こんにちは はりっこです。

 

 

紅葉も終わり、いよいよ冬本番になってきました。

着物👘を着るにはとても良い季節の到来です。

 

 

でも、いざ着る段になるとアレコレ不都合なことがあると思います。

 

そこで今回は、結びにくい帯についての質問です。

 

 

 

 

今回は、9月/18(日)に開催された、

「きものTPO/コーディネート相談」の、やっかいな帯たち①についてです。

 

 

what’s 「きものTPO/コーディネート相談」?

きものステーション・京都に来て下さるお客様からの

「きもののコーディネートがわからない」

「こんな時はどんなきものを着たらいいの?」

というようなお声から始まった相談窓口ひらめき電球

 

 

  皆様の中にも、一枚は持っているという方がいらっしゃるのでは無いでしょうか?

✅使いたいのに使えない帯

✅結びにくい帯

もう〜 どうしたらいいの〜🤣

 

 

そこで今回の

質問

 

    

 

人に貰った古い帯や、リサイクルで買った帯が、短くて結べないのですが…😩
 
特に腹柄の部分と、お太鼓柄の部分が近すぎて、腹柄が前に来ないのですが…😩

 

 

    

 

私の帯は、長すぎて困っています。
特に腹柄とお太鼓柄の間が離れすぎていて、背中の帯溜まりの部分の帯が多くなって、お太鼓が結びにくいのです😞

 

 

 

 

上の短い帯と、下の長い帯では、お太鼓から腹柄までの長さがこんなに違います。

 

 

講師からの

アドバイス

 

 

古い帯には短いものが多いです。
昔は、小柄な方が多かったので必然的に帯も短かったのでしょう。
 
それに昔は、着物の着方について、今の様に細かい事を言わなかったのです。
 
柄がどこに出ようが、あまり気にしなかったのでは無いでしょうか。
 
だから、短い帯を締めている人を見たら、お婆さまか誰かから譲り受けられた、古い値打ちのある帯だなぁ❗️
って思って、好意的に見てあげてください。
 
また、長すぎる帯は、帯溜まりに余った帯を丁寧にたたんで、仮紐で一時的に押さえてからお太鼓を作ってください。
 

 


 

 

 

 

この様な、短い帯や長すぎる帯をきれいに結ぶには、改良枕という着付け道具を使うと上手くいきます。
 

 

 

改良枕
 

先にこれにお太鼓を作っておいて、背中に背負い、それから胴に巻く分量を調節するというものです。
帯の長さによって、胴に巻くのが二重だったり、一巻半だったりと融通をきかせられます。
短い帯などには便利かもしれません。
 

 

 

 

以前は、着付け教室で改良枕の使い方を教えていたみたいですが、今はどうなのでしょうか?

 

でも、道具を使わずに、

「この帯はこんなものなのよ。それが何か問題あります?口笛」って

人目を気にせずに着られたら、もっと着物が着やすくなるのでは無いでしょうか。

 

 

 

 

講師の先生も毎月変わりますので、いろんなアドバイスが聞けるかも💭

是非お気軽に、ちょこっとお話しをする感覚でご利用下さいね

 

 

【12月のきものTPO/コーディネート相談】

日 時 12月18日(日)15:00~16:00

(毎月第3日曜日開催)

講 師 和装学院振興協議会加盟各校

参加料 無料

備 考 予約優先(予約カレンダーよりお申込みください)/当日受付もOK

※相談したいきものや帯、小物があればお持ちください。

※主催:(公財)京都和装産業振興財団 





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