ロダン作「クロード・ローラン 」。地元のナンシー市から発注された。この写真は多分パリのロダン美術館のもの。
『クロード・ロラン（フランス語: Claude Lorrain、 1600年頃 - 1682年11月23日）は、本名をクロード・ジュレといい、フランスのバロック・フランス古典主義絵画の画家。ロレーヌ地方の出身なので、「ロラン」と呼ばれ、生涯の大半をローマで送った。プッサンと同時代に活躍した。理想風景を追求する画風で知られ、代表作は『海港 シバの女王の上陸』。日本では、国立西洋美術館、静岡県立美術館、山梨県立美術館、東京富士美術館に収蔵されている。』（検索引用文）
《一八八九年にナンシイ市から依頼されて、クロード・ローラン記念像を作った。この ”太陽の画家” を象徴して、台座に太陽の車を御するアポロンと跳躍する天馬を浮き彫りにした。一生馬を彫刻することを願った彼〔ロダン〕の唯一の馬像である。》
――「偉大な芸術家たち」より――
いま、台座の浮彫は確認し得ていない。それより、ぼくが少年の頃より憧れ愛してやまない「太陽の画家」クロード・ローランのことは、ゲーテの言葉とともに作品も紹介したが、命日が、ぼくの誕生日である11月23日なのを、いまはじめて意識した。 こういう偶然をほかでもみてきたが、ほんとうに不思議だと感じる。親密な感情を抱く人間とは、出会いに先立って縁が予定されていることを、暗示しているかのようだ。
ね、裕美ちゃん。
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