皆様こんにちは。
皆様は、かつて浅草から東武日光までDRC(デラックス・ロマンスカー)と呼ばれた車両を使った特急電車が運行されていたことをご存知でしょうか。車両形式番号は1720系(一部1700系を車体更新したものもあり)です。日光市にお住まいの40代以上の方は覚えていらっしゃる方も多いと思います。
現在はほとんどの車両が解体されていますが、いくつかは残されていて、一つは東武博物館に先頭車両があります。二つ目は、さいたま市岩槻区にある岩槻城址公園(車両の写真もあり)に、こちらも先頭車があります。そしてもう一つは、わたらせ渓谷鐵道神戸駅(こうべではなく「ごうど」と読みます)の構内にある、レストラン清流(リンクは文末に)に使用されています。こちらは中間車の2両です。
さてそんなわけで日光市からは少し離れるのですが、日光市に縁の深いものということで、そのレストラン清流に行ってみました。場所は日光市の足尾から国道122号線を大間々方面に南下し、栃木群馬県境を越えたお隣の市みどり市にあります。わたらせ渓谷鐵道の終着駅の間藤駅から列車で来ると、足尾駅の次が通洞駅、そして原向(はらむこう)駅とここまでが日光市内の駅、次は沢入(そうり)駅でここから群馬県みどり市の駅になります。そして更にもう一つ進んだ駅が、神戸駅という順番になります。

神戸駅はこんな感じの昔の面影いっぱいな駅舎です。

ホームに出て、間藤駅方向を見たところです。

同じくこちらは桐生駅方向。ホームの端に反対側に渡れる通路もあります。
前に神戸駅に来たときに撮影した列車交換風景です。上下列車がここで行き違いをしました。今日も駅に着いたときに、丁度間藤行きの下り列車が出発するところでした。


1番線ホームから1720系電車を見てみました。

反対側に渡って、2番線ホームの端から、車両の連結部を見たところです。

2両あるうちの南側(桐生駅側)にある車両に近づいてみました。少し低いところからの撮影のため、車両を見上げるようなアングルになっています。

ホームを少し進んで、こちらは北側の車両です。こちらだと車両の床と同じレベルから写真が撮れます。
レトロ調の駅名標風に、レストランの看板が立てられています。

入口を入ると券売機があるので、そこで食券を買って、目の前の調理場にそれを出して、給水機で水かお茶を汲んで、左側の車両(北側の車両)へと進みます。お水を始め、全てセルフサービスですからご了承ください。
ちなみに入口から見て右側(南側)の車両は予約席に使っているようです。
せっかくのブログ、人の悪口は余り書きたくありませんが、この日は入口にお節介なおばあちゃんがいて、入ったとたんに「何食べますか?」「ここで食券を買うんです」「ここにお金入れてください」「大丈夫?」「いやあ、今日はありがたいね」など、悪気はないのでしょうが、ひっきりなしに横でごちゃごちゃ言うのでゆっくり何があるのかも見られませんでした。

車内はこんな感じです。1720系特急電車として運行している時は、進行方向に向けて全ての座席が前を向くようにセッティングされていましたが、レストランとして使われている現在は、全席が向かい合うようにセッティングされています。これは運行当時もグループなどで乗車した時のために、足元のペダルを踏んで座席の向きを乗客自身が変えることも出来ました。

窓枠上部には現役当時のままの座席番号表示があります。今のスペーシア車両(100系)は、JRにならって「3号車5A」というように、号車ごとに、数字でヨコ列をアルファベットでタテ列を表現していますが、新宿行きのJR直通特急が走り始めるまでは、こんな表記でした。百の位が号車番号を表し、十と一の位で端から符番していました。切符には「3号車342番」というような表記がされていました。JR直通特急が出来てもしばらくは乗り入れ車両(東武鉄道とJR両方の保安設備を積んだ車両)は、この3ケタ表記とJR方式の表記の両方の表記が併用されていました。

これは車端部、連結部のほうを撮ってみたものです。デッキに出るところのドアは中窓がついているように見えますが、運行当時は、オレンジ色の一枚物のプラスチック製のドアで、自動開閉のものだったと記憶していますので、ここは変更されているのでしょうか。

レストランでは、この先はありませんが、デッキの部分です。今はデッキに出るドアは手動式になってます。運行時なら更に次の車両が連結されているわけです。向こう側に車両のドア(を模した?)がオレンジ色なので、写真が全体的にオレンジがかって見えます。

洗面所とラバトリー(トイレ)もきちんと残されていました。

こちらが今回食べたもの。舞茸ご飯定食です。ほかには、ざるそばと暖かいそば、カレーライスがあったように記憶しています。余り覚えていないのは、上で書いたおばあちゃんが横でうるさいので、ざっとしか見ていないからではあるのですが、そんなにメニュー数は多くはありませんでした。日光市足尾からみどり市、桐生市にかけてはソースかつ丼が有名で、あちこちのお店で食べることが出来るのですが、こちらではメニューとしてはあるものの、売り切れていました。12:30に行って売り切れということは、オープンした時(11:00オープン)からないということでしょうね。
この舞茸ごはん定食で1230円なので、決してコスパが良いとはいえません。

レストラン清流。
外から写真を撮るだけならホームからタダで撮影出来ますから、内部まで撮影したい場合に入ると良いと思います。かつて日光路を駆け抜けた貴重な鉄道車両がここにある。グルメというよりは鉄道ファン向け。味覚は人それぞれとはいえ、そう思って味は余り期待しないでください。
※神戸駅から近いところにある主な観光スポット
※今回も日光市内のお店ではないものの、日光市と密接に関連しているので、採番しようとも思いましたが、日光ファンサイトでは紹介出来ないので、今回も番外編にしました。またタイトルも「食べる日光市」でなく、「マニアックな日光市」のテーマにしておきます。
※過去記事でわたらせ渓谷鐵道の日光市足尾の駅を取材している記事があります。また神戸駅とその近辺を観光している記事もあります。
※Googleのレストラン清流の情報にリンク







