Khronos Mentoring Program 2nd
第2回が無事に終了しました。
集ってくださった皆さん、
ありがとうございました。
今回も大きな移動をすることができましたね。
いつもながらの相当な延長時間にもなりました。
(もっとコンパクトにまとめるように努めます)
第1回で一緒にみてきた
再創造の羅針盤としての全体像。
そこからさらに一歩踏み込み、
「自分という枠を越えたところから、どのように現実に干渉していくのか」
という領域に入っていきました。
“創造性”ということを切り口に、
関係全体を観る縁起の双方向性ということから、
現状の外(未来、ゴール)や利他性、
物語(思想性)から一貫性に繋がり、
自分のコアから語る(やりたいことをやる)ということが、一つの繋がりとして観えてきたと思います。
これを通して、
もう一つの獲得してしまった視点があります。
なにかというと──
これから先、
あなたが目にするあらゆる表現の「裏側」が、
残酷なまでの解像度で透けて観えるようになります。
そして一度それが観えてしまうと、
もう“観えなかった頃の感覚”には戻れません。
一貫した物語という背骨を欠いたランダムな語りが、いかに現状(w1)の重力に縛られた無思想性による産物であるか。
その背後にある「空虚さ」を、
あなたの知性はもう瞬時に見抜いてしまうはずです。
(ここまで話をしたのか覚えていませんが、これらはコインの裏表であるということです)
気功師はもっと気功での指導か施術を受け、コーチたちはきちんとコーチングをもっときっちりと受けたほうがいいと思いますし、ヒーラーは自分の身体にもっと向き合うべきですし(ヒーリングをされるべき)、教師たちはもっと自分の頭を鍛える教師につくべきです。
自らの自立と自律を絶えず模索しないと、凡庸さと無思想性という魔の重力に引きずり落とされていきます。依存型のビジネスが生き残れるほど世界は寛容ではなくなりますし、厳しくも楽しいのは自立型ビジネスです。
自戒の念を込めて。
そういう視点を獲得したうえで、
どんなコミュニティやギルドを創造していくのか、ということにも少し触れていきました。
そのときにも必要なのは、
以前から一緒にみてきて新年講座から企画としても語り始めた、
コアにあるものだけが知っている、いうこと。
そして、
歴史との重ね合わせ(物語)ということでしたね。
この辺りは、
ジョブスもティールもウォーレン・バフェットも
違う言葉で同じことを語っていることをみていきつつ、村上隆さんのこんな言葉を紹介しました。
作家や作品に絶対的な意味を持たせてブランディングしていく方法は、世界のアート史を振り返ってみても、ひとつしかありません。それは”世界で唯一の自分を発見し、その核心を歴史と相対化させつつ、発表すること”です。
(村上隆著『創造力なき日本──アートの現場で蘇る「覚悟」と「継続」』p169)
あと、紹介できなかったのが、
日本人がよくやる
海外のどこかで何かをした、
だから世界に認められた、
などというのは間違っている、
そこに歴史と文脈の解説が必要で、
文化にはルールが必要だ、と喝破している動画があります。(ご本人が語っていることです。※23分辺り)
そして、
ルールはご自身の著書で語っています。
ぼくの作品には狩野山雪+金田伊功+下ネタ+フラットなアメリカ戦後の美術、ここまでで少なくとも四つのレイヤーが組み込まれている。さらにこの絵画は彫刻の後ろの背景になっています。(略)
それでぼくは評価された。もちろん内心「バカにするなよ。そんなルールなんてすぐに解析可能だ」と思っていました。実際にルールを知りその中で競うというのは別に特別なことでも何でもありません、こういう地道なことの積み重ねなのです。(略)
その天才をどうやって天才と認めさせるか。それが現代美術の歴史です。デュシャンは天才かといわれれば、彼は、ピカソやマティスやセザンヌの天才性を裏づけするコンテクスト=批評的言語を作ったのだから天才です。けれど、彼が作った作品が天才的かどうかは別の話です。
しかし、仮に作品に天才性がなかったとしても、歴史の重層性さえあれば現代美術は可能だという「発明」が現代美術なのです。
(村上隆著『芸術闘争論』p109)
(村上隆著『芸術闘争論』p109)
この辺りは、
スティールやミメーシスをハッキングする視点、
“物語”や“一貫性”ということに絡めてみたり、
“再現性”という概念は、ある隠された上位概念から包摂する。
そうすることで、
価値あるものとして現れてくる、
ということにも絡めて考えてみたいところです。
本質的なものは、その画像情報の中の色んな情報を多層的に頭の中で再構築したときに出てくる概念そのものであって、その概念がアーティストの力量を決める。
頭の中の再構築した仮想概念こそが、本物であるっていう理屈ですね。(23分あたり)
参加された方たちは、
これから先に右往左往する必要のない視点を獲得したので、難しく考えずに楽しんで進めていきましょう。
いろいろ観ていくなかで、
それに気付いていくと思います。
いろいろ書き散らしていますが、
補足情報として書き残しておきます。
あと、
ワークに関しては、
バーチャルでは、決して体験することのできない生身の体験でしたね。
情報空間を泳いでいくにあたって
必要な視座を獲得すると、時に嫉妬や羨望などの強烈な「引きずり降ろすエネルギー」に晒されます。(ご自身にその自覚がなくても起きています)
それをオカルトではなく、
身体への物理的な干渉として捉え、
結果を確認しながら変化をしていくことができたと思います。
実際に体験してみると恐ろしい現象だったと思います。
この辺りで終わりますが、
いずれにせよ、
もう以前と同じやり方で、
同じように世界を観ることはできません。
それだけの移動が、
すでに始まっています。
ただ、
未来は、独りで辿り着く場所ではありません。
共鳴の中で立ち上がり、
螺旋のように、共に創り上げていくもの。
また次の講座やセッションで、
さらに進化した皆さんとお会いできるのが 今から楽しみでなりません。
身体のケアは意識的に。
次の講座は4/11(土)です。
引き続き密教的な体験を深めていきましょう。
太宰府天満宮での公演が期間限定公開です!
美しいですね。衣装はポールハーデンの気配がするのですが、新作はブランドの意向で非公開になっているんですよね。
ではでは、今回はこの辺で。
また次回の記事でお会いしましょう!
Khronos / The salone|Hiro
追伸:
感想・ご質問、大歓迎です!
たった一言でも構いません。もし何か感じたことがあれば、ぜひシェアしてください。言葉にすることで、見えなかったものが形になり、次の扉が開いていくのです。
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