おはようございます、丸の内OL☆KUMIです^^
 
長い長い登山レートも(登山レポートは)今日が最後になりました。
 
12時間以上一緒にいた仲間と離れるの、ちょっと寂しいなぁと思いながら、帰りのトロッコ道を歩いていました。
 
道中、どういうわけかわかりませんが、クイズ大会が始まりました!ウインク
 
 
正解者には、横山さんが描いた絵のポストカードがプレゼントされます♪
皆、やる気がグーンと上がりましたデレデレ
 
 
7人でクイズに参加となると、一列になっていますし難しいので、横山さんの真後ろにいる2~3人が参加しました。(休憩ごとにメンバーの順番は変わるので、皆どれかしらのクイズに参加します)
 
 
しかし
 
 
答えの当たらないこと・・・チーン
 
 
問題がどんなものかといえば、
 
横山さん「鹿・猿以外に屋久島にいる哺乳類、残り4種類を答えなさい。全部答えられたら、ポストカードをあげましょ」
 
私「うーん・・・・・ウサギ」
 
横山さん「いません」
 
私「え!?いないんですか。んー、サンショウウ・・オ、あ。両生類か。イタチ」
 
横山さん「お!初の正解出ました!」
 
私「やった~!あと3つ。むぅ…むささび!」
 
横山さん「ぶー」
 
Dさん「コウモリ」
 
横山さん「ぴんぽーん!」
 
私「ねずみ」
 
横山さん「ぴんぽーん」
 
私「あと1つか・・・馬。いのしし」
 
横山さん「いません」
 
Dさん「おことぬし」
 
横山さん「いるわけないでしょ」
 
私「え~、わかんないですー」
 
Dさん「もぐら」
 
横山さん「あたりー!ポストカード1枚ゲット~♪」
 
私&Dさん「わぁぁぁ!やったぁぁ!」
 
っていうようなやりとりが5分間続きます。
その5分間は後ろにいるメンバーは答えられないのですが、
5分経ったらメンバー全員に解答権が与えられます。
 
横山さんが出した問題は多分、十数問あったと思うのですが、私たちが正解したのはわずか2問・・・・。
 
正解率低すぎです。
 
でも、とても勉強になりましたよ~
 
他にもこんな問題がありましたので、参考までに。
(答えは、調べればわかるものです)
 
Q.苔は4種類に分かれます。さて、何類があるでしょう?
 
Q.ウミガメの卵を茹でると、どうなるでしょう?
 
Q.種子島は安納芋が有名です。では、日本で初めて種子島で作りはじめた作物は何でしょう?
 
Q.ずーっと先の話ですが、太陽はいずれ燃え尽きてしまいます。でも、最後に残るものがあります。それは何でしょう?
 
Q.この森、あるはずなのに無いものがあります。それは何でしょう?
 
 
皆さんも是非、考えてみてください~^^
 
つづく
こんばんは、丸の内OL☆KUMIです^^
 
最近雨続きですねぇ・・・
周りでは体調崩す人が続出していますよ。
気をつけましょうねぇ~
 
さて。縄文杉に辿りついた登山メンバーですが、
雨が酷くてなかなか外に出られず、しばらく休憩することにしました。
そこでガイドの横山さんから質問です。
 
「縄文杉が白い訳、わかる?」
 
 
 
「縄文杉が白いのはね、人間の手なんだよ」
 
 
 
 
この言葉、今でも耳に残っていて離れません真顔
 
 
 
もちろん、あの縄文杉の白さは人間が触ったからだなんて、思ってませんよ?
 
 
他の木と色が違うなぁと思ってはいましたが…
何故かはわからず、「木も歳をとったら白くなるのね」と思っていたんです。
 
 
しかし今回、横山さんから屋久島の歴史や自然についてお聞きして、実物を見た後に「何故白いか?」と問われて、ハッとなりました。
人間の行いによって、結果的に白くさせられてしまったんだと気付いた瞬間でした。
 
 
なんてことを。
 
 
理由に思い至って浮かんだ言葉は、これだけです。
 
 
何故、白いのか。
 
 
木も年をとったら人間に白髪が生えるようにあぁなる、じゃないんです。
 
 
縄文杉は標高1300mのくらいの位置にあります。
風も強ければ、日差しも強いです。雪もたくさん積ります。
 
そういった、厳しい自然から縄文杉を守ってくれる木が無くなってしまったからです。
 
雨風で倒れてしまったり
人間が切ってしまったり
切り株を根こそぎ持っていってしまったり
 
次の世代の木が育って、あの巨体を守れるほど大きくなるまでなんて、縄文杉は持ちません。
 
 
何も、他の木を犠牲にしてまで縄文杉に生きていて欲しいと言っているのではないです。
 
 
ただ、これから先も長生きできたであろう木が、人間の仕業によって果てようとしているのが、心苦しいだけなのです。
 
 
あと何回、見られるでしょうね…真顔
 
 
つづく
おはようございます、丸の内OL☆KUMIです^^
 
お盆休み、いかがお過ごしですか??
私の勤めているところはお盆休みというのが無いのですが、個々でお休みを取っている方もいて、社内ががらんとしているからか、静かでちょっと快適です口笛
 
さぁて、今日は。
縄文杉到着のところからです。
 
縄文杉まで到着した一行は、待ちに待ったお昼ご飯です!
ガイドの横山さんが、湧水を沸かして温かいお味噌汁を入れてくださいました。即席のお味噌汁なのに、お水がいいからかすっごくまろやかで美味しかったです~ラブ
 
 
と、皆でお昼を食べている時のこと・・・
 
アリがトコトコと私の腕を歩いていました。
 
 
私「・・・・(なんだ、アリか)」
 
 
しばらくして手の甲に目が行き、赤い点があるのを見つけました。
 
ん???
 
 
血?
 
何故、血がこんなところに。
 
ぷっっくりとした血が手の甲から出ていました。
 
 
私「蚊に吸われたくらいでこんなになるかなぁ・・・」
 
 
誰か「えー?ヒアリじゃないですよねぇ!?」
 
 
私「まぁそのうち治りますよねぇ~^^」
 
 
とか言っていたのですが、
その後の痒いことっ!!!
 
下山中はまだよかったのですが、民宿着いてからが大変でした…
毒抜きしなくちゃいけない系だったんでしょうか。。。
 
山での虫さされを甘く見ないようにしたいです。
 
 
お昼は食べ終わった一行ですが、少し雨が弱くなるまでもう少し休憩することになりました。
なんたって、土砂降りですから・・・
 
その間、私たちはガイドの横山さんから鳥肌ものなお話(私にとっては)を聞きました。
 
 
「縄文杉が白い訳、わかる?」
 
 
「あれはね、人間の手なんだよ」
 
 
つづく
 
おはようございます、丸の内OL☆KUMIです^^
 
 お盆ですね〜^^
会社内はすっごく静かですよ〜
 
私は夏休みを7月下旬に屋久島で使ってしまったので、もう私の夏は終りました。
でも、夏らしいことしたいなーと思って、夏限定のイベントに何か行こうとしています~
 
 
さてさて。引き続き屋久島レポです。
 
 
ついに、見覚えのあるデッキが見えてきました!!!
 
(縄文杉の周りは、近くまで立ち入りができないように木で作られたデッキがあるのです。)
 
一歩一歩踏みしめていると、目が潤んできました。
 
起業を考えた時のことから、これまでのことを色々思い出してきたのです。
 
私はまだ完全なスタートも切っていなければ、まだまだこれからなのに!
 
ここに至るまでの道は、短期間ではありますが、とても長くて…何度泣きべそかいたかわかりませんえーん
 
 
何を作るか何故それを作るか、どういう人に使って欲しいか等…
考えても考えてもしっくりくる考えが出てこないからもどかしくて、すごく悔しい気持ちだったのを思い出しました。
 
ここまで頭抱えて悩んできたんだから、このまま引き下がるわけにはいかない。と、強く思いました。
 
前日に安房にある樹之香さんのところに伺った時にいただいた言葉や知識、今日ガイドの横山さんから教えていただいた屋久島の歴史や森の仕組み。
それらを聞いてから、少し揺れる部分がありました。
 
本当に私が足を踏み込んでいいところなのか…
踏み込んでから、どうするか…
 
 
でもここに来て、実際に神の森の中を自分の足で歩いてみて、やはり私は屋久杉を使ったモノづくりをしたいと思いました。
 
何を作る気なのかは、後々お話できる時が来ればと思います。
 
そんな風にムクムクと闘争心(?)というか、燃える何かが湧いてきたところで、到着です!!!おねがい
 
わーーー!!キラキラ
 
土砂降りだし、モヤってるぅ・・・ガーン
 
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なんか、遠い…
 
 
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(写真じゃわかりませんが、かなり降ってます)
 
 
でも、また再会できたことがすごくうれしい。。。笑い泣き
 
あ、そうそう…
 
またちょっと上がったところから眺めると…
 
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私、顔にしか見えないんです。
大きな目が上にあって、真ん中のコブみたいなのが鼻で、下が口。
ちょっと頰が上がって見える気もします照れ
 
私は、圧倒的な大きさというより、縄文杉が纏っている空気が好きです。
この日はモヤがかかっていたこともあり、さらにその空気を感じました。
 
念願の縄文杉にも辿り着きましたし、お待ちかねの…
 
 
お昼ご飯ですチュー
 
山での楽しみの1つですよね〜
 
っていうところで、明日に続きますニヤニヤ
 
つづく

おはようございます、丸の内OL☆KUMIです^^

 
先日の朝、出勤前にヨガをしてきたのですが…
8時に終わって、会社は9時からですし、カフェに入ったのです。お腹が空いて、ついついチョコの入ったデニッシュパンを頼んでしまいました…
ヨガしたのに。
意志弱っ…笑い泣き
 
 
さて。屋久島レポです。
長いですねぇ、でもまだ続きますよ。
それだけ濃い旅だったんですウインク
 
今日は、道中見かけた木のご紹介です。
 
まずは、ジョーズ魚しっぽ
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サメがクワッと口を開けてるような形です
 
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横からだとまた別の生き物のようです…魚あたま
 
 
夫婦杉
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同じ杉だから、くっついちゃったみたいですちゅー
 
 
子宝杉
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下の方にボコっとコブのようなものがあります。
この木もツヤツヤして美しかったですねぇ。触るとしっとりとしてましたデレデレ
 
 
大王杉(写真は、同じツアー仲間が撮った写真から拝借)
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縄文杉より大王杉の方が迫力を感じるから好きって方もいるみたいですが。まぁまぁ近くまで行けるので、その大きさを感じられる木ですポーン
 
 
メデューサ
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上の方がメデューサの髪みたいにモジャモジャしてる木です。ニヒヒ
 
 
ヒメシャラと?の木
 
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これは、夫婦杉とは違って、別の種類の木であるため、くっつかなかったんですねハートブレイク
 
 
と、
 
ガイドさんから木の紹介などをしていただきながら歩いているうちに、あっという間に見覚えのある景色になってきましたお願い
 
疲れも忘れて、少しずつ歩くのが速くなります。
 
あと少しあと少し…
 
つづく
 
おはようございます、丸の内OL☆KUMIです^^

今朝は、初の朝ヨガをしますよ~!
この後、八重洲で7時10分~。
お仕事前にどうかな~疲れてしまわないかなぁと思いましたが、
今日明日行けば三連休ですし。
張り切って行ってきますよー♪
 
さて。連日続く屋久島レポ。

同年代登山チームはというと・・・・
 
ようやくウイルソン株まで来たようですよ。
中のある位置から見上げると、ハートに見えるやつです。
人気ですよね~
私も好きです~♪




 
ところで、ウィルソン株は、豊臣秀吉の命によりお寺を建てるために切られたものです。
足場を組んで、オノで切ったんです。
現存していれば最大級、縄文杉と同じくらい長寿な木だったはずです。
大きすぎたのか、空洞が多いからなのか、切り株は残ったままになっています。
 
そうそう、周りを見渡すと…あれだけ森の木は伐採されたのに、切り株ってさほど残ってないんですよね。
 
特に、チェーンソーで切られた切り株が。
 
 
ここ、すっごくポイントです。(ガイドの横山さん曰く)
 
 
オノを使わなくなり、チェーンソーを使い始めた年代に切られた木は、根こそぎ持っていかれてしまったんです。
 
切り株があれば、切り株についた苔の上に植物の種が落ちてまた新しい芽が出て、切り株からまた木が生えたりするわけです。
 
それが、切り株が無いと、どうなるでしょうか。

種が地面に落ちても根がつかずに流されてしまうんです。
 
以前投稿した記事でチラリとご紹介しましたが、屋久島の森は水はけが抜群です。
足元は土ではなく、腐葉土や花崗岩なので、雨上がりでもグチャグチャしないくらいです。
(過去記事はこちら
 
土が無いと植物は根付きませんし、土が少ない屋久島では苔の上に種が落ちないと、植物の芽は出ないのです。
ここでは、岩や倒木についた苔を土台に植物が育ちます。その苔が生える場所が少ないと、勿論植物も増えません。
えー?木ならいっぱいあるじゃない!って思いますか??

その昔、人間がこの森に集落を作って木を伐採していくまでは、こんなもんじゃない、巨大な木がい~っぱいあったそうですよ。今はそれを知る人はもういないでしょうけれど、ほんとに、もののけの森だったんですね。

つづく
 

おはようございます、丸の内OL☆KUMIです^^

 

昨日一昨日と、屋久島は大変そうでしたが・・・

皆さん大丈夫だったかなぁと心配です。

これから雨風が強くなる地域の方も、ご無事を祈ります。

 

ここまで屋久島のレポートを書いていて思ったのですけれど、

自分で思っている以上に、見聞きして頭に取り込んだことって、

たくさんあったんだなぁと思いました。

今回Vol.10ですからね、でもまだ縄文杉着いてないですし。

も、もう少し・・・少しじゃないですけど。

もうじき着きます。

 

登山道を歩いていると、色んな形をした木に出会います。

私が綺麗だなぁと思ったのは、ヒメシャラという木です。

 

 

(↑ヒメシャラ。光合成している証拠として、薄っすら緑の部分がある)

 

(↑ヒメシャラの木肌)

 

立っているだけで、まるで工芸品のようにツヤツヤとして美しい木です。

 

私が気になったのは、単に綺麗だからではありません。

 

森の中を見渡すと、ヒメシャラだけすっごく目立つんです。

色がやたら明るくて、ツヤッツヤしてるからでしょうね。

 

 

他の木と何かが違うなぁと思って歩いていたら、ガイドの横山さんから

 

横山さん「ヒメシャラはね、自分で皮を脱いでいくの」

 

皆「・・・え?何で?」

 

横山さん「この木は葉が出てくるのが遅いから。葉が出てこないと、光合成できないでしょ?代わりに、皮を剥いでいくことで木の幹で光合成するようになったわけ。だから、木肌を見ると、少し緑色になってるでしょ。」

 

誰か「へぇ~~、変わった木・・・」

 

横山さん「そうやって、常に進化してるんだよ。環境に適したように。近くにあったら触ってごらん。他の木と違ってひんやりしてるから。外の皮を剥いでるから、樹皮のすぐ内側に水を吸い上げる導管が通ってるわけ。」

 

私「(サワサワ)ほんとですね、冷たいですー!」

誰か「え、え、どれどれー?」

 

ちなみに、後に調べてわかったことですが、ヒメシャラはここだけでなく他の地域にも生えていて、関東だと箱根神社が有名みたいですね。

立ち寄る機会がある方は、是非見てみてください^^

 

つづく

 

おはようございます、丸の内OL☆KUMIです^^

 

先日の縄文杉登山で一緒になった同年代メンバー、

今はもうそれぞれの地元でいつもの日常に戻っているのだなと思うと、

とても不思議な気持ちになります。

あのメンバーで縄文杉登山をすることはもう無いに等しいでしょうし、

すごく貴重な時間だったなと思います。

 

前回の記事の最後に、メンバーからガイドの横山さんへ、山での怖い話が聞きたいという要望がありました。

 

そこで横山さん、屋久島が神の島と呼ばれる所以について話してくださいました。

 

難しい単語が多かったので、記憶が定かじゃないところもありますが…

 

 

屋久島には中岳と奥岳(なかだけ  と  おくだけ)と人々が暮らす集落があります。

奥岳は島の中心部。九州地方最高峰の宮之浦岳(みやのうらだけ)も奥岳にあります。中岳はその周りにあります。

何が違うかというと、中岳は精霊ともののけが棲むところ。奥岳は神様が棲むところ。

とても神聖な場所と考えられているのです。

そのため、人間の暮らす場所は、屋久島の限りなく外側に位置しています。

(だから、ドライブしていてもほぼ一本道で、走りやすいんですね…)

 

スタジオジブリの人気アニメーション「もののけ姫」、屋久島が舞台として有名ですよね。特に白谷雲水峡に憧れて行く人、多いと思います。

 

でも、単に景色が似てるというだけじゃないんですって。

この、屋久島の神さま・精霊ともののけ・人間の関係も描かれているのを、意識したことはありますか?

(もののけ姫を見たことが無い方は、こちら

 

何故、もののけ達はそれぞれの一族一丸となって命を落としてまで、人間と闘ったのでしょうか?

 

 

 

人間(エボシさま)達が、神聖な領域に踏み込んだからです。

 

 

木をたくさん切ってしまったから、住む場所を追われたから、だけではないんです。

 

 

彼らのさらに上に君臨するシシ神を、シシ神の森を、守るためなんですね。

 

私は、歩きながら横山さんのお話を聞いて、その先の足取りが変わった気がします。

一歩一歩大事に歩いたとでも言うのでしょうか、山に入らせていただいているという気持ちで歩いていました。

 

ちなみに、年に3回は、山の神様に感謝の儀を行うため、ガイドさん達は山に入らない日を設けているそうです。

それは、入らない日というより、入ってはいけない日と横山さんはおっしゃって、理由も教えてくださいました。

ここでは、入らない理由を書くのは避けますが、それだけ神聖な場所なんでしょうね。

 

(↑見た目ワイルドなのにすっごくおちゃめな他のガイドさんが、苔の上にこだまを置いていました)

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

おはようございます、丸の内OL☆KUMIです^^

 

縄文杉登山中、ガイドの横山さんはクイズ形式でたくさん問題を出してくださいました。

だから疲れをあまり感じなかったんですかねぇ~

 

さて、今日はいよいよ苔が登場しますよー!

私の大好きな苔っ

 

 

屋久杉の森には苔がいっっっぱいです。

 

美しい緑の苔に滴る水、たまらないです~

 

なのですが、今回は前回よりちょっと綺麗さが落ちました・・・・

雨が久しぶり過ぎたのかもしれませんね。。。

 

そこで横山さんより問題。

 

横山さん「何故、屋久島には苔が多いのでしょう??」

 

皆「雨が多くて湿気がすごいから~」

 

横山さん「それだけでこんなになる??」

 

皆「うーん・・・・」

 

横山さん「屋久島は岩でできていて土が少なく養分も少ないです。土が少ないのにこんなに苔があるのはおかしいでしょ。では、植物はどこに生えてる?苔の上。じゃぁ、苔はどこに生えてる?」

 

皆「(辺りを見渡して)ん~・・・木や岩?」

 

横山さん「そう。倒木や岩なんかに生えてる。そもそも、岩にはね、蘚苔類っていう苔しか生えないの。何故か。それは、まず苔っていうのは4つに分かれてて。シダ類・地衣類・藻類・蘚苔類。この、蘚苔類っていうのは、根っこが無くて胞子だから、岩にもくっつくことができる。だから、土がなくてもこんなにたくさん苔がある。その苔に、植物の種が落ちて芽が出て木が伸びて、さらに木に生えた苔からまた植物が生えて・・・の繰り返し。苔は、森の中で大事な役割をしているんだよ。」

 

 

皆「なるほど~~♪」

 

 

この登山チーム、休憩ごとに歩く順番を替えるんですけれど、
私は横山さんの真後ろになる時が楽しかったです。
苔の話とか!
真後ろだと、気になったことをすぐ質問できるので。

ちょうど、横山さんの後ろになった登山メンバーのある女子は・・・・

Aさん「横山さんは、山で怖いものを見たことがありますか?」

横山さん「あるよ。」

Aさん、Bさん「ききたーーい!」

横山さん「怖くて、山歩けなくなるんじゃない?」

皆「聞きたいです~」

横山さん「じゃぁ、お昼にね。この山の怖い話の前に、予備知識を話そうかな」

また再び、歩きながら横山さんのお話に耳を傾けました。

つづく

おはようございます、丸の内OL☆KUMIです^^

 

しばらく夜の更新になってしまっていましたが、

ようやっと落ち着いたので再び朝お届けします♪

 

トロッコ道のところでしたね~

 

あぁ、そうそう・・・

 

屋久杉の森に行ったと言うのであれば、これは知っておかなきゃいけませんね。

私、事前に少しは勉強したにも関わらず、少し恥ずかしい思いをしました。。。

 

横山さん(ガイド)「さてここで問題。屋久杉といえる条件ってわかる?」

 

同年代チーム「ん~・・・??」

 

私「(か細い声で)・・・樹齢1000年を超える杉のことです」

 

横山さん「それだけじゃ足らないんですよねぇ。街にある杉も屋久杉といえるかというとそうじゃない。この杉は屋久杉と言っていい。何故かというと、ここは標高500mを超えているから。」

 

 

私「あぁ!厳しい環境が必要なんですね」

 

横山さん「そう。標高が高いと風も強い。それに、ここは冬になると雪も積もる。そうやって厳しい環境を生き残ってきたのが、屋久杉といえる。屋久島は岩でできてるって言ったでしょう。岩だから、養分が少ない。そうすると成長も遅い。ゆっくりゆっくり時間をかけて成長した杉は、目が詰まった木目をしてる。雨の量も多いから、樹脂分も多いし、腐りにくい。よく考えるとこんな大きな木、普通に残ってるのがおかしいでしょ。それだけ特別なの。そんな木が、明治~昭和にかけて次々に伐採されて・・・。今も残っていたら、こんなもんじゃない、このトロッコ道にもさらに巨大な木がいっぱいあったんだよ」

 

同年代チーム「・・・・・」

 

今歩いているところに大きな木がたくさん・・・

 

横山さんの言葉を聞いて、メンバーそれぞれ何か思うところがあったと思います。

 

縄文杉コース最初の屋久杉を前にして、私は当時の伐採の光景を思い描いて、胸が痛くなりました。

 

 

 

つづく・・・