着物と季節を楽しむ中級レッスン《ツキイチ・キモノ》にて、
浴衣にピッタリな「文庫結びと そのバリエーション」をレッスンさせていただきました。
奈良市の着付け教室「きものABC」
講師の 新谷 さきこ です。
「文庫結び」とは、こんな形の結び方です。
見たことがある方も 多いのではないでしょうか。
浴衣といえば、昔から「お文庫結び」が一般的ですよね。
浴衣とセットになっている作り帯って、だいたい この「文庫結び」を形どったものが多いです。
でも、あの 作り帯って
背中に金具が当たって痛くて苦手、って方も多いのではないでしょうか。
作り帯を使わなくっても、半幅帯があれば大丈夫!
背中も痛くないし、羽の取り方でバリエーションもいろいろと楽しめますよ
今回の中級レッスンでは、「文庫結び」のキレイに仕上げるコツをお伝えさせていただきましたよ。
さて中級レッスンでは、前半は着物や浴衣の着方の復習から。
一年前に浴衣レッスンを受けていただいてから、着付け初級レッスンをスタートしてくださった生徒さん。
久しぶりの浴衣ですが、着物も浴衣も基本は同じ。
着物さえ着られれば、浴衣ってもう簡単!
そして、半幅帯で「文庫結び」のレッスンです。
まずは、一番基本的な結び方。
とってもキレイに仕上がりましたよね♪
そして 羽根の畳み方を変えて、いろいろなバリエーションも試してもらいました。
帯の両面の色が違うリバーシブルの帯だと、
羽根の出す色を変えてもOK!
羽根の畳み方が変わると帯の表情もまったくかわりますね。
半幅帯さえあれば、作り帯は必要ないですよね。
教室のトルソーちゃんの帯結びももちろん
「文庫結び」です。
帯の形も立体的に形つくるか、平面的にするかでも見た目の雰囲気はまったく変わってきます。
左は、羽根を長めに。
時代劇のドラマとかで、お武家さんの奥方や女中さんの帯結びで目にすることがあるのでは。
右は、文庫の変形。
「ダブルリボン」「ツインリボン」ともいわれる羽根が二段になる結び方です。
華やかで可愛いので、若い方にオススメ!
ところで、この浴衣と帯、とってお似合いで素敵でした。
「こんなの買いました~🎵」って報告して見せていてだけるの、すっごくうれしいです。
1年前にレッスンをはじめた頃は、自分の着物や帯もほとんどお持ちではなかったのですが、
少しずつ自分の気に入ったもの、お似合いのものを上手に買い足していかれている様子。
まさに、着物をオシャレに選択肢の1つとして楽しんでくださっています💕
前回の中級レッスンの様子はコチラもご覧下さいね。
↓↓↓
最後に、わたしの着姿も。
もちろん、わたしも「文庫結び」
結び方によっては、羽根の下の帯周りや、浴衣の後ろのおはしょりが見えちゃうのです。
そんな帯周りをスッキリさせるコツなんかもお伝えさせていただきました。
着物がまったくの初めての初心者さんには少しテクニックが必要となるので、難しいかもしれないですね。
そんな理由から、きものABCの「初級レッスンス 」では、まずは半幅帯の結び方は「リボン返し」をお伝えしています。
こんな感じの結び方ね。
羽根で後ろが隠れるてゴマカシがきくので、初心者さんへはオススメです!
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「着物を楽しむ中級レッスン」は、《きものABC》の初級レッスン修了生さん以外でも受講していただくことが可能です。
むかし着付けを習ったことがあるけど忘れちゃった、もう少しキレイに着られるようになりたいという方には、別途 ポイントレッスンの受講も可能です。
中級レッスン《ツキイチ・キモノ》 で着物を楽しむきっかけづくりにしてくださいね。
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