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Christopher Street Day 9,7,2011

今日はChristopher Street Day。

【音の旅】

【音の旅】




ある種のお祭りのこの日、ミュンヘン中心部のマリエン広場では朝から大勢の人で大賑わい。
広場中心には出店や巨大ステージも組まれ、朝からビール片手に踊る爺ちゃんや家族連れ。

ステージはミュージシャンの時間以外は基本DJで音はテクノ。
どんだけテクノ好きなんだ、ドイツ!


このお祭りは、同性愛者の男性、バイセクシュアル、トランスジェンダーやレズビアン達が社会的平等を求めるために終結して、世間にアピールするというもの。

これはミュンヘンだけじゃなく、ベルリンやハンブルグでも同時に開催される巨大な祭り。

http://www.csd-munich.de/


巨大なトラックを改造してサウンドシステムぶっこんで巨大な音(基本テクノ)をならしながら街を練り歩く。トラックは大小含め、合計20台。先頭から末尾まで通り過ぎるのに1時間以上。
超巨大なパレードだった。

トラック内の奴らは本当にいろんな格好しててカラフル、手には必ずレインボーのフラッグ。

このパレードは市議会議員や著名人も多くサポートしていて、ドイツでは大きな盛り上がりを見せているようだ。

この日はミュンヘン市外からも多くの人がやってくるので、街にはPoliceと女装したヒゲのお父さんと見物人とビールの空き瓶で溢れかえってた。


【音の旅】

【音の旅】

【音の旅】

【音の旅】

【音の旅】

【音の旅】





人が多かった分、Buskingも上々。



満足の一日!

いいことミュンヘン3

それから2日後、またOBERTONHAUSを訪れた。

何人かのお客さんがいて、俺は邪魔にならないようにディジュ吹いたりベルまわしたりハーモニウム鳴らしたりしながら時々Xylopfoneを触りながら考え込むという動作を繰り返してた。

このXylopfoneはとてもいいけど、でもやっぱり300ユーロは高い。

今の俺にはとてもじゃないけど手はだせない。
でも音はコイツがいい。う~n、これより小さい奴は音がイマイチだし。
その他はおもちゃだし・・・。どうしよっかなぁ~。小さいので妥協するか、それとも300ユーロのやつ思い切っていっちゃうか?稼げばいいんだし!
う~ん、でもなぁ。




なんてやってること1時間。

お客さんもいなくなった店内。主人がやってきて「で?どうしたいの?」。

悩みながら今考えている事を全部伝えた。



主人「そうか予算はもともと50か。それで頑張って小さいほうを100で買うか、300のやつを買うか迷ってるのか。」

俺「例えばね主人、300のやつを俺が今買って、またドイツ出るときにここに売りにきていいかな?もちろん汚れるし使い込むと思うから安値でいいからさ。100とかで。そうすれば俺は結局200で買ったことになるじゃない?どうかな?可能?」

主「・・・・。まてよ・・・。」




主人、考えること数分。。。




主「OK、それよりいい方法がある。」


主「お前にこれをレンタルしてやろう。期間はいつまででもいい。使いたいだけ使ってくれ」

主「料金は元値の10分の1だ。つまり30ユーロでOKだ。」


俺「え~~~~~~~~~~!!!!マジで?まじで~~~~~~~!!!」


主「9月末までいるんだろ?それまで使っていいよ。楽しめよ。」


俺「おっちゃ~~~~~~~~~ん!!!」



俺の素性もしらないのに。結局おっちゃんは、俺のパスポートの番号とも控えず、保証人もたてず、俺の日本の住所も聞かず、「いつでも遊びにこい」っていいながら30ユーロを受け取った。




こんなことがあるんだね。

結局俺はもともとの予算より低い額でかなりグレードの高いXylopfoneを手にすることができた。

その他にも、セカンドハンドの楽器屋でそこのオヤジと話し込んでたら80ユーロのフットペダルを10ユーロで買わせてもらったり、バスキング中に日本食レストランを数店舗経営するオーナーにいきなり食事をごちそうになったり。


ミュンヘンにとてもよくしてもらっています。






これは皆さんに俺の音を磨いて、素晴らしい音でお返ししたいと、さらに思うわけです。






ありがとうミュンヘン。

さぁ始まったぜミュンヘンLIFE!










いい事ミュンヘン2

「もう、今日はおしまいですか?」

「なにか探してるのか?」

「うん。Xylopfoneがないかなぁと思って。」

「あるよ。」

「マジ?5分だけ見ていいですか?」

「いいよ。5分ね。」

「わ~い!ありがとう!」



店に入ると凄い数のチベタンベル。ディジュも多く並んでいる。
ハーモニウムや琴まである。

そして主人が指差すそこには、Sweden産の手作り感&存在感たっぷりのXylopfoneがあった。
お!これだ!このサイズといい質感といい、俺がGalwayで使ってた奴にそっくり、というよりそれよりさらにグレードが高いぞ!
さっそく音を試してみるととても中身がどっしりしたいい響き。

うわぁ、これめっちゃほし~!!!!!今日欲しい!今欲しい!


俺「ここここここ、これ、いくらっすかっ!!!」

主「これねぇ、、、、、、、、ちょっとまってね。」

俺「いくらだ?いくらだ?100ユーロ以下なら今買おう!」

主「わかったよ。これはね、300ユーロ。」

俺「あっちゃ~~~~~~~~~!!!」



そりゃそうだな。かなりいいもんコイツ。そりゃそんぐらいするわ。
う~ん現実は甘くない。さて振り出しに戻ったぞ。また探そう。

俺「時間くれてありがとう。ちょっと予算と合わないので考えてからまた来るよ」

主「OK。ところでこの俺のチベタンベルのコレクション、凄いでしょ?音も凄いよ」

俺「あ、ごめん全然見てなかった。どんな感じ?」


すると主人は店に展示されている大小のチベタンベルを響かせ始めた。

タタミ20畳ほどの決して大きくない店内には良くみるとチベタンベルが色んなところに配置され、さらには巨大な金属のパイプが何本か吊り下げられている。

ベルだけじゃく金属パイプも大きなマレットで叩くと、Overtoneだけが響いて重なり合い大きなハーモニーを創り出した!


ワオ!店全体が楽器になってしまった!


このベルの配置もパイプも響きを計算して配置しているという。

なんてマニアックなおじさん!この人めっちゃかっこいい!!!


興奮しはじめた俺もその場にあるチベタンベルでそのハーモニーに参加した。

主人は次々にベルを鳴らし、ハーモニーはドンドン厚くなっていく。

しばらくするとなんか店の窓の外の景色がただの絵画のようになってきた。

歩く人も車も全て絵のよう、なんか物凄い客観というか傍観というか、意識がココにあるけど外は勝手に回っている感じ。

主人と俺はニヤニヤしながら「ほぉ」とか「へぇ」とかいいながらベルを飽きるまで響かせた。

ハーモニーをゆっくり終わらせ、「おお!今のなんかすごかったね~」とか言い合いながら時計を見ると50分もたってた。アホなドイツ人と日本人の倍音コラボww



でもこれ、イベントでできるなぁ。これもまた大きな収穫。


お礼をいって店をでると主人が、「明日は休みだけど、またおいでよ。」と。





「明後日きますよ!」