第1023話
神仏の声を聴いて
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菊水千鳳です
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📖 過去日記 ∗︎*゚
(自転車で走行中 通りにある稲荷神社をチラッと見たら)
と、そのあとの
(続編)でご紹介した狐さんがおられる神社へ参拝することができました。
(※過去日記は今回の日記の最後にご紹介します。)
神社名は、
西高井戸松庵(しょうあん)稲荷神社でした。
先ずは鳥居の前でご挨拶して中へ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210405/22/kikusuisenhou/e3/b3/j/o1080081014921902637.jpg?caw=800)
ひっそりとした境内です。
よくありがちな雰囲気ではあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210405/22/kikusuisenhou/45/40/j/o0810108014921902664.jpg?caw=800)
狛狐さんがいらっしゃいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210405/22/kikusuisenhou/6b/34/j/o0810108014921902708.jpg?caw=800)
【やったな
(今回は) ゆっくり視ていけるな
身体の小さいのもおる】
とよく視ると、子狐っぽいのが一匹寄り添っています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210405/22/kikusuisenhou/9a/8b/j/o0810108014921902717.jpg?caw=800)
『子狐かな~ 可愛いなー』と眺めていたら、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210405/22/kikusuisenhou/13/1d/j/o0810108014921902736.jpg?caw=800)
【先を見越して前に進め】
とおっしゃるので、
拝殿の前と進んでいきました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210405/22/kikusuisenhou/01/4b/j/o0810108014921902751.jpg?caw=800)
〈受持神(うけもちのかみ)〉
※保食神(うけもちのかみ)とも書きます。
最初に、不可思議な姿をした受持神さんが、うっすらと姿を現してくださいましたが、
スーッといなくなってしまいました。
あれ?っと
何が起こるのか視ていると、
今度は濃い灰色の狐さんが現れました。
赤い前掛けをつけた狐さんです。
凛々しく しっかりしている雰囲気です。
どなたも
言葉を発してくれません。
そして、この狐さんまでもがいなくなり
最後に、黒い筋がお顔に入った
白い狐さんが現れました。
どうやら、この狐さんこそが
ここの主だと感じました。
受持神よりも、ここを管轄しているのが、この狐さんのようです。
まさに筋金入りのお顔🦊
白い着物を着ています。
胸元には三つ巴の刺繍が左右にありました。
何とも落ち着きがあり、
懐が深いご様子。
ですが、まだ言葉を発してはくれません。
更に視ていると、
シャリンシャリンと、沢山の鈴のついた神具を、音を立てて振りかざしてくれました。
シャリンシャリン…
ゆっくりと音をかけてくれました。
それが終わると
ようやくひと言、
主の狐さん
【長きに渡り ここを護っておる】
俺
『鈴の音(ね)を ありがとうございました』
主の狐さん
【うむ】
続けて
主の狐さん
【わだかまりを述べていきなさい】
俺
『え?いいんですか?
そしたら…』
俺はご挨拶したかっただけでお願い事を言わないつもりでいたのですが
ここで、願い事を語りました。
主の狐さん
【照らしてくれよう
世にもたらす反響は計り知れぬ
(中略)
汚さぬ手でしっかりとな】
ここで、主の狐さんは
今度は 稲穂で、上から ふさふさ してくださいました。
まさに字のごとく
〈稲荷(いなり)〉な光景でした。
主の狐さん
【(中略)
人にはできぬことをやりなさい
しっかりとな
たのむぞ】
こうして、拝殿を離れました。
鳥居のそばまで来ると、
別の小さなお社がありました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210405/22/kikusuisenhou/bf/be/j/o0810108014921902766.jpg?caw=800)
狐の置物がところ狭しと並んでいます。
↓
"昔、当稲荷神社の西側に円光寺と言う寺がありました。
そばに大きな築山がありまして、狐が穴を掘って子狐を育てていました。
ある時、となり村の村人が子狐を捕らえて食べてしまいました。
親狐は子狐と別れた悲しみのあまり、前足をくわえた姿で拝殿の床下から発見されたのです。
以来、この狐を社にあらためて、お稲荷さまのお使いとして、そのご神体を敬いお祀りしております。"
これを読み終え、
柏手を打ちました。
親狐さん
【棒で叩かれて(我が子を)殺された
死に別れに終わった
尊い命 散ってしまったのだ
耐えることのできぬ無常の悲しみに
自らの手で生涯を閉じてしまった
ですが今 ここに我ら 祀られ奉(たてまつ)る
世を見る立場となった】
とても深い悲しみがありながらも
心は満足げな雰囲気のようでした。
子狐も一緒にいました。
肩からひょこっと顔を出しているようですが、人間が怖いのでしょう。
ここで、俺は ハッ!と
我にかえりました。
最初に狛狐さんがおっしゃった言葉…
【身体の小さいのもおる】
この事だったのかもしれませんね…。
たまたま仕事が早くに終わったのでお伺いしましたが、
仕事の疲れもあり、そろそろ帰ることにしました。
通りに面しているのですが、少し寂しげな場所です。
にもかかわらず、狐さん達がいらっしゃったのでホッとしました。
今回は以上です
それでは また
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