赤身肉は動脈硬化を促進させる?「心臓血管疾患リスクを高める腸内細菌」牛肉と高脂血症の関係 | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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動脈硬化シリーズは続きます。

下矢印昨日はコレステロール

 

 

 

先日70代後半の男性よりこんな質問を受けました。

「この間、医者から牛肉は食べるなって言われちゃったんだよね〜。

俺、牛肉が大好きなのに。本当に血管に悪いの?」

 

 

 

彼は1年前、狭心症でステント術を行っています。

術後しばらくは食生活に注意を払っていたようですが・・・

のど元過ぎれば。

またやりたい放題食べています。

 

 

 

「ゼロにしろとは言わないけれど、週に1回は多いと思いますよ」

 

 

 

リスクが低い私でも牛肉はせいぜい週に1度。

ハイリスクの方は出来るだけ避けた方が賢明です。

 

 

 

本日は、赤身肉と動脈硬化。

血管の健康を考えましょう。

 

 

 

 

赤身肉は動脈硬化を促進させる?「心臓血管疾患リスクを高める腸内細菌」牛肉と高脂血症の関係

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アテローム性動脈硬化

 

 

動脈硬化よく聞く言葉だとおもいますが、いったいどういう状態なのでしょうか?

 

 

動脈硬化とは、動脈の壁が固く厚くなり内腔が狭くなることを言います。

分類的には3種類ありますが、代表的なものがアテローム性動脈硬化。

粥腫(プラーク)と呼ばれるものが血管壁に沈着して動脈硬化を引き起こします。

 

 

蓄積したプラークは大きくなるにつれ動脈の壁を肥厚させ内側に盛り上がることによって内腔を狭くします。

狭くなったりふさがったりすると、血流の減少や遮断が起こります。

またプラークが破裂し血栓の形成に繋がることもあります。

 

 

 

国立循環器病研究センターより

 

 

 

 

牛肉は飽和脂肪酸が多いから説

 

 

では牛肉のような赤身肉を食べると動脈硬化はなぜ悪化するのでしょうか?

 

 

動物性脂肪に含まれる飽和脂肪酸はコレステロール値を上昇させるのはご存じだと思います。

赤身肉に含まれる飽和脂肪酸はLDLコレステロールを増加させ、虚血性疾患のリスクを高めます。

 

 

コレステロールを左右するのは脂質だけではありません。

炭水化物に含まれる糖質は、血液中の血糖値や中性脂肪を上昇させ血液中のHDLコレステロールを減少させます。

HDLコレステロールが減少すると冠動脈性心疾患のリスクが高まります。

 

 

 

 

 

赤身肉を分解する腸内細菌がリスクを高める説

 

 

赤身肉が血管に悪いのは飽和脂肪酸だけではないことも分かってきました。

どうやらココにも腸内細菌が関係しているようです。

 

 

腸内細菌が赤身肉に含まれる特定の栄養素を消化する時に形成される副産物TMAO(トリメチルアミンN-オキシド)が

冠動脈性心疾患のリスクを高めることが発見されました。

 

 

かなり小難しいです。


今回の調査結果は、赤肉が多い食事を摂取することで、腸内微生物が栄養素のカルニチンをアテローム性動脈硬化症および血栓促進分子であるTMAOに変換する2段階のプロセスの、より包括的な理解を提供するものだ。
「これらの新しい研究は、赤肉が豊富な食事と心臓病のリスクの上昇を結びつけるプロセスの、第2段階の原因となる腸内微生物遺伝子クラスターを特定しています」とクリーブランドクリニックのハーゼン博士は述べている。「この発見は、食事に関連する心血管疾患のリスクを予防・軽減するための新しい治療標的へ向かう手助けとなります」。
2018年に発表された研究でハーゼン博士は、カルニチンが2段階の2つの微生物プロセスによって腸内でTMAOに変換されることを示した。このプロセスの中間代謝物は、γBB(ガンマブチロベタイン)と呼ばれる分子だ。
ハーゼン博士によると、カルニチンをγBBに変換することができる微生物は様々ある一方で、TMAOの前駆体であるTMAに変換できるものはごくわずかだという。「雑食動物では、Emergencia timonensisは、γBBからTMA / TMAOへの変換に関与する主要なヒト腸内微生物です。逆に、長期の菜食主義者やビーガンは、腸内のこの微生物のレベルが非常に低いため、カルニチンをTMAOに変換する能力がほとんど、または全くありません」。
研究者らは、約3,000人の患者から収集されたサンプルと臨床データを使用して、空腹時血漿γBBレベルと疾患転帰との関係を研究した。すると、より高いγBBレベルは、心血管疾患および死亡、致命的でない心臓発作や脳卒中を含む主要な有害事象と関連していた。
そこでさらに研究者らは、マウスと患者から収集された糞便サンプル、および動脈損傷の前臨床モデルを研究した。その結果、E.timonensisを用いることで、カルニチンからTMAOへの変換が完了、TMAOレベルが上昇し、血栓のおそれが高まることを発見した。
続いてシーケンシング技術を使用して、関連する腸内微生物遺伝子クラスターを特定した。このクラスターは、新たに発見された機能に基づいて、gbu(ガンマブチロベタイン利用)遺伝子クラスターと名付けられ、6つの遺伝子が含まれている。すると、γBBの存在下で、gbu遺伝子クラスター内の6つの遺伝子すべての発現が増加していることや、4つの遺伝子(gbuA、gbuB、gbuC、およびgbuE)がγBBからTMA / TMAOへの変換に重要であることを発見した。
「患者のサンプルを研究することにより、gbuAの多さは、赤肉の多い食事や血漿TMAOレベルと有意に関連していることがわかりました」とハーゼン博士は述べている。「肉食をやめた人は、gbuAの腸内微生物レベルの低下を示し続けました。すなわちこれは、食生活を変えることが食事およびTMAOに関連する心血管疾患のリスクを減らすのに役立つ可能性があることを示唆しています。同様に、gbu遺伝子クラスターの役割は、潜在的な治療標的として調査する価値があるかもしれません」。

 

 

下矢印参照

 

 

何が書いてあるかと言いますと、

「赤身肉を食べると腸内細菌によってTMAOが産生され心疾患リスクを上昇させることが分かった。

ベジタリアンやビーガンの人はTMAOを産生させる腸内細菌がほとんどいない」

 

 

これら2つの説を考えると、やはりコレステロールが高い人は牛肉などの赤身肉は控えた方が良いと言うことになりますね。

 

 

K先生、牛肉はやはり2週間に1回くらいで我慢して下さい。

できるだけ魚中心で。

血管はお金より大切ですからね〜!

 

 

 

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