こんにちは、はりっこです
七月の京都の夏は、暑くて🥵そして熱い❤️🔥
特に今年は、四年ぶりに従来通りの祇園祭が完全復活するということで、熱気に包まれています🎶
界隈では、お囃子が流れてムードは盛り上がっています。
きものステーションでも、近辺の鉾町から頂いたちまきが飾られています。
祇園祭の見物がてらどうぞお立ち寄りくださいませ。
今回は、3月/19日(日) 15:00〜16:00に開催されました 「きものTPO/コーディネート相談」第23回目 の相談内容をご紹介します。
▶︎what’s 「きものTPO/コーディネート相談」?
きものステーション・京都に来て下さるお客様からの
「きもののコーディネートがわからない」
「こんな時はどんなきものを着たらいいの?」
というようなお声から始まった相談窓口
さて、今回のご相談内容は、
お祖母様から譲り受けられた帯をご持参して下さいました方からのご相談です。
Q.1
九寸の名古屋帯を畳んだ時の折り線が変なところについているので、
なぜこんな畳み方をしているのか分からない🤷
教えて下さい先生……
A.
これはたぶん、踊りをしていた方の帯だと思います。
日本舞踊の帯の結び方は、普通一般の結び方とは違います。
例えば普通は、胴に巻く部分は半分に折って巻きますが、舞踊の時は三分のニの幅に折って巻くことがあります。
お太鼓部分もいろいろなアレンジの結び方をします。
ですから、帯の折り線も違ってきます。
人から頂いた帯は折り線に気をつけて、出来るだけ伸ばしておきましょう。
また、帯の畳み方には気をつけてください。
締めた時に前部分やお太鼓に折り線が出ないように畳んでください。
出来るだけ広く畳んだほうが良いので、たとう紙はきもの用を使うのが良いでしょう。
お太鼓に折り線がくっきりと出ているのは、とても気になりますよね😒
日頃から気にかけておきましょう。
Q.2
お祖母様から譲り受けられた八寸帯に合わすきものや帯揚げ、季節がわからない🤔
A.
綿の八寸帯は、時期的には年中締めていただけます。
お持ちになった茶色地🤎に黒色が混じった織り帯は、ご本人様が今まで締めたことが無い色合いなので、どの様なきものに合わすか分からない。ということです。
ということで、お召しになっているきものにご持参の帯を当てて、当店のコーディネート用に準備している帯揚げを、何色か合わせてみました。
黄色🟡や薄いピンクは当然合います。が、
ご本人が最初から合わないとスルーしていた深緑の色味が、案外に合うということが分かってびっくり‼️されていました。
これはとても合わせやすい帯で、今お召しのおきものはもちろんのこと、他のきものにもいろいろ合わせてみて、コーディネートを楽しんで下さい☺️
このように自分自身の思い込みで、合う合わないを決めつけていることって多いのではないでしょうか。
こういう機会を利用して、居合わせた人達に意見を聞くのはとても貴重です。
そこから新しいコーディネートができるのですから
講師の先生も毎月変わりますので、いろんなアドバイスが聞けるかも💭
是非お気軽に、ちょこっとお話しをする感覚でご利用下さいね
講 師 和装学院振興協議会加盟各校
参加料 無料
備 考 申込み不要
※相談したいきものや帯、小物があればお持ちください。
※主催:(公財)京都和装産業振興財団
【次回のきものTPO/コーディネート相談】
日 時 10月15日(日)15:00~16:00
(偶数月第3日曜日開催/8月はお休みです)
講 師 和装学院振興協議会加盟各校
参加料 無料
備 考 予約優先(予約カレンダーよりお申込みください)/当日受付もOK
※相談したいきものや帯、小物があればお持ちください。
※主催:(公財)京都和装産業振興財団
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