景表法ニュースレター バックナンバー

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弁護士出身の実業家・林田です。

今日もQ&Aです。


Q.先週、御社がイーラーニング講座として
 「景表法検定講座」をローンチされたと聞
 いています(>LP)。

 この講座を受講し、修了試験に合格すると
 「景表法検定1級」と名乗れるそうですが、
 なぜこれが必要なのですか?

 この資格を取るメリットは何ですか?


A.1.消費者庁は景表法コンプラ体制として、
  「事業者が講ずべき景品類の提供及び表
  示の管理上の措置についての指針」を定
  め、景表法を追及する際には必ずこの体
  制を整えているのかを聞いて来ます。

  そのチェックリストがこれです(>チェックリスト)。

 2.そこでは、(1)景表法の責任者として
  「表示等管理担当者」を置いているか?

  そのスタッフに(2)景表法の研修を受け
  させているか?が問われます。

 3.この講座はこういう責任追及に耐えられ
  るようにするために作られたものです。

  つまり、この講座を受講して「景表法検
  定1級」を取得したスタッフがいれば、
  そのスタッフは「表示等管理担当者」に
  値すると言えますし[(1)]、この講座の
  受講により、その研修もきっちり行って
  いる[(2)]、と言えます。

 4.これにより、景表法違反に対する御社の
  ディフェンス力がレベルUPした、と言え
  るわけです。

弁護士出身の実業家・林田です。

今日もQ&Aです。


Q.R4.12.5留意事項では、「健康保持増進効
 果」に該当する例として「エ.身体の組織機
 能等に係る不安や悩みなどの問題事項を例
 示して表示するもの」を挙げ、その例とし
 て、「年齢とともに低下する〇〇成分」を
 挙げています(>新旧対照表P.3)。

 しかし、この表現は何の効果も言ってない
 のではないでしょうか?


A.1.現在の健増法は「ミニ薬事法」であり、
  その規制手法は「言葉狩り」。即ち、
  「言っているだけでアウト」(根拠の有
  無は問わない)です。

  なので、「健康保持増進効果」に挙げら
  れている例は実際上、「言っているだけ
  でアウト」です。

 2.「年齢とともに低下する〇〇成分」が何
  の効果も言っていないというのはその通
  りで、これが「言っているだけでアウト」
  になるのは問題です。

  おそらく、この趣旨は、他の訴求と相俟
  って、この表現が「加齢対策」「この成
  分を取っておけば加齢が防げる」と読め
  る場合、ということと思われます。

 3.なので、よく広告にあるようなコラーゲ
  ンならコラーゲンについて加齢と共に減
  少するグラフを示して、その補給の必要
  性を説く、というのは問題ないと思いま
  す。
 

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弁護士出身の実業家・林田です。

今日もQ&Aです。


Q.美容サロンへ100回以上ご来店のロイヤル顧
 客に対し、下記の特典4種を予定しています。

 いずれも法的に問題ないでしょうか?

 1)ご来店特典:1回の施術で1スタンプ付与
  (200円相当)し、スタンプが5個たまる
  と1000円OFFのクーポンを進呈

  →このスタンプ特典は総付景品にあたる
  でしょうか? 

  なお、1回の施術は最低価格3300円なので
  総付景品でも問題ないと思うのですが…

 2)誕生日特典:誕生月にご来店いただくと
  オプションコース30分×2回(6,600円相
  当)もしくは施術60分コース(8,580円)
  を無料プレゼント

  →誕生日特典は総付景品にあたるでしょ
  うか? 総付景品にあたる場合、景品額
  の対象となる取引価格は何が基準になる
  でしょうか?

 3)誕生日プレゼント[物品]:誕生月にご来
  店いただくと「誕生日プレゼント」を贈
  呈

  →誕生日プレゼントは総付景品にあたる
  でしょうか? 総付景品にあたる場合、
  景品額の対象となる取引価格は何が基準
  になるでしょうか?

 4)セット割10%OFF:2つ以上のコースご利
  用で10%割引

  →セット割引は総付景品ではなく割引の
  認識で相違ないでしょうか。


A.1.上記1)と4)は「割引」と言えるので景品
  ルールの適用外です。

A.2.上記2)と3)は「総付景品」にあたります。

  よって、取引価額が1000円未満で200円、
  1000円以上で取引価額の20%が上限です
  が、店舗で扱う施術・商品のうち、その
  最低価格が基準となります。

  もし景品では難しいようなら、アンケー
  トなどの対価にする手もあります。例え
  ば、仕組みとして生年月日と共にアンケ
  ートやコメントを記入してもらうなどが
  よいでしょう。

 

弁護士出身の実業家・林田です。

今日もQ&Aです。


Q.12月1日から「UV耐水性」の表示が始まりま
 したが、これに絡んでメイク商品の「ウォ
 ータープルーフ」表示について教えて下さ
 い。

 (あ)「UV耐水性」の制度は気にせず、「ウ
   ォータープルーフ」の表示は続けてよ
   いのですか?

 (い)「ウォータープルーフ」のエビデンス
   としてはどういう試験をすればよいの
   ですか?


A.1.全体像

  1)日焼け止め(UV)とメイク化粧品に分
   けて考える必要があります。

   UVのウォータープルーフ(耐水性)に
   ついては基準ができ、12月1日からスタ
   ートしましたが、2年間は猶予期間があ
   ります。

   この制度の下では、UVに関しては「UV
   耐水性」の表示に統一され、「ウォー
   タープルーフ」という表示はできなく
   なります。 

  2)対し、メイク化粧品に関しては何の基
   準もありません。  


 2.(あ)について

  メイク化粧品に関しては「UV耐水性」の
  制度スタートは関係ありません。


 3.(い)について

  1)UV耐水性の試験は20分 X 2回、20分 X 
   4回の水浴試験でSPFが落ちないか否か
   を測定することになっています。

  2)なので、それに準じて、20分 X 2回の
   水浴試験でメイクが落ちないかを測定
   するのは一つの妥当な考え方です。

  3)しかし、そうするにしても「メイクが
   落ちないか」をどう評価するか、N
   (被験者数)をどうするか(この点は
   UV耐水性でも決まっていません)は全
   く自由です。

 

弁護士出身の実業家・林田です。

今日もQ&Aです。


Q.今月、「クリスマスの今だけビッグなおト
 ク! 通常価格1万円美容液が3千円で手に入
 る!!キャンペーンは25日で終了。今すぐ!」
 と、クリスマスキャンペーンを実施してい
 ますが、好評なので年明けも実施したいと
 考えています。

 「新春の今だけ」といった感じで1月一杯
 で終了したいと思います。

 「今だけ」も2度くらいなら許されるとも
 聞いたのですが、どうなのですか?

 また、このときも「通常価格1万円のとこ
 ろ」と言えますか?


A.1.「今だけ」

  1)「今だけ」を何度も繰り返すと景表法
   違反になります。

  2)但、2回くらいなら即NGとは言えません。
  
   しかし、念のため、1度目から間を空け
   た方がよいでしょう。

   通常価格と言えるには4wの販売実績が
   必要と規制されているということは、
   4w続けていればその状態が根づくと考
   えられていると言えます。

   それゆえ、4wくらいは間を空けた方が
   よいと思います。

 2.通常価格

  1)クリスマスキャンペーンにおいて「通
   常価格1万円」と適法に言うためには、
   その前に1万円に関して4wの販売実績が
   あることが必要ですが、そこをクリア
   ―していたとしても、その状態は12月
   25日で終わっています。

  2)よって、また新たに1万円に関して4wの
   販売実績を作る必要があります。

 3.結局、本件は12月26日から1万円での販売
  に戻し、それを4w続け、1月23日から「新
  春の今だけ」をGOすればよい、というこ
  とになります。