1/3スケールMINIMOAのご紹介(その2)
この模型製作でもっとも苦労したのはインパネのまさしくパネルでした。
素材は丁度我が家の改築で框に使われたアフリカ産の(たぶん)材料
ですが製材を大工さん、木工所、友人の家具屋さんにお願いしたのですが
全員に断られました。
そうなったら自分でやるしかないとの意気込み宜しく
始めたは良いのですが20センチ角から3.5mmの板に製材するのに2カ月
も浪費しました。彼ら全員に断られた理由がこのとき判った次第です。![]()
しかしこの完成後の出来栄えはその苦労も吹っ飛んでしまう位美しいものです。
仕上げはマイクログラス+5052⇒ポリウレタン(クリアー)です。
マイクログラスはパネル強度を上げる目的で貼ったもので木目の透りも問題
ありませんでした。
この写真はコックピット付近の状態を示していますがなかなか狭っ苦しいですね?![]()
またノーズが短い事も当時の機体の特徴ですが模型の場合はバラストの搭載量
が増えるのであまりうれしくありません。
⇒せっかく軽く作ってもバラストを載せて結局重くなってしまうのでは・・・・・。
でもこのパイロット君の体重が300グラムほどあったのでバラストを載せる
という精神的苦痛からは解放されます。でも最終的な総重量は変わりませんが・・・![]()
1/3スケールMINIMOAのご紹介
始めたは良いが何を書いていいのか手がつかない。![]()
さっきから悩んでいるが昨日MINIMOAのキャビンの写真を掲載したので
しばらくはこの機体の紹介を御させていただきたいと思います。![]()
嫁に参ったのは(かあちゃんじゃない!!)おそらく5~6年前だったと
思いますがドイツからキットとして我が家に押しかけてきました。
その後約1年をかけて完成とあいなったわけです。![]()
胴体は0.8mmの航空ベニヤで本物風な構造、主翼はバルサプランク
の一般的な構造でした。また仕上げは胴体がマイクログラス+5052
主翼が伝統的な絹張り+Dope仕上げです。
全体の雰囲気はこの写真の様に大変優雅です。
この仕上げはこの機体が好きな人はすぐに判ると思いますが
日本で保管されているモノですが面白くないので日本に来る前の
状態を再現しています。
パイロット君はやはりドイツからの出稼ぎです。名前は知りません。
ピトー管は真鍮パイプをろう付けしてから取引のあるメッキ屋さんにお願いして
表面処理をお願いしました。電子部品用コネクターと同等の金めっきです。
ステーは友人からジュラルミンと旋盤を拝借してでっちあげました。![]()




