イラン擾乱81 「女性、生命、自由」の合い言葉はダンス音楽を鼓舞した | KGGのブログ

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https://www.bbc.com/news/newsbeat-64425840

 

イランの抗議:女性、生命、自由がダンスミュージックのアルバムに影響を与える

2023年1月29日

ミーガン・ロートン & トム・リチャードソン

ニュースビート記者

 

 

 あなたは地下のレイブにいる。 何百人もの人々が詰め込まれていることを除いて、その場所は誰にも秘密である。

 

 あなたの周りでは、人々が踊っている。 音楽は大音量で、バイブは良い。

 

 しかしイランでは、レイブはただの夜遊びではない。それは反抗的な行為である。

 

 22 歳のマフサ・アミニが警察の拘留中に死亡した 9 月以来、抗議の波がこの国を席巻している。

 

 デモ参加者の多くは女性で、イランの厳格な宗教指導者や、公共の場での服装や行動を制限する規則を撤廃したいと考えている。

 

 これに対し、政府は抗議活動を取り締まっている。 何百人もが投獄されている。 自白のために拷問を受けたと言う人もいれば、死刑を宣告されたと言う人もいる。

 

 発言に対する罰則は厳しくなる可能性があるが、イラン人は依然として現在のシステムに反対する方法を模索している。

 

 そしてその一つがダンスミュージックである。

 

 

「大きなリスク」

 「こういうアンダーグラウンドなパーティーに行くと、基本的にヨーロッパかアメリカのどこかの倉庫にいると思うでしょう」とアイーダは言う。

 

 「見た目は何も変わらないから。」

 

 「しかし、それは参加者、主催者、DJにとって大きなリスクである。」

 

 30 歳のアイーダは、イランで生まれ、12 歳でカナダに移住した DJ 兼音楽プロデューサーである。

 

 彼女には今でも田舎に親戚や友人がいて、遠くから見ていると何か役に立ちたいと思うようになった。

 

 そのためアイーダは仲間の DJ ネサ・アザディハと組んで、イランの女性、プロデューサー、ミュージシャンのグループによる電子コンピレーション、『Woman, Life, Freedom』を制作した。

 

 彼らは、このアルバムが母国での抗議運動に対する意識を高めることを望んでおり、その収益をイランの女性を支援する組織に寄付する予定である。

 

 ネサは生まれ育ったイランを5か月前に離れ、ヨーロッパをツアーした。

 

 彼女は故郷で公共のイベントを企画したが、ダンスは違法でわいせつな行為と見なされているため、あまり活気がなかった。

 

 ネサとアイーダは、アンビエント・ミュージックやビジュアルを含む小規模なショーは「文化体験」として許可されていると説明している。

 

 しかし、二人ともダンスは自由の象徴だと言う。

 

 ネサがクラブに入った最初の体験は、「ストレスがなく、平和で、自由に聞いている」という感覚であった。

 

 「これは本当に感動的な体験である。イランでは経験できないことだから」とネサは言った。

 

 「でも、パーティーではいつもそう感じる。」

 

 「これが可能であり、あちらでこれが起こることを願っている。」

 

 アイーダも同意見だ。「クラブに行ったり、クラブで演奏したり、イランのことを考えたりするときも、同じような感覚だ。」

 

 

「より良い未来」

 アイーダとネサはどちらも、彼らのコンパイルがイランで聴かれることを期待しており、アンダーグラウンド イベントのサウンドトラックになることさえあるかもしれない。

 

 「家に帰って聴く。」

 

 「ダンスがあり、イランの地下で起こっていることを知っている生活がある。公にはされていないかもしれないが、これらのことは起こる」とアイーダは言う。

 

 しかし、ネサがクラブを初めて訪れたときと同じように、他の人にも感じてもらいたいと考えている。

 

 「それはまた、より良い未来への希望の感覚でもあり、これがそこで変わることを望んでいる」とアイーダは言う。

 

 「イランの非常に多くの才能ある人々が、自由に才能を発揮し、情熱を探求できること。」

 

 「私たちがここにいるのと同じように、これらの問題に遭遇する必要はない。彼らの命を危険にさらす必要はない。存在するこれらの制限やルールのために彼らのパフォーマンスを犠牲にする必要はない。」

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仮訳終わり

 

 

BBC記事から

 

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