会う?会わない?
十年弱、音信不通だった母からの電話をとったのは父でした。
その電話から数日後、父から改まった話が。
「お前らの母さんから、電話があってな。」
「え……?」
そして、無言の私に父が続けます。
「仕事で他府県へ行く事になったらしくてな。これを機に、お前らに会いたいらしいわ。」
何を今さら…。私達がどんな思いでいたか、それを考えて言ってきてるの? 勝手すぎるんじゃない?
私は、嬉しいというよりも母の身勝手さに怒りを覚えました。
それに父の気持ちを考えたら…。
「私は会いたくない。」
父にそう言いました。父も色んな思いがあったのだと思います。複雑な表情が一目で見てとれました。
「お兄ちゃんにも電話してみるわ。」
その時、兄は彼女と同棲中で私や父とはお盆とお正月くらいにしか会う機会がありませんでした。
会う必要があるのか?
母に会いたいという思いは、私の中に少しでもあるのか?
私は悩んでいました。
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その電話から数日後、父から改まった話が。
「お前らの母さんから、電話があってな。」
「え……?」
そして、無言の私に父が続けます。
「仕事で他府県へ行く事になったらしくてな。これを機に、お前らに会いたいらしいわ。」
何を今さら…。私達がどんな思いでいたか、それを考えて言ってきてるの? 勝手すぎるんじゃない?
私は、嬉しいというよりも母の身勝手さに怒りを覚えました。
それに父の気持ちを考えたら…。
「私は会いたくない。」
父にそう言いました。父も色んな思いがあったのだと思います。複雑な表情が一目で見てとれました。
「お兄ちゃんにも電話してみるわ。」
その時、兄は彼女と同棲中で私や父とはお盆とお正月くらいにしか会う機会がありませんでした。
会う必要があるのか?
母に会いたいという思いは、私の中に少しでもあるのか?
私は悩んでいました。
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息子の成長
今日は、息子の保育園の発表会でした
劇に合奏に合唱、年長組の息子にとって最後の発表会です
小さい組から順番に舞台に立ち、いよいよ息子の組の順番が
劇の途中、自分のセリフがない時は同じようにあいているお友達とお話している息子
あのねぇ、マイペースなのはいいけどもう少し緊張感をもって挑んでくれるかなぁ

ほらほら、しっかり前を見て
ビデオを撮っている、私の心の声
そう言えば、思い出した
3年前の運動会での始まりの歌と踊りの時
楽しそうにちゃんと踊って歌っているお友達の中で、きみはきょろきょろ…しまいには、しゃがみこんで何かを一生懸命見つめてた
その時のビデオもしっかり残っています。
ママは、その時も今日と同じ事を心の中で言ってたな
マイペースすぎるのは、きみの良いところであり、ちょっと気をつけてほしいところかな
毎年、こうしてビデオを撮って来て 今日は特に成長を感じました
仕事をしながら、保育園の送り迎え。朝は遅れる遅れる~っとバタバタきみにご飯を食べさせて、グズっているところを抱えて行ったっけ
始めはとても恥ずかしがりやで、周りに馴染むのに少し時間がかかったね。
でも、慣れてくると毎日の保育園をとても楽しみにして、今ではお迎えの時に
「もうお迎えきたの
」
って言うもんね
先生には、
「誰とでも仲良く遊べて、みんなに優しくできるお子さんです」
と誉めて頂いてるよ♪
優しいおかげで、なんだか女の子にも人気があるらしいじゃないか

ママは、日々 成長しているきみをとても頼もしく見ています。
今日はビデオを撮りながら、あなたのまっすぐな成長に嬉しい涙がでてきたよ。
毎日いっぱい怒ってごめんね
こうして元気にまっすぐ成長してくれてる事に感謝です。
きみに関わってくれている、お友達や先生、おじいちゃんおばあちゃんにも感謝です。
そして、こんなママのところに生まれてきてくれたきみに一番感謝です。
ママのところに生まれてきてくれて、ありがとう
きみのこれから、色んな事があると思うけど何があっても、ママはきみの一番の理解者でいたいと思っているよ。
きみの人生の辛い時も、嬉しい時も一緒に分かち合える母でいたいです。
そして、母として子供に見てもらって恥ずかしくないよう、襟を正さねば!と再認識した一日でした

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劇に合奏に合唱、年長組の息子にとって最後の発表会です

小さい組から順番に舞台に立ち、いよいよ息子の組の順番が

劇の途中、自分のセリフがない時は同じようにあいているお友達とお話している息子

あのねぇ、マイペースなのはいいけどもう少し緊張感をもって挑んでくれるかなぁ


ほらほら、しっかり前を見て

ビデオを撮っている、私の心の声

そう言えば、思い出した

3年前の運動会での始まりの歌と踊りの時

楽しそうにちゃんと踊って歌っているお友達の中で、きみはきょろきょろ…しまいには、しゃがみこんで何かを一生懸命見つめてた

その時のビデオもしっかり残っています。
ママは、その時も今日と同じ事を心の中で言ってたな

マイペースすぎるのは、きみの良いところであり、ちょっと気をつけてほしいところかな

毎年、こうしてビデオを撮って来て 今日は特に成長を感じました

仕事をしながら、保育園の送り迎え。朝は遅れる遅れる~っとバタバタきみにご飯を食べさせて、グズっているところを抱えて行ったっけ

始めはとても恥ずかしがりやで、周りに馴染むのに少し時間がかかったね。
でも、慣れてくると毎日の保育園をとても楽しみにして、今ではお迎えの時に
「もうお迎えきたの
」って言うもんね

先生には、
「誰とでも仲良く遊べて、みんなに優しくできるお子さんです」
と誉めて頂いてるよ♪
優しいおかげで、なんだか女の子にも人気があるらしいじゃないか


ママは、日々 成長しているきみをとても頼もしく見ています。
今日はビデオを撮りながら、あなたのまっすぐな成長に嬉しい涙がでてきたよ。
毎日いっぱい怒ってごめんね

こうして元気にまっすぐ成長してくれてる事に感謝です。
きみに関わってくれている、お友達や先生、おじいちゃんおばあちゃんにも感謝です。
そして、こんなママのところに生まれてきてくれたきみに一番感謝です。
ママのところに生まれてきてくれて、ありがとう

きみのこれから、色んな事があると思うけど何があっても、ママはきみの一番の理解者でいたいと思っているよ。
きみの人生の辛い時も、嬉しい時も一緒に分かち合える母でいたいです。
そして、母として子供に見てもらって恥ずかしくないよう、襟を正さねば!と再認識した一日でした


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母との決別
母からの電話をきり、私はある種のわりきりができました。
「母さんはいないものと考えよう」
そう考えると、母恋しさに泣くこともなく、毎日が平穏に過ごせました。
とにかく前だけ見て…じゃないと、すぐにでも弱い気持ちがでてくる。
私はしっかりしないと。
泣いてたら、父さんもお兄ちゃんもいたたまれない気持ちになるかもしれない。
私は大丈夫。
絶対に泣かない。
そして、またしばらく経った頃 父は私と兄にこう聞きました。
「お前ら、もう母親には会いたくないよな?」
あまりに唐突だったので
「うん」
と答えてしまいました。
「それだったらいい。いやな、ちょっと確認しておきたかったんだ。父さんとお前らの三人で頑張っていけばいいよな。」
父は、ほっとしたような表情を見せました。
どうやら親権とやらの話かな、と子供ながらに思いそれ以上、父にその話を聞くのはやめておきました。
それから、私と兄、父の三人でなんだかんだとけんかもしながら、日々を精一杯過ごしていました。
普段、父も兄も私より早く仕事に学校に出て行きます。
私は朝起きると、洗濯機を回し、朝食と兄、私のお弁当を作りました。
兄は、高校生でサッカーをしていたのでお弁当箱も大きく、おかずの種類もたくさんいるので毎日 私なりに奮闘していました。
そして、私も学校へ…行きます。ほとんどの日は。
でも、その頃には遅刻 欠席 早退は常習でした。
でも、私は家事をやっている。
だからこれくらい…。
そう心の中で言い訳をし、怒る人がいないのを良いことに好き勝手していました。
友人と遊びほうけたりを繰り返していました。
そんな中学高校時代を過ごしていました。
辛かったのは、始めの一年程。
だんだん図太くなり、若さも手伝いある意味怖いものなしでした。
でも、家事だけは手抜きなしで続けていました。
そして、それから経つ事数年。
短大を卒業した私は、無事就職しました。
働き始めて数ヶ月、珍しく父が改まって話してきました。
「お前らの母さんから、電話があってな。」
「…え?」
私は、またまた意味がわかりませんでした。
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「母さんはいないものと考えよう」
そう考えると、母恋しさに泣くこともなく、毎日が平穏に過ごせました。
とにかく前だけ見て…じゃないと、すぐにでも弱い気持ちがでてくる。
私はしっかりしないと。
泣いてたら、父さんもお兄ちゃんもいたたまれない気持ちになるかもしれない。
私は大丈夫。
絶対に泣かない。
そして、またしばらく経った頃 父は私と兄にこう聞きました。
「お前ら、もう母親には会いたくないよな?」
あまりに唐突だったので
「うん」
と答えてしまいました。
「それだったらいい。いやな、ちょっと確認しておきたかったんだ。父さんとお前らの三人で頑張っていけばいいよな。」
父は、ほっとしたような表情を見せました。
どうやら親権とやらの話かな、と子供ながらに思いそれ以上、父にその話を聞くのはやめておきました。
それから、私と兄、父の三人でなんだかんだとけんかもしながら、日々を精一杯過ごしていました。
普段、父も兄も私より早く仕事に学校に出て行きます。
私は朝起きると、洗濯機を回し、朝食と兄、私のお弁当を作りました。
兄は、高校生でサッカーをしていたのでお弁当箱も大きく、おかずの種類もたくさんいるので毎日 私なりに奮闘していました。
そして、私も学校へ…行きます。ほとんどの日は。
でも、その頃には遅刻 欠席 早退は常習でした。
でも、私は家事をやっている。
だからこれくらい…。
そう心の中で言い訳をし、怒る人がいないのを良いことに好き勝手していました。
友人と遊びほうけたりを繰り返していました。
そんな中学高校時代を過ごしていました。
辛かったのは、始めの一年程。
だんだん図太くなり、若さも手伝いある意味怖いものなしでした。
でも、家事だけは手抜きなしで続けていました。
そして、それから経つ事数年。
短大を卒業した私は、無事就職しました。
働き始めて数ヶ月、珍しく父が改まって話してきました。
「お前らの母さんから、電話があってな。」
「…え?」
私は、またまた意味がわかりませんでした。
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