
シーズンレスの着物アイテム
洋服と同じように、シーズンレスのアイテムが主役級になってきました。
透け感の少ない夏の紬は、単衣として、初夏から初秋まで。
画像のざっくりとした夏の帯も、色がOKなら、立冬近くまで。
シーズンレスとは、「季節のない」ですから、
伝統的な着物TPOと、ずれている気がします。
とはいえ、
この、気温や湿度の高さを考えると、
以前と同じようにとらえることには、無理があります。
それは、着物に関わりのある、どの業界もかんじていることでしょう。
実際に、わたしが重宝してるのは、
カラー夏長じゅばん、
秋色の夏帯、
たて絽の小紋、
透け感の少ない夏の紬です。
(絽の小紋は、絽目の目立たないものに限ります。)
もう数週間、このシーズンレスアイテムの時期が続きそうです。
話変わって、
たまがわきもの教室20年お祝いの会が近づいてきました。
昨日、レストランに試食にいきました。
おいしかった~♪
メインのお料理、
ステーキは和牛。
お魚は白身のお魚のグリルです!
もし、この写真を見て
やっぱり●●に変更したい~って方は、
月末までに個別にご連絡くださいね。
寒暖差はげしく体調崩している方が多いですが、
元気に当日集まれますように。
それでは、また♪
秋の気配
お彼岸の日に咲いた、庭の曼殊沙華です。
やっと、やっと、
単衣のキモノに八寸帯を普通にしめられるようになりました。
うれしい~☆
夏の着物も好きだけど、
今夏は、もう充分です…
秋の気配♪
やっぱり、秋からが、「着物の季節」だし、
イベントが増え、着付けの依頼や生徒さんの入学も増えます。
先々週、親しくしている生徒さん、Nさんの、三味線の発表会に伺いました。
今回は、出演者の着付けのお仕度のお手伝いし、楽屋でお弁当までいただきました。
着付けは、一般の着付けとちょっと違うところがありまして、
それを、客席から確認できたことも、たいへん勉強になりました。
もちろん、Nさんの演奏が最高に良かったです。
そのイベントを皮切りに、
わたし自身の発表会も、一カ月をきりまして、
毎日、録音しながら、練習しています。
11月9日の20周年パーティの準備は、
たのもしい幹事の方と、打ち合わせを重ねています。
近くなったら、やることが、俄然増えてきました。
毎朝、いつもより早起きして、少しずつ進めているところ。
以前のブログでお話した、「ワイン検定」もあるし…
趣味の音楽でのお披露目会も、年内、さらにあるんですよねえ。
だいじょうぶか、わたし!?
こんな感じで、
2024年の芸術の秋はすでに始まっていますので、
体調管理しながら、進めていきたいと思っています。
最後に、
ここずっとハマっていた「虎に翼」のこと。
毎日三回見ていました。
とうとう、明日、終わってしまう…
戦争を描いているし、
他にも、シビアなテーマがたくさんちりばめられているのに、
明るさを失わないのは、
伊藤沙莉さん演じる、虎ちゃんの性格なんだろうなあ。
こんな子がわたしの子供時代、友達でいてくれたら、よかったのになあ、なんて。
想像しちゃうくらい、とても、良いんです。
虎ちゃんの好きなとこはたくさんありますが、
その中で、
わたしがずっと注目していることは、
その「しぐさ」です。
お茶を飲むときに、きちんと揃える指先とか、
挨拶をしてから、頭を下げる丁寧さとか、
優しい、まなざしが、とてもきれい。
そういうしぐさの中で、
まっすぐに自分の意見を言うのです。
虎ちゃんは、エレガントなファイターです。
非言語コミュニケーションが素敵すぎて、
それを見たくて三回も再生してるんだなあ。
来週から、さみしいなあ。
それでは、また。
ブドウあれこれ
こんにちは。
早朝の爽やかな風に、少しずつ秋を感じます。
9月の半ばを過ぎると、35度越え、ぐっと減るそうですから、あとちょっと!ですね~
今週から、半衿、帯〆など、少しずつ冬物を取り入れています。
色も、ほんのり、秋色です。
いつものスーパーでは、新生姜を買い込んで、酢漬けにしました。
つやつやブドウも、たくさんの種類が並んでいますよね~
ブドウのことは、
二年前にもこのブログに書いています。
「葡萄唐草」等で、通年使用できる、人気の模様です。
葡萄の家紋もあります。
家紋のいろは(日本の家紋に関する情報サイト)より引用
先日のお茶のお稽古のお菓子は、青木屋さんの「葡萄」を選びました。
麻の魅力
ご無沙汰しております。久々の投稿です。
二カ月ほど空けてしまいました。
みなさま、お変わりないですか?
先日、
日本の夏には、麻!と思うことがありまして、
今日は、「麻」について書きます。
20数年着物を日常的に着てますが、
「今日、着物で出かけるのは、危険じゃないだろうか?」と、立ち止まって考えたのは、
今年がはじめてです。
そこで、
最高気温35度超え、朝から高湿度の日に実験してみました。
別々の日に、着物と襦袢の素材だけ変えて、
半日以上おでかけしたときの、体感です。
一日目は、
絹の大島紬と、絹の紗の襦袢。
二日目は、
小千谷縮と、麻の襦袢。近江の張りのある麻です。
もちろん、小物含め、通気性の悪い化学繊維は一切身に着けません。
体感を数値でお伝えできませんが、
比較すると、やっぱり、麻は涼しい。
発汗は、他の素材に群を抜いてよいです。
「汗をかく→すぐに発汗させる」この循環がないと、夏は無理です。
袖口から風を送ったり、
保冷剤を包んだガーゼハンカチで首を冷やしたりすると、
体温が下がる気がします。
パリッとしてて、肌にまとわりつかないから、
肌の間に自動的に隙間ができるのがいいですね。
↑今朝、麻の帯をお洗濯してみました。
20代の時に買ったこの帯を、
人に差し上げることになって、
ダメもとで、
シミのあるとこに、中性洗剤の原液をつけてざぶざぶ洗い、
天日干しすると…
シミは消え、一段明るくなり、新品のようになりました!
カジュアルな扱いができるのも、麻の魅力です。
麻の繊維は、中が空洞になってるので、
汚れが芯まで入らないそうです。
昔は、殺菌や除菌の力も信じられていて、
妊婦さんの髪を縛ったりもしました。
しめ縄、横綱、御守などにも使われました。
あの、大きなしめ縄は、麻だったんですね~
すぐしわになるなどのデメリットはありますが、
麻は優秀な繊維だなあ、と改めて思っています。
麻とともに、この残暑を乗り切ります!
みなさまもどうぞご自愛ください。
3日間の出張着物整理
先月はじめ、北海道北見市へいってきました。
ご依頼主のKさまは、30代の方。
整理のほとんどは、おばあさまが遺された着物です。
上等な礼装の中に、普段用にリメイクされた着物も多く、
アイテム、素材、季節ごとに部類すると12種類の仕分けとなりました。
見極めが難しいものも多く、慎重に行いました。
Kさまご自身も着物が好きで、
集められたアイテムを拝見させてもらいました。
おばあさまの伝統的なアイテムと組み合わせをして、
ステキなコーディネートをいくつもご提案できたのはよかったです!
途中、甘いものを食べながら、
着物のお悩み、おばあさんとの思い出などもお話して。
時間は多少延長しましたが、予定していた3日で作業完了。
退出の際、 おばあさまの繋げてくださったご縁に感謝し、お仏壇に手を合わせて失礼しました。
今回のお仕事は、Kさまのご協力なしには、できなかったと思います。
事前にzoomで打ち合わせ、ご希望をヒアリングし、導線確認、作業時短のための事前準備などをお願いしていました。
整理する着物を一箇所にまとめ、たとう紙から出す作業だけで1日かかります。
東京へ戻ると、メールが入っていました。「長時間の移動に滞在と、ほんとうにお疲れさまでした。
祖母が着物と一緒に過ごしてきた時間や思い出を垣間見たようで、印象に残る大事な数日間でした。
着物をもっと好きになりましたし、これからどんな風に合わせようかな?とわくわくしています!
世古さんに依頼できて良かったです。」
若い方のスピード感と、ネットで、どなたともつながっていける広がり。
さまざまな可能性を感じたお仕事でしたし、
本当に必要とされている方のところ、遠くともできる限り、多くのお客様のところに伺いたいと思っています。
最終日は夜遅い飛行機でしたので、観光して、東京に戻りました。
北見ハッカ記念館↑
世界中のミント7割を北見市が生産していた時代があったそう!すごいです。













