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https://www.bbc.com/news/world-europe-65581170
ウクライナ戦争：法王はゼレンスキーに「平和を祈っている」と語る
2023 年 5 月 13 日、グリニッジ標準時 17 時
ソフィア・ベティーザ ローマ、ローラ・ゴッツィ ロンドン
BBCニュース
ローマ法王フランシスコは、ウクライナ大統領ウォロディミル・ゼレンスキーに、二人がバチカンで個人的に会談した後、常に平和を祈っていると語った。
教皇はまた、昨年ロシアが開始した全面侵略の「最も弱い人々、罪のない犠牲者」を助ける緊急の必要性を強調した。
ゼレンスキーはこれに先立ち、イタリアの首相ジョルジア・メローニと会談し、統一ウクライナに対するローマの支持を約束した。
1千人以上の警察が配備され、ローマ上空には飛行禁止空域が設けられている。
ローマ教皇庁は土曜日の声明で、法王フランシスコと大統領ゼレンスキーが約40分間の会談で「現在進行中の戦争によって引き起こされているウクライナの人道的・政治的状況について話し合った」と発表した。
アルゼンチン人の法王と大統領ゼレンスキーは「国民を支援するための人道的取り組みを継続する必要性について両者とも一致した」。
声明はさらに、「教皇は、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンが本格的な侵攻を命じた昨年２月以来、絶えず祈り、主に平和を祈り続けることを約束した」と付け加えた。
教皇フランシスコは、バチカンはロシアとウクライナの紛争において仲介者として行動する用意があると度々述べている。
今月初め、同氏はバチカンが戦争終結に向けた和平計画に取り組んでいると述べ、その任務は「まだ公表されていない。公表されたら話すつもりだ」と述べた。
しかし、ウクライナとバチカンの関係は時々不安になることもある。
ウクライナ戦争開始から数カ月後、ローマ法王はインタビューで、モスクワの侵攻は「おそらく何らかの理由で誘発された」と述べた。
そして昨年8月、自動車爆弾で死亡したロシア超国家主義者の娘ダリヤ・ドゥギナを教皇が「無実の」戦争犠牲者と呼んだことを受け、駐バチカンのウクライナ大使は教皇を批判するという異例の措置をとった。
土曜日初め、大統領ゼレンスキーは大統領セルジョ・マッタレッラと会談し、その後メローニと昼食会を行った。
イタリアは歴史的にモスクワと強い結びつきを持っている。
保守政党「フォルツァ・イタリア」党首のシルビオ・ベルルスコーニは大統領プーチンの旧友である。 一緒に旅行に行ったり、誕生日プレゼントを交換したりした。
副首相マテオ・サルビーニは親ロシア感情を頻繁に表明し、ウクライナへの軍事支援を批判してきた。大統領ゼレンスキーは訪問中にサルビーニにもベルルスコーニにも会う予定はない。
ゼレンスキーとメローニの会談後の記者会見で、ウクライナ指導者は「イタリアのすべての政治指導者と市民社会の代表者」をウクライナ訪問に招待した。
ゼレンスキーは、彼らは「一人の人間が私たちに何をすることができたのか、大統領プーチンに何ができたのかを見ることができ、なぜ私たちがこの悪と戦っているのか理解できるだろう」と述べた。
メローニは、ロシアが「残忍かつ不当な侵略」をやめ、ウクライナ全土から撤退した場合にのみ戦争が終わると強調した。
メローニはまた、「必要な限り」イタリアのウクライナ支援を約束した。
一方、ドイツ政府は、総額27億ユーロ（約2400億円）相当のこれまで最大規模となるウクライナへの軍事援助計画を発表した。 大統領ゼレンスキーの顧問ミハイロ・ポドリャクは、この援助はロシアが「負けて歴史的恥辱のベンチに座る運命にある」ことを示していると述べた。
今週初め、ドイツのメディアは、大統領ゼレンスキーがイタリア訪問に続きドイツ訪問を計画していると報じたが、これはまだ確認されていない。
そのほかの進展
・大統領ゼレンスキーの訪問は、ロシアが一夜にしてキーウや他のウクライナの都市に対して新たな空爆を実施した後に行われた。
・西部フメリニツキー市では２０人以上が負傷した。 住宅や政府の建物だけでなく、重要なインフラも被害を受けた。
・金曜日、ウクライナ東部の前線から約90キロ（56マイル）後方にあるロシア占領下のルハンシク市で爆発が報告された。 この地域のロシア支援の分離主義勢力はキエフがストームシャドウ・ミサイルを使用したと非難しており、英国は今週初めにウクライナにミサイルを供給したと発表した。
・土曜日にはルハンシクでも爆発事件の報告がさらにあった。
・ロシアのウクライナ国境にあるブリャンスク州でヘリコプターが墜落し、女性１人が負傷した。 ソーシャルメディア上で出回っている映像は、土曜日にS-24戦闘機もこの地域で墜落したと主張しているが、映像は確認されていない。
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仮訳終わり
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