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新年早々開催された路地裏探検。
まずはコチラからお読みください。
（１）集合と出発 （記事はコチラ⇒★ ）
* * *
さて、「多くの店が中休みに入る」
そんな微妙な時間に町をゆく。
集合場所では控えめに頼んだので、もちろん空腹だ。
新年早々開催された路地裏探検。
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（１）集合と出発 （記事はコチラ⇒★ ）
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さて、「多くの店が中休みに入る」
そんな微妙な時間に町をゆく。
集合場所では控えめに頼んだので、もちろん空腹だ。
そういえば鶯谷あたりってあまりちゃんと歩いたことなかったな。
かつて、会社の後輩がこの町に住むおばあちゃんの家に下宿してたっけ。
そんなことを思い出した。
ディスコ（そう呼んでいた時代です）で知り合った男の子が
この町のワンルームマンションに住んでいるって言ってたっけ。
当時はバブルってこともあって、今よりも家賃が高かったっけ。
路地裏探検隊の３人はちょこっとずつ年齢が違う。
わたしは一番下なのだけど、わたしはかなりおませさんだったので
兄さんたち２人と同じ時代に同じ町、同じ店で遊んでたりする。
だから当時の話などで「そうそう！！」と３人一緒に盛り上がれる。
でもね、例えばもっと幼い頃の思い出話で
それはもう家庭によって違うようなこと、
例えば家でお母さんがカレーを作る時に使っていたルー、
我が家は子供に合わせるということは一切しなかったので
バーモントカレーや甘口のカレーは同級生の家で食べて
「なんじゃこりゃー！？」と思ったくらい。
我が家は「Ｓ＆Ｂ ディナーカレー」もしくは「ハウスゴールデンカレー」の
辛口と中辛を合わせて使っていた。
お肉も野菜もゴロリと大きく、ルーは黒っぽくてあまりどろどろしていなかった。
こんな風な違いは「へー、そうだったんですか！」
とかって違ってもそれなりに盛り上がるのだ。
違っていてイケナイことはない。
違いも楽しむのだ。
根っこの部分の価値観が同じなら、細かい小さな違いは逆に楽しめるものだ。
なんとなく懐かしい町並みに、昔話をしたくなる。
町の裏道を歩く路地裏探検隊は、同じく路地をゆく猫とよく遭遇する。
３人とも猫や犬が好きなので、その度に「ワッ！キャッ！」とカメラを向けたり
なんとか触らせてもらおうと頑張ったりする。
わたしたちが小学生で、集団登校や下校を一緒にするグループだったら
毎朝遅刻で、帰りもなかなか家にたどり着けないような気がする。
最近すごく感じるのは、イマドキの子供って
喜怒哀楽、感情をあまり出さないような気が・・・。
感動とかを目一杯表現したりってしないのかな？
我が家の新入りさんを散歩させていて「わんわん！！」と目を輝かせて
近づいてきたのは、今のところ２人だけだ。
そのうち１人のおかあさんは「撫でさせてもらってもいいですか？」
そう言ってまだ小さなお嬢さんを新入りさんの前に連れて来て
「やさしくいいこいいこってするのよ」
そう言ってちっちゃい手に自分の手を添えて新入りさんを撫でた。
新入りさんがパタパタと尻尾を振り、かわいい女の子もパァっと笑顔になった。
でもあとはすれ違っても「わんわん」とも言わない子ばかりだ。
・・・ちょっと心配。
そして話はだいぶ脱線したけれど、我々の最初の食事はかなり心配。
【中華・洋食】という看板をどうにか見つけた。
テントのところのSince１９５６もいい感じだ。
いつもなら迷わず入店だ。
なのになんとなく入らない。
もったいぶって入らない。
写真は撮るくせに入らない。
理由はなぜ？
それはまだ到着してからあまり歩いていないからだ。
「もう少し歩きましょーぜ」たいちょー が言った。
店の前でこんな風にまごまごしていたら、中から人が出てきた。
このお店の人だった。
そしてラストオーダーなのか、お客さんが途切れたのか
のれんが仕舞われた。
（だいじょうぶかな？食いっぱぐれないかな？）
のん気に歩きながらウホウホ言いながら写真を撮る２人とは裏腹に
どんどん不安になってゆくわたしだった。
・・・つづく。
（だいじょうぶかな？食いっぱぐれないかな？）
のん気に歩きながらウホウホ言いながら写真を撮る２人とは裏腹に
どんどん不安になってゆくわたしだった。
・・・つづく。
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