【第八回】路地裏探検隊(3)非常食その1 | 悪あがき女製作所

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新年早々開催された路地裏探検。
まずはコチラからお読みください。

(1)集合と出発 (記事はコチラ⇒
(2)不安 (記事はコチラ⇒


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わたしは飢えていた。
もちろん、少々空腹になって来たという意味ではあるが
それ以上に「中休みで食いっぱぐれるんじゃないか」
その不安で、空腹以上に飢えていた。
わたしは前世でとても腹をすかせていたのだろうか?

男性陣2人は結構アルコホルがありゃ
つまみは缶詰でもいいのだ。
でもわたしは違う。
アルコホルより食い物だ!!

とジリジリシリしていたら、いい雰囲気のお店が。


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「おっ!」
3人で近くに寄ってみる。


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下町価格で安いねぇ。


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昔はここでおだんごを炙ったりしていたのだろうか?
真っ黒にお揚げを煮てあるお稲荷さんが目に付いた。
それは3人とも一緒だ。

「買っちゃう?」
「どこで食べるんでやんスか?」
「公園でもどこでもいいじゃん」

そんなやりとりがあって、仲良く1つずつ、計3個のおいなりさんを買った。

「中で清酒かビールでも呑りながら食べられたらいいんだけどねぇ」
「冷蔵庫なかったっけ?」
「あれにはお茶とかしか入ってなかったよ」
「いやぁ、もうひとつ冷蔵庫ありましたよ」
「あれは!おうち用のでやんスよ!!」


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と、まぁ
なんとなく食べ物を得る時にはいつもはしゃぐ3人である。
こういうところも気が合うんだろうねぇ。
はたから見たら不思議なトリオなのかもしれないけれどね(笑)

これでもう飢える心配はない。
このお稲荷さん、さてどこで食べたのかは後の記事でわかります。


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なんとなく気持ちに余裕が出来て
ようやくわたしも町歩きが楽しめそうだ。

でもお腹はまだ満たされてはいないんだよねぇ。

一体いつになったら食べられるのだ?


・・・つづく。


富田屋寿司 / 荒川一中前駅三ノ輪駅三ノ輪橋駅


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