おなかに手のひらをあてるだけで、氣の流れは確実によくなります・・・。

おはようございます＾＾気功整体師の岩瀬です。

｢これを読んで、実践してみたら、思いもかけず効果があった。」

とたくさんの喜びの声をいただいたので、

再度、投稿いたします。

子どもの頃、転んでひざを擦りむいた時など、

ちちんぷいぷい、痛いの痛いのとんでいけえ～。

と、親や学校の先生にやってもらった記憶はないだろうか？

本当に痛みはどこかに、飛んで行ってしまった。（？）

ま、小さい頃だから記憶に残ってないかもしれませんが・・・。

日本に昔から伝わるおまじない？と思いきや、

世界中で、このおまじないは、子どもたちにかけられているようです。

アメリカだと、Pain pain go away.

中国では、痛痛飞走啦。

他の国でも、もちろん使われていて、

このおまじないは、昔から世界共通のようです。

昔っから人は言葉に力がある。

いや、魂が宿っているということを知っていたのです。

もうひとつ、これもまた、小さい頃、熱が出たりすると

お母さんや学校の先生におでこに手をあててもらった。

という経験がある方もいると思います。

手をあててもらうだけで、熱が下がった（？）から不思議です。

これを、お手当てと言います。

お手当ては立派なセラピー(薬や手術を用いない療法）なのです。

お手当は決して子供だましなんかではありません。

大人にだって十分効力を発揮するのです。。

手のひらを、お腹にあててみてください。

この時、手のひらが温かく感じるようであれば、

氣の流れが起こっている証拠です。

自分で行っても、他人に行ってもです。

しかし、いくらやっても、温かくならない・・・。

この場合、手のひらを見る意識が違うためです。

「・・・？」

どういうことかというと、

お腹にあてた手のひらを、

身体の内側から見ているか、外側から見ているか。

｢？？？」

例えば、自分の手を、

窓ガラスに手をあてているところを意識してみてください。

多くの方は、こうイメージすると思います。

これが外側から手のひらを意識するということになります。

身体の外側から自分自身を見ているということになり、

意識の中心が、自分の身体の外側にでてしまい、集中できていない。

自分の手で身体を触る場合にも、手の方に意識が強くいっています。

自分の手で腹を触る。手がお腹を触るという意識に、自動的になっています。

外側からお腹を見ているという意識が非常に強いのです。

手というのは、そういう意味では意識が強く現れるところで、意識の方向がわりに強く出てしまう。

自分の手で、身体に氣を通そうとする時、、外側から身体を見てしまうと氣は通りません。力んでしまうからです

では、どうすればよいのか？

手のひらを自分の身体の内側から見るように意識します。

お腹の中の方から外側を見てやると、内側から外側へと氣の場が広
がり、流れが自然に起きやすくなるのです。

お腹の方から手の方を感じる。ということです。

急に温かくなる。温かく感じられる。

自分の手のひらを他人に当てた時は、

相手のお腹の温かさを手のひらで感じる。

手の方でお腹に向かって触っている感じだと、

ちっとも温かく感じられません。

氣の動きがなくて、氣がそこのところにだけ集まってしまうだけでなく滞ってしまうのです。

それを一生懸命やるもんですから、そこでますます滞ってしまいます。

この意識の方向が大事なのです。

子供の場合は、言われなくてもそれが自動的にできています。

子供と大人とでは意識の在り方が違います。
子供の場合は、自分の内側、つまり、身体の中に意識の中心があって、内側(体内)から外側(体外)を見ています。

この状態が、氣の集中という場合には必要不可欠なのです。

外側からコントロールするばかりの意識の状態になると、何かやって楽しいとか、興味が湧くとかという状態にならないで、氣ということでいえば発散することにならないのです。

何かに対する意欲や興味も、内側から外側への意識の流れがないと、出てこないのです。

抑圧や、義務感からは、氣の流れは起きづらいということです。

でも、大人になってしまった今、子供に戻ることなんかできない。

とあきらめる必要はありません。

いくつになっても、子供のような心。

を誰でも持っているのです。

無邪気というものです。

それは、純粋に、自分や他人に対して、

「よくなってね。楽になってね。」という想いです。