
年配者の回顧録 その6 Weekend Special 2.8
回顧録の最後のテーマになります。
名前をご存知の方も多かろうかと思います。IM産業さんからキットとして販売されていましたが、でこっぱちもそのキットを2機製作しています。1機目はたぶん現存しており、2機目は2012年に初飛行でエレベータートラブルで大破させており、今回ご紹介するのが2016年につくった3機目となります。ただし、今回のものは完全に自作でして、AT(エアロトーイング)に特化した構造になっています。また主翼幅を2.5mから2.8mに延長し2分割として、さらにスタブを取り外し式として玄関でスタブをガシャッ、「え!!」と振り向いて更にガッシャ!!とやることがないようにしました。こういった経験ございませんか?
さて本題です。
機体名ですが過去に製作記事を載せておりますが、当時記事では最後の2.8はなかったのですが、今回急に2.8を追加しました。どうでも良いですけども・・・(^^♪。
この機体のカラーリングですが奥方様曰く「ダサ!!」と切り捨てられました。でこっぱちの色調デザイン思考回路が古すぎたようで、実際2012年から進化していないですネ(^^♪。
エアブレーキは2号機では250mmのものを使っていましたが異常に効きすぎたので小さな自作ものに変更しています。
2号機の写真です。
また主翼はバルサリブ組+ドープ塗装仕上げでとても美しいと思っています。カウリングは2号機の時にモールドシェルを起こしたのでそれによる成型品になっています。当時の型を作っている頃の写真(ゲルコート塗布中)です。
動力バッテリーはLi-Po 8~10セル対応になっています。曳航索は操縦席後部の頭当て部になっており極力重心位置に近づけました。もちろん緊急リリース用サーボも搭載しています。下の機内写真に斜めに取り付けられたサーボモーターがちょっと見えていますがこれにあたります。キャノピーと言いますか、ウィンドシールドは自作で、真鍮パイプの骨組みに塩ビ板を接着して、さらにガラスクロスを何層か積層でして窓枠を形成しています
ランディングギアは2号機のおさがりです。スパッツはいつもの建築材料の断熱材を成型後ガラスクロスをハンドレイアップして塗装して、内部の断熱材をタイヤの入るスペース分のみ除去しています。また先述のATに特化していると書きましたが、スタブとバーチカルフィン部にSUS線を張っています。これは1号機でATをやっている最中に曳航索がからんでスタブの左1/3を切断した経験が有ったので、その対策です。
以上がWeekend Special 2.8の紹介でした。
今回で回顧録の終了となります。如何でしたでしょうか?これら機体はでこっぱちが元気真っ盛りの頃につくったものでしたが、こういった振り返りによって、更なる知恵と希望とやる気が湧き出てくるものと信じて本章を終了させて頂きます。ありがとうございました。
年配者の回顧録 その5 PWS101
第2次大戦前のポーランドの機体です。なかなか実機の資料が見つからなくて、英国のAviation Modellerというところから1/5スケールのR/C用図面を取り寄せ、これを1/4にスケールアップさせてアウトラインなどはそのまま参考にさせて頂き、細かな部分は自分なりにアレンジしています。なぜこの機体に惹かれたかと言うとおたまじゃくしの様な風貌が心に刺さったからでした。奥方様は「これはししゃもだ」と申されて製作途中の胴体にこの様に落書きをしたり、子供たちも学校の入学祈願を書いたりで懐かしい思い出が詰まっています(^^♪。そのまま下地処理+仕上げ塗装していますので剥がすと出てきますよ(^^♪。
なお、モケイの諸元ですが、
翼型:Ge549 (14%)
翼幅:4,750mm
翼面積:113.8dm^2
全長:1,795mm
飛行重量:6,500g (内バラストが1,430g)
でして、翼型Ge549の選択は当時この手の翼型が使われていた様で、翼厚がスケール感に与える影響が絶大なので、あえて使用した経緯が有りました。でも結果としてちょっとやり過ぎかもで、2回ほど飛行させていますが、もっさりとした何ともとらえどころのない飛行特性だったことを記憶しています。また、この機体について2016年12月より製作記事がアップされておりますので参考にしてくださいませ。構造について、胴体は上写真の様にシナベニア胴枠に0.5mmカバベニアプランクでマイクログラス+ポリウレタン仕上げ塗装、翼関連は、主にバルサプランク、絹張+ドープ塗装仕上げです。
以下写真をベースに説明いたしますのでご覧ください。
何枚か撮った写真の中で一番のお気に入りを表紙にしました。
ラダー、スタブが異様に大きいのが特徴で、そのまま模型にしてくださいと訴えている様なデザインでしたので、訴え通りそのまま作図しています(^^♪。
ラッパとピトー管はもちろん自作で、真鍮肌そのままの仕上げで当時の雰囲気を出しているかも・・・。
ドイツ機には見られない独特の風貌ですね。主翼は左右2分割で胴体への取り付けは懐かしい板カン(板状かんざし)を使っています。エレベーターリンケージはでこっぱちとして未発達のまっ最中でSUSワイヤーを使ったモケイではかなり特殊な構造で、機能はしますが組み立てが大変で思惑外れの失敗作でした。
キャノピーフレームは真鍮パイプを銀ろう付けです。計器盤は先のDFS Weiheでも書きましたがのっぺり仕様で残念な状態です。
これを書いている最中に大事な抜けがあることに気づきました。MINIMOA師匠の製作後初の独自チャレンジだったDFS Reiherをすっかり忘れていました。どうしよう、これから写真撮影しなくっちゃいかんネ~・・・・。
次回は最終回で、Weekend Special 2.8です。
年配者の回顧録 その4 DFS Weihe
この機体はいろいろな意味で、気合が入った状態で作り続けた傑作機です。理由は大きく分けて3つあり、
1.実機の図面がWeb上で容易に入手できそれを正確に自分の図面に展開できた事。
2.レーザー切断機が入手する前の全て手作業による気が遠くなるような部品作製。
3.帯状疱疹で肩から首にかけて激痛が走った最中でも歯を食いしばって作り続けた事。
現時点でこの機体は初飛行を終えていません。飛ばすことができるのかちょっと心配。
先ずは全体像から。今で言うオープンクラスに属するウィングスパン18mを持っています。その1/3スケールですから6mになります。飛行重量は15kgギリギリです。構造は胴体、主翼ともにシナベニヤ製胴枠に0.5mmカバベニアをプランクしています。詳細は過去の製作記事を参照お願いします。
主翼、スタブ、ラダーの仕上げは絹張+ドープです。胴体はマイクログラス+ポリウレタン塗装になります。
キャノピーフレームは真鍮パイプを銀ろう付けした構造です。計器類はハウジングがA2017からの削り出し+半艶消し黒で塗装して、計器パネルはCADで書いています。針も別部品にしています。これらの努力も有って過去の疾風やPWS101のようにのっぺりした計器盤から卒業出来て、立体感が有り満足しています。
ダイブブレーキも実機同様の構造になります。
組立はMINIMOA以上に大変な作業になります。特に主翼組み立てはほぼ実機通りの構造にしていますが一人では無理です。エレベーターのリンケージを御覧ください。スタブを胴体に載せるだけでリンケージが連結されます。これが今のでこっぱちスタンダードでして、MDM-1 FOXも同様になっています。
最初にも書いた通り、飛行予定が全くないので、どこかで展示して頂くしかないかな?と思っています。
次回はPWS101になります。




















