはアクセサリーに詳しいわけではないので、特にこだわりはない様子です。


私はといえば。

なんとなく、結婚指輪はプラチナかなと思っていたのですが。


お値段に圧倒されていました。
小市民……。


ホワイトゴールドもプラチナも、一瞬で見てわかる違いがあるわけじゃない。
(いや、見る人が見ればいっぱつで分かってしまうのですが)

ならば、問題なにもなし!


ということで、あっさりとホワイトゴールドにしてしまいました。


あとはシンプルながら、形をいくつか選ぶことに。


指輪を、ひもを切るように断面してみた図を想像してみてください。

まんまるの形をしている指輪があります。
なだらかな楕円の指輪もあります。
そして、平面に近い指輪も、あると思います。


この断面は、好みで選ぶことになります。


私としては、まんまるの形をしたものがかわいくてよかったのですが、

センセイの指には平面に近いものが似合う。


私がまんまる、センセイが平面で作ってもらってもおそろい感はでるとのことでしたが、
まんまるにしてしまうと、表面に彫ってもらう模様が映えないのでした。


どうせなら、とまったくのおそろいにしよう。

ということで、間をとって、楕円の指輪になりました。


ちなみにまんまるをラウンド、楕円をオバール、平面をスクエアと呼ばれています。
専門用語だと思うので、念のため。


裏側に、それぞれ「H to M」「M to H」と、結婚式の日付を刻んでもらうことにしました。


ださいかな。

でもいいじゃん、せっかくの記念物なんだし。



外国で作ってもらうため、日数がけっこうかかりました。

二ヶ月近くかかったかな?


できあがりは、結婚式の一週間前でした。

式場には前日までに預けておけばだいじょうぶ、とのことだったので、ギリギリセーフ、という感じ。


オーダーメイドの際は、けっこう日にちかかります。
納期に気をつけてくださいね。



最後に、指輪のゆがみについて。


指輪をずっとつけていても、ゆがみがなく丸いまま、というのはよいことです。


でも、結婚指輪が年月を経て自分の指の形に変わっていくというのも、なんだか歴史があってよくはないですか?


リサイクルするようなものではないので、自分の指の形にかわったからといって、不都合はないのでは。



みなさん、どう思われます?

「私たち、婚約しました~」
というお話をするには、

婚約指輪を見せるのがてっとりばやい。


きらきら光るダイヤモンドは、永遠の輝きで愛を示すのです。



そういえば母の婚約指輪は、誕生石でもないのにルビーでした。


おそらくは母が欲しがったのでしょう……



その指輪は、私が年頃になったときに母が譲ってくれたのでした。


「この指輪、若くないとつけられないのよね。あんた、つけるといいわ」


母がそう言って私の指にさしてくれた指輪を見て、父はぎょっとした顔をしていました。

あの時の父の顔は忘れられません……。

だいじょうぶお父さん、大事に保管してあるからね。




婚約指輪といえば、プロポーズ。


指輪をそっとディナーの最後にテーブルにおいて
「結婚してくれないか」。


テーブルにはろうそくなんて置かれていて、ワイングラスが運ばれてきていて、窓にはネオンがきらめいていて。


そんな定番のプロポーズ、体験してみたかったとも。




しかしながら。


婚約指輪の相場って、ご存知ですか。


小さい頃からよく聞いたのは「月給三ヶ月分」。


大人になってからよくよく考えてみれば、基本給だけで数えるのか、給与総額で数えるのか、はたまた手取りで数えるのかでかなり差がありますね。


そこんとこは、もう送る側任せということで……




そしてもっとよくよく考えてみれば。

結婚してから新郎の貯金は、結婚後共有財産になるわけです。


結婚式だけでもお金がかかるのに、その後、さまざまなことでたくさんのお金が入用です。


こんな大事な時期に、そんな大金、新郎に勝手に使ってもらっては困るのです!




婚約指輪も大事なものだとは思いますが、

本当に必要なのかどうか、よくよく話し合ってください。



私たちは、婚約指輪はパスしました。

結婚式の費用も親におねがいしている身分。


できるだけ、お金は使わないのが定石。


しかも、結婚まで、半年しかない。そんな短い間しかつけられないのに、高い指輪はノーサンキュウなのです!



でも、結婚指輪をはめるのはまだ数ヶ月先。


つきあいはじめてから日が浅かったこともあって、ステディリングももらっていない状態でした。


どことなく、薬指がさびしいなぁ。


ぽつ、とつぶやく私に、センセイはペアリングを買ってくれました。


それまで、指輪をもらっていなかったので、すんごいうれしかった!


後日、その指輪は私がネックレスに通して首からかけることに。


サイズが大きく違ったので、私の指輪がセンセイの指輪にすっぽり入って、もともとそういうデザインのペンダントみたいになりました。


ナイスチョイス~。


かなりお気に入りで、ずっと首にかけています。

式場が決まって、いざ日取りを決めるとき。

ちょっと、悩ましいことがありました。


季節的にも、日にち的にもなんだか微妙……

今回はその微妙なお話です。



式場があいているのは、

一月末の土曜日(仏滅)の午前、午後。
二月頭の日曜日(友引だったかな?)の午後。

それがダメなら、二月中旬になってしまう。
極寒の結婚式。
うーん、ちょっと大変そう……。


式の後、できれば当日の夜に二次会を開きたい。

そして夜っぴいて友達に祝ってもらって、

翌日、朝の飛行機で新婚旅行に旅立ちたい。

飛行機の中で眠ればいいよね。

長時間のフライトだろうから、よく眠れていいかも。


それぞれ空いてる式でのスケジュールを立ててみました。


土曜日の午前式の場合。

午前中からお昼過ぎにかけて、式。
夕方から二次会。
二次会後、みんなで夜っぴいて遊んでも、翌日日曜だからだいじょうぶ。
日曜朝に新婚旅行へフライト。


土曜日の午後式の場合。

午後から夜にかけて、式。
翌日の日曜、昼間もしくは夕方から二次会。
その後みんなで遊んで、
日曜夜か月曜朝に新婚旅行へフライト。


日曜日の午後式の場合。

午後から夜にかけて、式。
二次会は来週の週末。
新婚旅行は式が終わってから週末までの間か、
二次会が終わってからフライト。


スケジュールとしてコンパクトで、それぞれに手間がかからないのは、土曜の午前式かな。

他のふたつは二次会が式の日と異なるので、新郎新婦の支度が二度手間になる。

さらに日曜の午後式だと、新婚旅行の予定が大変そう。


条件を鑑みて、上から第一志望、第二志望、第三志望となりました。



自分たちの希望を、それぞれの両親に伝えてみました。

「一月の土曜の、午前式がいいんだけどどうかな?」

金曜の夜から土曜の朝までホテルの前泊が利用できるならOKとの返事。

朝にそれぞれの実家から大阪まででてきて、支度になるとあわただしいから。

また、祖母は和歌山から、私の姉夫婦は東京からの参加になるため必ずどこかで前泊しなければならない。

センセイのご両親は、大阪在住のセンセイのお姉さん一家に前泊する予定でした。


「それでね。なんで土曜が空いてるかというと

仏滅なの。

仏滅でもいいかしら」


母の返事は、あっけらかんとしてました。

「いいんじゃないの?」

あ、いいんですか。


母は念のため、父にもきいてみなさい、と父に電話を代わりました。


「お父さん、挙式仏滅でもいいかしら」
「仏滅か……」

あら以外。
父の方がそういうことには無頓着だと思っていたのですが、ちょっとひっかかってしまった様子。

「仏滅なんだけどね。この土曜日だと、一月でオフシーズンなの。
来週の日曜になると、二月でオンシーズン。
料金が、20万から30万ぐらい、高くなるの」

「そんなに変わるのか! ああ、そりゃ一月でいいだろう」

日にちで言うなら、7日しか違わないのに、何十万も差があるのは衝撃ですよね。

しかも、二月の日曜も、先負で、挙式によき日というわけではないのです。


センセイがご両親に聞いてみたところ、まったく同じ内容の会話になりました。

お義母さんは、気にしそうな親戚が参加するわけじゃないからいい。

お義父さんが少し戸惑われたものの、料金の話をすると、一月で問題ナシとのこと。


両家に問題がなければ、迷うことなく土曜の午前式!


さっそく、仮押さえをしに、センセイに走ってもらいました~。


後日、日程の問題といえば問題になったのが、姉のだんな。

金曜の仕事が遅いため、当日朝に東京から新幹線で来るようなお話になっていて、ちょっと心配でした。

が、さいわい前日の新幹線に間に合ったので、無事神戸の実家に泊まったもらえた様子。


予約を入れたことで、やっと具体的なスケジュールが組めるようになりました。


しかしながら……
「ひょっとして、似てるのかしら。私とセンセイの両親」
「そうかもしれん……」

なんとなくこそこそと喋るふたりなのでした。

結納はすっとばしちゃった私たちですが、

ちゃんと両親は必要なものをそろえてくれました。



こんな不肖のこどもたちに、ありがたやありがたや……



不肖だからきっちり用意してくれたのですが(汗)




具体的に書くと、支度金を用意しれてくれたのです。


今回は、ちょっとアレですが、お金の話です。


どんだけ不肖のこどもたちかをとくとご覧あれ……




私宛に、センセイの家から。
センセイ宛に、私の家から。


まとまったお金を、結納金のかわりに支度金としてもらうことになりました。



金額は両家で話しあってもらい、同じ金額に。


でも実は、こんな形におちつくまで、なにやら複雑怪奇な道をたどったのです。


思い出してもわけがわからないorz


思えば、これも惑わしの魔物があらわれていたのかもしれません……。




最初の予定は、こんな感じでした。



新居そのものはセンセイの家が用意してくれ、

新居の中のものは私の家で用意。


つまり、新居の保証金、引越し費用はセンセイの家が持ってくれる。

冷蔵庫や家具などは、私の家で持ってくれる。


そんな風に話していたはずなのですが……



なにやら具体的に話が進むうちにややこしい状況に。




原因ははっきりしています。


私たちに手持ちの現金がないからです。



結婚式当日までに、いろいろ準備せねばなりません。


式場見学に行ったり、招待状の材料を買ったり。


ささやかな私のへそくり(あまりにささやかすぎて、貯金というにはおこがましい)はそんなはっきりした形のないものに消えてしまいました。


いや、ホント、馬鹿にできないのよこまかい準備の費用!



そんな中で、さらに状況を混乱させてくれたのが、


事故の保険費用立替金でした。


私の骨折や壊れてしまった車に関して、保険が適用されるのはよいのですが……


保険会社から実際にお金を出してもらえるのは、申請して認可されてから。


つまるところ、数ヶ月先。


それまでは、自分たちで立替えておかないといけない。



そのための費用を、センセイのお父さんが、センセイの口座に放り込んでおいてくれました。


ついでに、結婚式の準備費用も、放り込んでくれたのです。



一方、私と父は、かかった費用をすべて終わったあとにまとめて精算しようとしていたのでした。


このため、家電製品などの購入は、一旦センセイの口座から出てしまったのでした。



精算時。
えらいこっちゃ。


「これは、私が出した」
「これとこれとこれは俺が出した」
「これとこれとこれは、私が」
「これとこれは俺が」


もー、ややこしすぎ!



早いうちにその困難さに気づき、その後はセンセイの方からまとめて出してもらうようにしたのですが時すでの遅し。


ややこしいものは、ややこしいままになってしまいました。



最初からちゃんと話し合って、出所はひとつにするか、きっちり分けて出金すればよかった……


もしくは、うちの父にその都度領収書送って精算してもらえばよかった。


後悔先にたたずとはよく言ったものです。



境目があいまいになった時点で、両家に微妙な焦りが。


なにしろ、相手の家がどれだけ費用を出そうとしているのかがわからない。

出せるだけ、自分たちの方から出すべきだろう。




両家がそう思っていたため、最初の大幅な打合せすら超えて境目がなくなってしまうハメになりました。


もうちょっと上手に采配できれば、あんなに混乱することなかったのに……

反省。


でもやっぱり、なにかと混乱しただろうなぁ。


だって、準備費用ってややこしいんだもん!


結局、そのややこしいことを解消するべく、

結婚式の料金を別に、

支度金を当人たちに渡して「この中から使うように」ということになったのでした。


これはもう、おんぶに抱っこで結婚した私たちの罪です。


すべて自分たちで賄えていれば、まったく起こらない混乱でした。


かなり反省したので、今はちゃんとやりくりして貯金しようとがんばっています。


今後、なにかあったときに、(たとえば子供ができたりしたときのために)自分たちの貯金からやりくりできるよう、普段から節約せねばならない。


最初からそんなにちゃんとしてたら、なんの問題も起こらなかったわけで。



最後にでっかいすねかじり。


これを最後にすべく、がんばってる今日このごろです~。

「式は、ある程度華やかに。でも、身の丈に合わない盛大なお式はやめておこうね」


「親戚やご近所さんには、後日ごあいさつに伺いましょう」


「形式上のことよりも、これからのふたりの生活のためにお金を使っていこう」


「新婚旅行は、行っておいたほうがいい。長期休暇をもらえるよい機会だから」



センセイと私、それにそれぞれの両親。

みんな、この辺の認識が似ていて助かりました。



この一致にはそれぞれの親の、大事な気持ちが下敷きになってます。



センセイのご両親の、「当人たちが納得するようにしてやりたい」という温かい気持ち。


私の両親の「センセイのおうちにゆくのだから、なんでも向こうのやり方に従いなさい」という控えめな気持ち。


このふたつの気持ちのおかげで、なにかと衝突することなく、スムーズにお話がまとまっていったのです。


だから私とセンセイの自由に、あれこれ決めさせてもらえました。

とてもありがたいことです~。




その家、その家ごとに、さまざまな認識があって。


それが両家で異なる、また結婚する当人たちと異なると、

おそろしいほどの歪みとなって姿を現すのです。

魔物め……おそろしや。




すれ違ってるうちはまだいいけれど、
落としどころをあやまると、

もめごとに発展するは、いつまでたっても話がまとまらないは……。



そして、結婚後も、なにかあるたびに、その魔物は形を変えて現れ続けやがるのです。


だからこそ、この最初の機会に、なんとしても魔物を退治する方法をみつけないといけない。


こんなところでつまづいてるわけにはいかないのです。


だって時間もお金も、有限なんだもん!




おおよその共通認識があった私たちでも、この後いろいろな問題が起こってきました。


それはどこでも、誰でも、人がたくさん集まってなにかをするときには、どこからともなくそっと近寄ってくる魔物です。



今回、私が選んだ魔物退治の方法は


「母たちの好きにさせる」

というものでした。


魔物があらわれたとき、
自分が譲れるだけ譲って、
母と義母の希望にそわせる。


父も義父も、母たちの希望となれば、のみこみやすい。


女三人の意見が会えば、センセイものみこみやすい。



この退治方法を知ったのは、結婚式の体験談エッセイからでした。



参考資料は、

新井素子さんの「結婚物語」「新婚物語」
けらえいこさんの「たたかうお嫁さま」


昔から愛読していました。
だって、おもしろいんだもの……


そして補助的な参考書として、

江国香織さんの「いくつもの週末」。


結婚した後の夫婦のあり方を書いたエッセイです。



本当は、もっと、ブログなどでたくさんの方の体験談を読んでおくべきでした。


先達はたくさんいるのだから、いっぱいお話を聞いておくのは良いことです。



ブログの著者さんとは、環境も違うし、まわりの人の性格も違う。


そこんとこ、よくわかった上で読むと、とても参考になります。



もし結婚に関する認識が両家で、また両家と当人とが異なってお困りなら。


ぜひ、体験談を読み漁ってください。


きっと、似たようなご経験をされ、それを乗り越えた猛者がいるはずです。


もし猛者が見つからなければ、掲示板などでヘルプを出して、賢者に知恵をさずけてもらってください。


相談が真摯であればあるほど、
みんなちゃんとたすけてくれます。


避けて欲しいのは、当事者だけで問題を考えること。


忙しくて興奮して視野狭窄になってしまうこともあります。


信用できる人の意見を、必ず距離を置いて、もらってください。



せっかくの喜びごとなので、できるだけ、もめごとは避けて参りましょう!


魔物なんて見たくもないけれど、

大きなものから小さなものまで、どこかに必ず、一匹はひそんでます。


小さいものでも無視せずに、ちゃんと退治して行きましょう。


禍根は残さず、しっかりと。

ね。

結納。


それは、両家が結ぶ、結婚の約束。

結納を交わして、やっと、両家が結婚を認めた、ふたりは婚約しましたよ、という合図なのです。



が。



私たちは、結納を交わしませんでした。



なぜなら……

時間がかかるものだから。


そして、形式にこだわらない両親だったから。




結納の際、お婿さん側はするめとか昆布とか結納品一式を用意します。


「幾久しくお受けいたします」と、お嫁さんが一式を受け取る。


その代わり、お嫁さんのおうちはそのお返しに、箪笥とか着物とか家の中のものを取り揃えて嫁入りする。



するめ。おいしいですね。
昆布。センセイの家の名産ですね。
箪笥。インテリアにあわせた程よいものが欲しいですね。



ぶっちゃけていうと、
もったいないのです!


結納品一式は実質お役立ちなものはないし、


箪笥など家具は新居にあわせてそろえないと、邪魔になってしまう。


着物については、自分で着れないようなものを持っていってこやしにするほど、広い家に住む予定はありません。


それより、その分のお金を、生活のために使わせて欲しい。


センセイと話して、そんなふうに考えていました。




幸いなことに、センセイのご両親の方から

「箪笥とか、持ってこないでね!」
というお言葉が!


私の母は嫁入り道具に桐の箪笥を持っていましたが、父に転勤が多く引越しが度重なり、その都度苦労してきました。


なので、箪笥を用意する気はさらさらない。



そして、もう結納を交わしているような時間はないのです。



結婚式までカウントダウン状態。


数えるほどしか週末はありません。



衣装も料理もブーケもまだ決まってない。


二次会の準備もぜんぜん進んでない。


新居すら決まってない、引越しももちろんまだ。


やることいっぱい過ぎて、目がまわりそう~~。



しかも、私の骨はまだくっついておらず……


いくら仕事を休んでいるからといっても、自宅療養中。

そんなに動けるわけじゃない。



その上、骨がくっついたなら、即日職場に復帰せんといかんのです。


休ませていただいた分、大忙しになる予感が大。




無理して日取り決めて、形式上の約束を交わしている場合ではないのです。


なので、両家の顔合わせを持って、結納の代わりとさせていただきました。



結納品一式分と、箪笥などの嫁入り道具分は、必要に応じて現物支給。

そんな感じで、まとまりました。


結納をすっとばして結婚するのは、
昨今珍しくないようです。


でも、アタリマエなのかというと、ちょっと違う。


おうちにや地方によっては、結納を交わすことは大事なしきたりだったりします。



もし片方のおうちが結納を交わしたがっているのなら、

そして、物理的な問題がないのなら。


できれば、結納は交わしたほうがいいんじゃないかなー。



「どーしても、イヤ」

もしくは物理的に不可能なのであれば、
何とか説得。

がんばってみてくださいね!

両家の顔合わせって、なにを話すんでしょうか?


この日、結婚する私たち二人については、あまり話題になってなかったです。


話題の中心は、それぞれの両親がどういう人物であるかの自己紹介、という感じでした。




結婚というのはお互いの家と家が結びつくものなんだなーと実感。



母には、センセイのお義母さんが小学校の校長先生だった話は伝えてあったのですが……


ご本人からお話を聞くと、さらに興味が湧いたようで……母ふたりで話しこんでしまいました。


ときには私たちの話が耳に入っていないくらい。


このことが今後、どのような影響を及ぼすのかはまだよくわかっていませんでした……。



でもでもでも。


おたがいのお人柄を確認するだけで、
みんなが顔をあわせる貴重な時間を費やすわけにはいかないのです!


ある程度落ち着いたとこで、
結婚式について、いろいろ話しました。



式の形式にについては、ふたりの希望にあわせて、好きに選ばせてくれるとのこと。


ラッキー!


和装って言われたらどうしようかと思いましたよ。

骨折れてる花嫁さんに、和装の婚礼衣装はむーりー。



結婚ってものは、いろいろな形式や、方法があります。


Q:どちらが、どちらの家に行くことになるの?

A:私が、センセイの家に嫁ぐ、という形でOK。


Q:苗字はどうするの? 夫婦別姓? どちらかにあわせる?

A:センセイの苗字に統一するってことで、OK!


Q:新居はどこら辺にかまえるの?

A:結婚後は共働き。おたがいの通勤に便利な場所で、賃貸の部屋をさがすことに。



そういったことは、センセイとは意見をあわせてあったのですが


それぞれの親がどう思うのか、ちゃんと聞いておかないといけない。


もし意見が食い違うようなら、みんなが納得いくまで、話さないといけない。



おだやかな食事でしたが、
なかなか駆け引きの大変な場でございました……




幸いなことに、意見の食い違いはほとんどなし。

奇跡のようです。


その後、いろいろ細かい部分で意見の食い違いが出るとは、この時あんまり考えていませんでした。


そのたびに調整したり折れたり、譲れないことに我をはったり……orz


瑣末なことばっかりでしたが、心底疲れました。


細かい部分ですらしんどいのだから、

大きな部分で食い違っちゃったら、ホント大変だったろうなぁ……




幸いなことに、なごやかなまま、お食事会はお開きになりました。


それぞれの両親が満足そうで、安心、安心。



これからなにが起こるかはわからない

けれど、幸先のよいスタート。



がんばって、結婚式に向けてがんばらないと!




……その前に、骨くっつけないとなぁorz



一日歩き回ったせいか、夕方にはもうかなり背中が痛みはじめ、ぐったりでした。



この日は病院に帰らず、センセイとふたりで私の部屋に帰ることになっていました。


帰るなり、猫とたわむれ、ばたんきゅう。



他人に囲まれて眠る清潔なベッドより、

猫とセンセイにはさまれて眠る狭いベッドの方が何倍も安らか。



ひさしぶりに、幸せな眠りを味わいました~。