更年期障害の治療の行く末は?「若さを保つか?がんになるか?」ホルモン補充療法の効果とは! | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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あなたを美腸内フローラで若返らせる!NRサプリメントアドバイザー&看護師 胃腸良子です。
 

 

 

私が25年前に病院の婦人科で働いていたころ、婦人科の医師はよく患者さんにこう説いていました。

 

 

 

「ホルモン補充療法は、アメリカやヨーロッパではかなり普及している素晴らしい治療法だと思いますが、日本ではまだまだ認知度は低く、普及していません。しかし、更年期障害を改善するばかりではなく、骨粗鬆症、脂質代謝異常、心疾患、うつなどを予防する画期的な治療法です。」

 

 

 

先日、アメリカから帰国したばかりの婦人科医にホルモン補充療法の相談をしたところ、こんな返答が帰ってきました。

 

 

 

「いま更年期障害の治療に、ホルモン補充療法を勧めているのは日本ぐらいです。アメリカやヨーロッパではもう行っていません。10年以上治療を続けている人達は、がんになる可能性が非常に高いからです。うちの教授の奥様も10年ホルモン補充療法を続けてましたが、もれなく”子宮がん”になりました。僕が先日手術をしましたけれどね・・・」

 

 

 

私はその医師に質問をしました。

 

「先生、では更年期障害が酷い女性はどうしたら良いのでしょうか?」

 

「がまんです」

 

「・・・」

 

「更年期障害の治療」についての見解は、医療界でも刻々と変化しています。

10年前の常識は、いまでは非常識。

何が正しくて、何を選ぶべきなのか・・・

分からなくなりますよね。

でも、色々な研究がすすみ解明される事実が増える度に方向性が変わってくるのは、いつの時代も必然です。

 

 

 

本日は・・・更年期障害の治療「ホルモン補充療法」のメリット、デメリットを考えて見たいと思います。

 

 

 

更年期障害の治療の行く末は?「若さを保つか?がんになるか?」ホルモン補充療法の効果とは!

 

 

 

 

 

 

ホルモン補充量とは?

 

 

更年期障害の治療法のひとつである「ホルモン補充療法:HRT」とは、女性ホルモンの「エストロゲン」と黄体ホルモンの「プロゲステロン」の両方を投与する治療法です。

更年期障害の症状を改善させるためだけであれば、「エストロゲン」だけを投与すればすれば良いのですが、エストロゲンだけを投与した場合は「がん」の発症率が高まります。

 

 

そのリスクを防ぐためには、もうひとつの黄体ホルモンの「プロゲステロン」を併用して投与することが必要だと考えられていました。

 

 

詳しくはこちらの過去記事を参考にしてみて下さい。

 

 

 


 

ホルモン補充療法(HRT)でがんのリスクがあがる?

 

 

昨年末、こんなニュースが発表になりました。

 

米国の予防医療に大きな影響力を持つ米国予防医療作業部会(USPSTF)は12月12日、「閉経後女性は心疾患や骨粗鬆症といった慢性疾患を予防する目的でホルモン補充療法(HRT)を受けるべきではない」とする勧告を発表した。2012年に出された前回の勧告から変更はなく、2017年5月に発表された草案とも一致した内容だとしている。勧告の全文は「Journal of the American Medical Association(JAMA)」12月12日号に掲載された。

HealthDay Newsより

 

 

アメリカでは、4万人を超える女性を対象とした18件の臨床試験のデーターをレビューしました。

その結果、エストロゲンとプロゲステロンの併用によるHRTは乳がんおよび心疾患のリスクを上昇させ、エストロゲンのみによるHRTは脳卒中や血栓、胆のうがんのリスクを上昇させることが示されたという。

こうしたリスクは、ホルモン補充療法(HRT)による骨粗鬆症や糖尿病のリスク低減効果を上回る」と結論づけられました。

CRAENETより

 

 

これはつまり、骨粗鬆症や糖尿病は予防できるかもしれないけれど、乳がんや心筋梗塞になってしまってはもともこうもない!ということです。

 

 

 

 

更年期障害とどう向き合う?

 

 

更年期障害の救世主とされていたホルモン補充療法のリスクが解明されたいま、私達は自分の症状とどう向き合うべきなのでしょうか?

 

これはその人の年齢、症状によって大きく変わります。

 

軽い症状がある・・・漢方薬がお勧めです。ツムラ24番「加味逍遙散」が更年期のイライラ、のぼせ、冷えなどに効果的です。

 

 

 

 

症状が酷く生活に支障がある・・・医師と相談のもと「期間限定でホルモン補充療法を使う」ことを検討して見て下さい。

ホルモン剤を使うと症状が改善され、肌や髪の毛も若返ります。そのため薬を止められなくなり10年、20年続けてしまう方がいます。長期間の投与はリスクを高めますので避けるべきです。

 

 

60代以上であるがホルモン補充療法を継続している・・・薬は止める方向で医師と相談してみて下さい。また、乳がん、子宮体がんの検査は必ず受けましょう。

 

 

「若返りの魔法の治療」と人気があったホルモン補充療法。

私も閉経後はやる気満々でした。

でも「がんになる」リスクと引き替えとなると・・・

やはり「老いを受け入れること」も必要だなと考えさせられます。

 

 

 

 

 

でも、なにか他の手で「出来るだけ老化を予防する方法」を考えて見たいと思います!

病気にはなりたくないけれど、老けたくもない!

女性(わたし?)は欲張りですからね(*^O^*)

 

 

 

 

 
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いままでの記事をわかりやすくまとめてみました!どうぞご覧下さいね。↓↓↓
 
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