こんばんは、気功整体師の岩瀬です。
コロナも終息の気配・・・？
第６波が来るから予断は許されない。
という見方が多いようですが、昨年の今頃に比べると、
幾分まし。
ようやく前と同じペースに戻ってきたという方も多いと思います。
人生楽ありゃ、苦もあるさ。
かの水戸黄門も謳っています。(？)
苦は楽の種。なんていい方もしますが、
どうも、この苦というのに、注目してしまいがちです。
苦しい思いや、体験をしなければいことは起こらない。
いや、起こるはずがないとなかば妄信的に思っている方も少なくないのではないでしょうか？
逆に、いいことばかりが続くと、次はきっと悪いことが起こる。
などと不安に感じる・・・。
楽と苦。
精神的にも、肉体的にもまったく別の状態です。
今、夢や目標を持っていたとしても、どうしても、
苦しい思いは避けられない。いや、絶対に必要なことだと思っているとします。
すると、どうなるか・・・
そんな苦しい思いはしたくない。
そうです。人間は、快楽よりも、苦痛から逃れることを選択してしまうものなのです。
だから、若い時に思い描いた夢も時間の経過とともに、徐々に小さくなっていきます。
そして、｢そんなこと思っていた時分があったなあ。あのころは、自分も青かった。」
などと、言い訳(負け惜しみ？)じみたことを言うようになってしまうのです。
人はなぜ死ぬのか？
実に重いテーマで私ごときが語らうべきでもないと思いますが・・・
｢形あるものはすべてなくなる。当たり前のことではないか。」
といわれる方は多いと思いますが、
人類の誕生が不明である以上、人類がもっと長生きしても可笑しくはない。
100歳と言わず、200歳いや、永遠に生き続けることができても・・・。
そうならないのは、きっと宇宙がバランスをとるためにしていることだろうと考えます。
これまでの人類いや、地球上の生命体すべてが、衰えることなく、
生存しつづけていたとしたら・・・。
陸地が、人で溢れかえるはず、ひとだけでなく、動物や木でいっぱいになり、
鬱蒼とし、当然、足の踏み場はなくなります。しかも海は魚だらけ・・・。
とても生命が生き続けられる状態ではなくなることは、容易に想像できます。
だから、生命には寿命があるのです。
自然の摂理です。
増えれば減らす。減ったら増やす。
思い返してください。きっと日常生活で誰でも行っていることです。
気圧の低いところに、空気が流れ込む。
当たり前のようですが、これぞ、宇宙の神秘。
人は、気でできている。つまり、小宇宙(ミクロコスモス)。
自然界で起こる現象は、人にもあてはまるのです。
嫌なことが、あるといいことがある。
いいことが続くと、悪いことがおきるのではないかと不安を感じる。
無意識にバランスをとろうとしているのです。
太古の昔、いつ獣に襲われるか？わからない。
暗闇で、気配を感じる度にびくっとする。
この時の遺伝子の記憶が、不安の正体。
いまだ、抜け切れていないのです。
｢なにか嫌な予感がする。」
｢ずっと、このままいくのか？」
｢どこまでいくのか？」
見えないもの、まだ来ていないものに恐怖を覚える。
それに対処しようとするからであろうが・・・、
おそらく、その不安は的中しない。
したとすれば、それを望んでいた時なのです。
ケセラセラ（なるようになる。）
なかなかこう思えない状況にある人もいると思います。
私自身もそんな時もありました・・・。
でも、｢なるようになる。」
世の中は自分の信じるようになっていくのだ。（信じたようにしかならない。）
と、思った瞬間、肩の力が抜けて、視界が晴れてきました。
現在の日本では、暗闇で獣に、襲われる心配はほとんどする必要はありません。
だから、理想の自分の姿を思い描くことに注力してさえいれば、
気（生命エネルギー）は増幅し、
人によって違うかもしれませんが、楽というものを感じることが起こり始めるはずです。
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