※お断り この記事はFacebookに2016年8月17日にアップしたものをリ・アップしたものです。そのため記事の内容は当時の物であることをご了承ください。
先の投稿(クマの散歩道 Vol. 6)とは時間的に前後しますが、9/15(木)の午前中は足尾の先にある、群馬県のみどり市にも行って来ました。
行ってみたのは、草木湖(草木ダム)とわたらせ渓谷鐵道の神戸(ごうど)駅、そして富弘美術館です。今回はその途中で見つけた、不動滝という滝にも寄ってみました。全てが草木湖の周りにあるスポットです。
まず、足尾から国道122号線を下ると、2つのトンネルを潜って、群馬県みどり市に入ります。
みどり市は、2006年3月27日に、群馬県新田郡笠懸町、山田郡大間々町、勢多郡東村が合併して出来た市です。平成の大合併では群馬県で新たな市として誕生した唯一の市だそうです。
今回行ったのは全て、みどり市の中でも最北端の旧東村域なので、本当に足尾から目と鼻の先です。
国道122号線を走ってまず見えて来るのが、草木湖です。この湖は、1977年(昭和55年)に完成した草木ダムによって出来た人造湖です。
草木湖畔の国道122号線沿いには、後から寄った富弘美術館もあります。昨日は一旦パスして、先へ進みました。
富弘美術館からそれほど走らずに見えて来るのが、草木ダムです。
草木ダムは渡良瀬川に作られた、独立行政法人水資源機構が管理する多目的ダムで、首都圏への利水と渡良瀬川や利根川の治水を目的とした利根川水系8ダムの一つです。
また、ダム湖百選にも選ばれています。そのせいか僕はここの景色が好きで、行くのは多分少なくみても三度目だと思います。
草木ダムの堤体の横には展望台も備えられて、トイレと自販機の飲み物もあってちょっと休憩には持ってこいの場所です。ダム堤体の上は道路になっていて、一般車両も通行可能です。
草木湖から更に国道を下ると、そう遠くない場所に神戸駅があります。国道からは少し奥まっています。漢字で書くと、東海道本線の終着駅かつ山陽本線の始発駅である、かの神戸(こうべ)駅と一緒ですが、わたらせ渓谷鐵道の駅名は「ごうど」です。
なぜこの駅に行ったのかというと、一つは神戸駅の構内に、今のスペーシアの前に、東武鉄道の日光鬼怒川方面への特急電車として使われていた車両を利用したレストランがあるからです。
前に行ったときは青く塗られてしまっており、とても残念な思いをしましたが、最近になって元のオリジナル色に戻したというので見てみたかったのです。行ってみたら、そのレストラン清流のオープンは11 : 00だったので、中にまでは入れませんでしたが、外から写真を撮りました。
レストラン清流を撮影した後、反対側の駅舎のあるほうに戻ったら、列車接近のブザーが鳴って、足尾方面から上り気動車がやって来ました。レストラン清流がある側の2番線に到着するも間もなく、またブザーがなるので、出発なのかなと思ったら何と桐生方面からも下り気動車がやって来ました。
そうなんです。わたらせ渓谷鐵道は単線だから、駅で列車交換(上下の列車が行き違うこと)をするのですが、ちょうどそこに行き当たったんです。別に時刻表を調べて狙って行ったわけではなく、少し待って列車が来るならば撮影しようかなと思っていた位だったのですが、行った時間にピタリこんなシーンに出くわすなんて、幸運としか言いようがありませんよね。
神戸駅からは、国道とは渡良瀬川を挟んで対岸を草木ダムまで続く山道を走りました。
草木ダムの堪水によって、旧足尾線(現わたらせ渓谷鐵道)が湖底に沈んでしまうために、新たに草木トンネルという全長5,242mのトンネルを掘って線路を付け替えました。
その旧線跡のトンネルが残っているので、それを見るのが目的です。今回で二度目です。
現在のわたらせ渓谷鐵道は神戸駅を出ると、間もなくその草木トンネルに入り、草木ダムの上流でダム湖を鉄橋で渡り、短いトンネルを潜って沢入駅に至るのですが、本当はそこにも行こうとしていたのに、草木ダム堤体の上の道路を通って国道122号線に戻ってしまい、ついつい行くのを忘れてしまいました。どんだけ抜けてるのか(笑)。
その代わり草木ダムに戻る前には、ダムの直下にあるみどり市の東運動公園から草木ダムを下から見上げて来ました。
また今回初めて行ったのですが、ダムの直下で渡良瀬川に流れ込む沢筋にある、不動滝という滝も見て来ました。観光的にしっかり整備されているとは言いがたいところでしたが、逆にそれが大自然の中でマイナスイオンをたくさん浴びられた気がして良かったです。滝の上には名前の由来であろう不動明王の
祠があって、大きなわらじが祀られていました。
草木ダム左岸のダム管理事務所の前まで山道を戻ってからは、上でも書いたようにダム堤体上の道路を通って、国道122号線側にある展望台に戻りました。ここまで戻ったからには、草木ダム直下を迂回して来たわけです。
そして最後に行ったのは、来るときはパスした富弘美術館に寄りました。
星野富弘先生は、地元旧東村出身の水彩画家、詩人です。星野先生は、中学校の体育教師時代にクラブ活動の指導で墜落事故を起こし、頸椎を損傷、手足の自由を失いながらも、群馬大学病院に長期入院中に口にふでをくわえて絵や詩を書き始めました。そのやさしい色調の水彩画と素敵な詩は、心を打たずにはいられません。僕も色々思うところがあるので、図らずも涙が出てしまった作品もありました。
富弘美術館からは足尾に戻って、先にアップしたさんしょう家さんにお伺いしました。
※このクマの散歩道シリーズは、日光市のお店やスポットなどを訪問した記録を綴ることを編集の基本方針にしていますが、みどり市は国道でも鉄道でも足尾とつながっており、観光的にもつながりがあるので、今回はこのシリーズで記事を上げました。
草木ダム。重力式コンクリートダムで、堤体の高さは14
※一般財団法人日本ダム協会のダム便覧による草木ダムに関する記事
草木湖の案内板。草木ダムは財団法人ダム水源地環境整備センターの選定する「ダム百選」にも選ばれています。
ダム堤体の上から見たダム湖。夏の頃は渇水がニュースで
わたらせ渓谷鐵道神戸駅。「神戸」と書いて「ごうど」、東海道本線と山陽本線の境の駅、兵庫県神戸市の神戸駅(こうべえき)と字は同じでも読み方は違います。
駅舎内。昭和を感じさせる駅舎です。
下りホーム(1番線)より足尾方面を望む。この先で草木
逆に桐生方面を望む。
上りホーム側にあるレストラン清流。かつての東武特急D
2番線ホームに渡り妻面を撮影。
駅名票とロマンスカーの横顔。
駅前の案内板。草木湖や富弘美術館の案内も書かれていま
これが草木トンネルの入口です。新線は左にカーブして草
旧線跡にあるトンネルの神戸駅側坑口。
今は遊歩道になっている旧線跡。ここから富弘美術館に行
振り返って沢入(そうり)駅側坑口。
このまま行けば富弘美術館へ行けますが、元来た道を戻ってトンネル内を撮影。
元の場所に戻り、トンネル入口より手前、神戸側の旧線跡。右の藪の辺りに路盤があったようです。
みどり市東運動公園から見た草木ダム堤体。どうにか木々
滝上にある不動明王の大わらぞうり。
大わらじの案内碑。
※写真では読みにくいので、書いてある内容を読み取ってみました。
大わらぞうりの由来
この地域では、古くから各辻々に大わらぞうりをつるして疫病の侵入を封じたと伝えられております。
しかし時代の変革と共に、そんな迷信的な事は止めようと言うことで十数年前に止めたことが有りました。すると、伝染病が発生し多くの者が隔離されたのです。(一字どうしても読み取れず)年七月一日に当番が作って各辻々につるして、現在でも続いております。
この大わらぞうりは地域の人達が特別に作った物ですが、手を合わせて祈願することにより悪病を追い祓い、身体の健康と、幸運な生活が守られると言われております。
合掌
不動明王の本殿。
不動明王の案内板。
不動滝の略図。不動明王近辺には何軒かの住宅があります。不動滝にはそちらからも下りることが出来ます。一方山道から入り込んですぐのところにこの案内図と何代かの駐車スペースがあって、こちら側からも不動滝に下りられます。
同じ場所にある不動滝の案内板。
不動滝から更に山道を登って来ると、草木ダムの対岸に戻っ
富弘美術館入口。中は一切撮影禁止です。
※みどり市ホームページ内の富弘美術館の詳細について書かれた部分へのリンク。
このあとは、掲載順序が逆になりましたが、Vol.6で紹介した足尾のさんしょう家さんに向いました。


























