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カジュアルお茶事

お茶事(おちゃじ)と読みます。

※茶事とは、食事(+お酒)→抹茶(+お菓子)の順番で出される、フルコースです。

 

正式なお茶事は、メニューも作法も決まったものがありますが、
そうでない、カジュアルお茶事をしたときのことです。

(先月のことです)

 

生徒さんから、自作の茶碗をいただきました。

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わたしが茶道をするのをご存じで、前々から、「先生にお茶碗作りますね~」と。

ご卒業してからも、忘れずにいてくれて、そのお気持ちがうれしいです。


その方からは、いつも何かにつけてお心遣いをいただくので、

返礼を考えていたところ、
モノを差し上げるのはピンと来なかったので、
ランチにご招待しました。

 

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正座だと堅苦しいかな、と、
ランチをしたそのままの席で、
テーブル茶道にしました。
ハイライトは、もちろん、そのお茶碗です。

湯相に気を付けて、
ゆっくりお茶碗をあたためました。

 

そういえば、

これが、日常に沿う、現代の「茶事」なんだな、と、気づいたのです。
 

先日の講習会でも、
宗匠から、「どんな形でもいいですから、様々な方と茶事をしてください。そうすれば、お茶がわかりますから。」
と言われたのを、思い出しました。

 

形をたいせつにしながらも、
形にとらわれずに楽しむ。


そうありたいなあ、と思います。

新年

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


皆さま、お正月はどのように過ごされましたか?

 

今年の元旦は、天赦や甲子といった、吉日であると聞いていたので、
友人夫婦と計画して新年のお茶会を楽しみました。

 

その他

このお休みは読書をしようと決めていたので、

たくさん取り揃えて準備万端でした。

 

ところが、

前回更新したブログが、はるか前に感じられるほど、
いろいろあった一週間…


テレビをみていると、痛ましいですね。
被害の拡大や事故や病気がないことを祈ります。

 

今日は、いろいろと書きたいことがあったのですが、
それは、別の機会にして。

 

今日から仕事に戻ることにしました。

ホームページの更新をしたり、
会計ソフトの入力をしてます。

 

ちなみに、
読書三昧にはならずに終えた、
わたしの冬休みですが、
今後、ぼちぼち読み進めようと思います。

 

お休み中に取り揃えた本たちは、こちら↓
 

友人が、大絶賛で貸してくれたシリーズ。BSでも放送中ですね。

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叔母が出版した本。

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図書館で借りてきました。

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よいお年を

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もう、梅の花が咲きました↑

 

運勢というものを、どこか信じているので、
年に一度、「今年はどんな年になるのかな~?」と、
みてもらっています。

 

昨年のはじめ、2022年のはじまりにさかのぼりますが、

「魔法を使える年です」といわれました。

 

それは、素敵!

ということで、

 

好きなものにこだわってみる。

挑戦したかったことにぶつかってみる。

と、ざっくりと、イメージを描きました。

 

ちょうど知人から、
突然のお誘いがあり、

 

バンドのメンバーになりました。

欠員があって、頭数をそろえるために必要とのこと。

 

悩んだけど、
好きなことだから、やってみようかな、という気分になったのが、不思議です。

 

初日、へたくそでみんなに笑われました。
(50歳過ぎて、笑われる経験は、ちょっと、つらい。)

 

それが2022年1月のことです。
今年も継続して、
丸二年が過ぎたところ。
今年は、2022ほどラッキーではないものの、少しの挑戦を続けました。

 

わたしの音楽は、まだまだひどいものですが、

何よりうれしいのが、

ますます音楽が好きになったことです。

 

お教室のお出かけ会も再開できましたし、
今年もたくさんの新しい生徒さんや、お客様とのよい出会いがありました。

 

これをやろう、と決めて、

毎日、ちょっとずつ続ければ、
いつの間にか、できることが増えるものなんですね。

 

新しい年、どんな年になるのかな?

 

今年一年、お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

 

みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。

浅草観光

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近くまで出かけた帰り道に、

「おこげせん」を買いたくて、

浅草に立ち寄りました。

 

ちょうど羽子板市の最終日でした。

 

羽子板市。
江戸から続く、年の瀬の風物詩です。

 

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浅草は、平日とは思えないほどの混雑ぶり。
たくさんの人が、和装で仲見世を歩いています~

 

以前は、

カジュアル着物に、半幅の変化結びが圧倒的に多かったけど…

 

和装+ヒジャブのグループは、

一見、着物だとは気づきませんでした。

けっこう馴染んでて、新鮮。

 

全員主役級の和装、というご家族も目撃しました。

 

お母さん=振袖

お父さん=男子の第一礼装

子供たち=七五三のお祝い着×2

 

…珍しい風景です。

 

袴姿の女の子たちは、

刀も持っています。
近寄ってみると、アメリカ人っぽかったです。

 

ともあれ、

パワーあふれる浅草、おもしろかったです。

350年続く、歳の市に、コスプレ風のひとびと。

 

その雑多感、
浅草全体が撮影所っぽくも見えました。

 

すっかり観光気分になってしまったわたしは、

浅草寺でお参りし、
写真を撮ってあげたり、
揚げ饅頭やおせんべいを食べ歩きし、

予想以上の、滞在時間となりました。

 

またゆっくり遊びに来たいです。

着物とシャンパーニュの会

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イベントが続きます。

「着物とシャンパーニュの会」のご報告です。

 

先週末は、きものコンサルタントとして、
着物のお話をしてきました。

 

場所は、麻布十番のhachiという会員制のシャンパーニュバーです。

お酒とお食事をいただきながら、

カジュアルな雰囲気で、対話形式で進めました。

 

いつもと違うのは、

男性が半数近くいらっしゃったり、
年代幅もひろく、

和文化に興味がある方とは限らない、ということ。

 

着物の専門家として、何でもいいから話してください。と、言われたものの、
どういう切り口にしようかなあ、と悩みました。

 

海外で活躍されている方が多かったので、
民族衣装としての和服であるとか、

 

若い方には、

着物は昔から、染め替え、仕立て替えをして、長く着続けられてきた、
環境にやさしい衣類であることなどに共感をもってもらえました。

(染め替えした帯をしめていきました。)

 

お食事のコースが進む中、
着物のコーディネートも、「調和と補完」という意味で、

お料理とお酒の関係に似ているんです。

と申し上げると、


そんなにむずかしくないんですね、と言っていただけました。

 

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緊張しましたが、

ともあれ、
主催者の方から、
「みなさん、楽しんでました。ありがとうございます」

といっていただき、ほっと一安心。

 

季節感あふれる和食のフルコースもおいしくて、

シャンパーニューや白ワインのマリアージュもすばらしかったです。

 

シェフが丹精こめて作り上げた、
江戸料理のスイーツなど、

通常のレストランでは味わえないお料理も、魅力的でした。