シオジリ学 中間発表

 

12月14日にシオジリ学の中間発表をおこないました。中間発表では10月5日からスタートしたシオジリ学について、各グループのこれまでの取り組みの成果を発表しました。

各グループの発表にはアドバイザーの方々やNPO法人MEGURUの方をお招きして発表を聞いていただき、ご講評やアドバイスを賜りました。

この中間発表での学びや気づきを生かして今後の探究を深めていってほしいと思います。そして、2月の産業社会と人間発表会ではさらに良い発表となるようにしていきましょう。

 

末筆ながら、今回の中間発表のためにお忙しい中ご来校いただき、アドバイスをいただきました塩尻市役所関係各課の皆様、NPO法人MEGURUの関係者の皆様に御礼申し上げます。

ありがとうございました。また今後ともよろしくお願いいたします。

 

中間発表の様子

 

 

「未来志向」講演会

越 将俊 様


「未来志向」3回目の講演会です。

「10年後の自分に向けて」


越先生は、学校法人 岡学園トータルデザインアカデミーのグラフィックデザインコース主任をされています。

5月に1学年の「産業社会と人間」授業でも講演をしていただきました。


「これから生きていく上で大切なのは考えること」

「正解は存在しない」

というメッセージをいだだき、さらに5人ずつのグループに分かれてグループワークをしました。

テーマは

①10年後の未来の自分は

②豊かさとは何か

③幸せな人生とは何か

の3つです。


一人ひとりがグループ内で自分の考えを伝え、共有します。

最後には、グループの中の一人が全体に向けて語りました。


「未来志向」講演会

有賀 由紀子 様

竹内 敦子 様


本日は「未来志向」2回目の講演会。

「夢に向かって一歩ずつ」

有賀さんは合同会社グラベラ・ひかりテラス保育園の代表・園長をされています。竹内さんは、有賀さんと一緒に起業、会社の経営に携わっていらっしゃいます。



有賀さんは岐阜県出身。

看護学校を卒業し看護師として勤務されたのち、ご自身の出産と育児の経験を経て、やりがいを持って働ける場所を創りたいと起業されました。


子育て世代の現状や子どもを取り巻く社会的な問題、そしてご自身の起業の経験も踏まえて、これからの未来を生きる高校生に向けてお話いただきました。


「起業したら終わりではない」

「何でもやってみる、やってみないと見えないこともある」

「あきらめない気持ちが大切。女性だから、小さい子どもがいるから...とあきらめるのではなく、やりたいと思ったことを声に出していけば、誰かが聞いていてくれる。自分が発信することで誰かが助けてくれる」


心に響く、これから前向きに取り組もう、生きていこう、と考えさせられる言葉をたくさんいただきました。

本日はありがとうございました。

「未来志向」講演会

落語家 柳家 圭花 様


講演会が3回続きます。

第1回目は、落語家の柳家 圭花さんにお越しいただきました。6月に1学年でも講演をしていただいています。



柳家圭花さんは、長野県の高校を卒業後に理系大学に進学、研究職として勤務されていましたが、落語家の道へ。

好きなことを仕事にするとはどのようなことか、体験を積み重ねることでさまざまな価値観に触れることはなぜ大切なのか、といったことをお話いただきました。



そして後半には、寄席を披露していただきました!生徒達にとって、生で落語を聞くのは初めての経験です。

貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

シオジリ学 フィールドワーク


保護者懇談会の午後の時間を利用して、10月24日~26日にフィールドワークをおこないました。今年は塩尻市役所の関係各課の方々にご協力をいただき、生徒と担当の方々で話し合いをする機会を設けていただきました。

ご担当者様からはミッションに関係する塩尻市の現状や課題を教えていただくとともに、生徒がこれまでの授業で各グループのありたい姿を実現していく計画をまとめた「探究企画書」について、より実現可能なものにするためのアドバイスをいただきました。

実際にフィールドワークで専門的な分野の方々とお話をすることで、新たな視点に気づいたり、より深く探究を進めるためのきっかけを得ることができました。

 

今回シオジリ学のフィールドワークにご協力くださりました、塩尻市長百瀬様をはじめ、塩尻市役所の関係各課の皆様には改めて御礼申し上げます。

 

 

フィールドワークの様子(塩尻市役所5階、会議室にて)

10月5日 1学年

 

「シオジリ学ガイダンス」

 

10月5日の産業社会と人間の授業では、「シオジリ学」のガイダンスをおこないました。

長野県では、身近な地域のすがたや課題を再発見する探求の学び『信州学』をおこなっており、本校はそれを「シオジリ学」と改称しておこなっています。

 

本校1学年生徒は後期の半年間をかけて「シオジリ学」(=探究学習)に取り組みます。フィールドワークで塩尻市内の現状を調査し、現状から考えられる課題とその解決策を考案し、実践していきます。生徒は5~8人のグループに分かれて活動していきますが、各グループには分野によってミッションが設定されています(例 分野:子育て ミッション:少子化を乗り越える子育て環境を整備せよ)。ミッションを達成するためにグループ内でメンバーと協力し、解決に向けて試行錯誤を繰り返していきます。また、各分野にはアドバイザーとして市役所の関係各課にご協力をいただき、現状把握や探究の方向性、実現可能性などについてご助言をいただくことになっています。

各グループの探究の成果は、12月の中間発表、2月の産社発表会、学習記録集など様々な場面・方法で説明する機会があります。

 

この「シオジリ学」を通して、生徒一人ひとりが主体的に考え、他者と協働し、答えのない問いに挑戦する力が養われることを期待します。

 

教室の様子

グループリーダーを中心に自己紹介、話し合いの様子

キャリアデザイン

「キャリア発信 面接練習」


今回が最後の面接練習です。

個人面接、集団面接、グループ

ディスカッションなど、さまざまな形態で

実践を繰り返しました。


この活動を通じて、「自分を深掘り」し、

「他者に言葉で伝える」ことの大切さを

学びました。


集団面接の練習をしています。


グループディスカッションでは、グループで

テーマを決めて議論し、結論を出します。





キャリアデザイン

「キャリア発信 面接練習」


目指す分野への目的意識を高め、相手に自分の伝えたいことを言葉で伝えるために、グループワークを取り入れながら学習を進めています。


ペアで個人面接の練習をしています。


面接官役の生徒は、終了後に気づいたことをアドバイスします。


今後は、集団面接やディスカッションにも取り組む予定です。

「探究学習の日」

 

7月19日の産業社会と人間の授業では、大学見学と企業見学をおこないました。

生徒は希望する大学・企業によって6つのコースに分かれ、バスで現地に赴きました。

 

大学では模擬授業や授業見学、施設見学と学食体験(一部弁当持参)をさせていただきました。実際の授業の様子や大学の施設・設備を見学するとともに、大学生の先輩方の学んでいる様子や学生生活を見学することができ、大学で学ぶとはどのようなものなのか、イメージが膨らんだようでした。

 

企業見学では見たことのない施設や高度な技術を見学することができました。また、そこで働く方々の仕事に対する熱意や職場内のチームワークを目の当たりにし、働くとはどのようなことなのか、どのような力を高校生活で身につければよいかを学ぶことができました。

 

コースによって見学した内容は異なりますが、自分が体験したこと、感じたことをこれからの進路や夏季休業明けから始まる科目選択に生かしてほしいと思います。

 

 

大学の模擬授業の様子

 

学食体験の様子

 

 

企業見学の様子

「探究学習の日 ガイダンス、事前学習」

 

6月29日、7月13日の産業社会と人間の授業では、7月19日に予定している「探究学習の日」に向けて、ガイダンスと事前学習をおこないました。

 

「探究学習の日」は、1学年全員で大学と企業を訪問して、大学とはどのような場所なのか、企業の仕事内容や働いている方々の様子などを見学することにより、自身のキャリア選択の幅を広げることを目的としています。

 

探究学習の日には、生徒たちは興味・関心のある大学・企業によって6つのコースに分かれて見学に行きます。実際に大学・企業を見学する前に、事前学習を通して各大学、企業の基本情報などの下調べをするとともに、ひとり一人が見学のテーマ(目的)を持って当日に臨みます。そうすることで、自分のこれからの進路を意識しながら見学する機会にしてほしいと考えています。